アウストラル街道」カテゴリーアーカイブ

【サイクリング情報】アウストラル街道(チリ・パタゴニア)

チリ・パタゴニア地方を南北に貫くサイクリストの聖地!アウストラル街道(Carretera Austral)の補給・町・宿など、サイクリング・サイクリスト向け情報をまとめます。(2014年1月~2月走破。)



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【走行日数の目安】
チャイテンから、オイギンスまで、僕たちは33日間で走破。
途中ラフンタ、アメングアル、コイアイケで数日の休憩を挟んでいるので、急げば1ヶ月での走破も充分可能。ただ雨が多いので、雨待ちをして良い景色をみたい場合は1ヶ月半を見たほうがいいかもしれない。
プエルトモンからチャイテンまでを自走する場合は、+4~5日かかる。
プエルトモン~チャイテン間のフェリーは常に出ているわけではないので、下調べが必要。

コイアイケには飛行場がある。空路でコイアイケに入ることも可能。
時間がない場合、コイアイケ~エル・チャルテンでも充分にアウストラル街道を楽しめる。

実質、アウストラル街道の終点は、アルゼンチンのエル・チャルテンになる。
オイギンス村から船で対岸へ渡り、トレッキング道を進み、エル・チャルテンに到着するには、さらに4~5日かかる。エル・チャルテンには飛行場がないため、カラファテの飛行場を利用することになる。
カラファテ空港へのバス(カラファテ行き途中下車)は毎日運行。バスに自転車を積むこともできる。

【補給状況】

地図に名前が載っているような町には、大抵スーパーがある。最長の無補給区間は、コクランからトルテルまでの約100km、未舗装なので、通常4日程度かかる。
トルテルに寄らない場合でもその先のフェリー乗り場に簡単な売店がある。

通常、非常食を含めて2日分の食料があれば、問題ないと思う。
水はどこでも綺麗な沢の水が流れているので問題ない。
道端に大量に育っているナルカ(大きな葉っぱの植物)は、その茎の部分を食べることが可能らしい。が、かじったらあまり美味しくなかった。

プユアピから先、峠の手前に炭酸ガス水が湧き出しているポイントがある。

チェーン系大型スーパーは、コイアイケのみ。
コクランにもそこそこ大きなスーパーが広場の前にありいろいろ買える。

◯自転車ショップ
唯一の自転車ショップがコイアイケにある。
シマノパーツも入手可能だが、シュワルベタイヤなどツーリング用の商品はない。(SPDのビンディングペダルが選べるなど、品揃えは悪くない。ディレーラー、ワイヤーなどはシマノ製を入手可能。この後のダートに備えて、オフロードタイヤを買うこともできる。)

◯アウトドアショップ
コイアイケにノースフェイスのショップがある。アウトドアのセレクトショップもノースフェイスショップから50mほど行った場所にある。さらにコイアイケにはホームセンターがあり、ドイテのテントやガスストーブ、ODガス缶なども手に入る。

手ぶらでコイアイケの飛行場に飛んできて、このホームセンターで適当にテントと食品を買って旅にでることも不可能ではなさそう。

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(参考:コイアイケのマップ)

【路面状況】
チャイテンから40km先までは舗装。その後ラフンタまでは未舗装になる。
ラフンタからプユアピ間は一部舗装が進行中。
その先峠を越えた後からコイアイケ~セロカスティージョ村までは舗装。
その後、最後のオイギンス村までは未舗装になる。

特にセロカスティージョ以降の未舗装は、砂利が深く走りにくい場所も多い。
快適に走るなら、幅の広い(2.0以上)オフロードタイヤがオススメだ。

【宿】
僕たちが宿に泊まったのは、Chaiten, Puyuhuapi, Amengual, Manihuales(Casa de Cyclista), Coyhaique, Cello Castillo, Rio Tranquilo, Puerto Bertrand, Cochrane, O’Higginsの各集落。
これらの町には、宿があり、スーパーがあり、レストランがある。

La Funtaの町にも宿はあるけど、道路工事員が多く泊まっているため、あまり空きがなかった。(ラフンタは町の中心にキャンプ場があり、オススメ。WIFIは町の中心で飛んでいる。)

コイアイケの町は巨大で、宿も多い。値段は高め。
コクランの町は過ごしやすく、休憩には最適。

【アクティビティ&観光など】
アウストラル街道沿いには数多くの氷河がある。大抵看板が道端に立っているので、時間に余裕があれば見に行ってみることをオススメ。
オススメの氷河は、プユアピの先にあるハンギング・グレイシアとオイギンス村からクルーズ船でいくオイギンス氷河。

プエルトベルトランドの村ではラフティングが体験できる。
安全面に配慮してくれる良いガイドなのでオススメ。少し高いけど。

【アウストラル街道周辺の日記】
◯アウストラル街道
2014年1月21日~26日 憧れの、アウストラル街道
2014年1月27日~30日 ラフンタ ~自然の中で生活~
2014年1月31日~2月2日 雨の恵みを感じて
2014年2月3日~7日 ひとやすみ
2014年2月11日~14日 アウストラル街道の本気
2014年2月15日~18日 酸いも甘いも
2014年2月19日~23日 終着の地へ
2014年2月24日~25日 山道を越えて

【映像】
◯アウストラル街道
vol28 アウストラルスタート!の前に、温泉と名物オヤジ
vol29 最高の天気でスタート!
vol30 iPadから編集してみたアウストラル街道2日目
vol31 アウストラル街道3日目、雨降りやまず。
vol32 “自転車乗りの家“?
vol33 でっかい町、コイアイケへ
vol34 アウストラル街道後半戦スタート
vol35 エメラルドグリーンとスカイブルー
vol36 続・アウストラル街道の真髄
vol37 真っ青!マーブル・カテドラル
vol38 クロネコキャンプ場~
vol39 幸せのキャンプ場
vol40 パタゴニアをラフティング!
vol41 とんでもない迂回路
vol42 アウストラル街道もいよいよ佳境へ
vol43 一日雨に降られ…
vol44 最後の村へ
vol45 氷河の氷でウィスキーを
vol46 山道を超えろ!

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山道を越えて

2014年2月24日 氷河クルーズへ

6時前に起床。キャンプの時より早起きしたのは、8時半出発のクルーズ船に乗るから。港までは約8km走らなくてはならない。走るのが遅い私は船に間に合うか心配で、チーズとハムをはさんだパンを急いで食べた。

ようやく明るくなってきた、7時過ぎに出発。朝は結構寒い。いつもの指先のないグローブをしていたけれど、すぐに指先まであるグローブに変えてしまったほど。

無事に8時前には港に到着。アウストラル街道終点の看板が!
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(最後までちゃんと走りました!)

船内はほぼ満席状態。このクルーズ船はチリ側最大のオイギンス氷河ツアーがメイン!

13時頃、氷河が見えてきた!近づけば近づくほど圧倒される。これが形成されるまでどれくらいの年月が必要なのだろう。フェリーはしばらく停止し、氷河をゆっくり見られた。雷のような乾いた轟音をたて氷河が崩れると、人々は歓声をあげる。見たかったんだ、これが。

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そして、船員がゴムボートに乗って氷を取りにいってくれた。そう、ウィスキーを飲むため。ダブルでおいしくいただきました。目的地に着くまでは、2人とも爆睡。

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たっぷり氷河クルーズを楽しみ、対岸へ。
港のすぐそばのキャンプ場(2000ペソ)に泊まることにする。

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(とても景色がきれいなキャンプ場でした。)


2014年2月25日 世界一美しい国境越え

今日は、アルゼンチンへの国境越え。この国境は世界一過酷な、または美しい国境越えと言われている。

過酷なというのはバスや車では通れない、トレッキング道があるから。ここを自転車で通るのもまた至難と聞いていた。倒木があったり、川をわたったりしなくてはならないと。荷物の多い私たちにはあまりにも向いていない道だ。しかし、馬に荷物を積んでもらう手があるようだ。私たちが泊まったキャンプ場のオーナーに頼むらしい。

昨日、ゆうがオーナーに馬を借りれるか聞いてくれた。しかし、ツアー客のような団体がいてもういっぱいで「あさってなら」と言われてしまった。一緒に聞いたフランス人チャリダーは一人だからか馬をゲットしていた。

私たちはちょっと悩んだ。馬に積んでもらえないと国境越えにかなり時間がかかり、そのあとのフェリーの最終便に間に合わないとなると、フェリー乗り場あたりで一泊しなくてはならない。ここでもう一泊しても結局は同じだ。ということでもう一泊のんびりするか、と二人で決めていた。

朝、のんびり起きてまもなく9時になるところだった。セニョールに朝の挨拶をしたところ、馬1頭分(30,000ペソ)なら荷物が積めると言う。二人の自転車用バッグ8個は運ぶことが可能で、ザックは背負うことになった。「それなら早く言ってよ」と言いながらも、一泊せずにすんで良かった。急いでテントなどを片付け、母屋で買ったパンをかじり、10時半ごろ出発。

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キャンプ場から間もなくのところで、チリのイミグレ。2回目のチリ出国だ。ここでの手続きは軍人が行なっていて、出国者の名前は紙台帳に手書きをして管理していた。(普段はは機械でパスポートを読み取り、PCで入力)

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ここからは砂利道でしばらく自転車で走るには難しく、押しながら山道を登った。石ころが減って来たので走れるようになってくると、、フィッツロイが!!よく晴れていてよく見える!ついにここまで来た、という気持ちが高まってきた。

ボーダーでお昼休憩。私たちより1時間以上前に出発した団体さん達にここで追いつくことができた。

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ボーダーを越えるといよいよトレッキング道だ。さっそく手押しで進む。出た!出た!これだ!、と私たちはおもしろがるように沼地や倒木、川の難関?をクリアして行った。ただ一度、川を渡る際、石の上で足を踏み外し、片足がずぶ濡れ。それでもこんなに余裕で進めたのは荷物を馬に詰めたからである、とつくづく思った。

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16時過ぎにアルゼンチン側のイミグレ、フェリー乗り場に到着。早めに着けて一安心。そこは、湖畔とフィッツロイの見事なロケーションだった。私たちの荷物を積んだ馬も17:30くらいに来てくれた。ありがとう!そして無事に最終便のフェリーに乗ることができた。

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(パタゴニアのロゴとフィッツロイを一緒に撮るのが夢だったゆう)

今日も、フェリーで渡った間もなくのキャンプ場(80ペソ)に泊まる。売店、シャワーあり。でもかなり細かい虫が多かった。

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(静かなアルゼンチン側の国境事務所)



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終着の地へ

2014年2月19日 スーパー・スーパー

この日は休養日。コクランでは、ブログなどでオススメの宿、Ana luzに泊まった。
おばさんに「大きなスーパーはない?」と聞くと、「町の広場前にあるよ。」とのこと。
このコクランを出発するとアウストラル街道の終着地、オイギンス村まで補給地点がない。(階段の町トルテルに寄り道しない場合。)およそ4日間の距離だ。4日分の食料を補給しようと勇んで出発する。

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(チリでよく食べていた冷凍ハンバーグ。しっかりとお肉の味がしておいしい。)

久しぶりのスーパー。チェーン店ではないけど、カートがあってワクワクする。何よりも品揃えがすごい。おそらくコイアイケ以南で唯一町と呼べる規模のコクラン(あとは良くて村、だいたいが集落)は周辺で必要な様々なものを売る必要があるのだろう。

生 鮮食料はもとより、お酒の種類もかなり多い。電化製品はパソコンや液晶テレビ、シェーバーもあるし、洗濯機もある。衣料品も一通りある。なにより驚いたの が、パスタ売り場のすぐ後ろでチェーンソーを売っていること。船の船外機や発電機、果てはライフルや拳銃、銃弾までワンフロアで売っている。。一体何なんだこのスーパー・・・。
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(スーパーを超えたスーパーだ…。)
コクランの町は医療施設も整っているし、とても住みやすい町に思えた。


2014年2月20日~21日 アウストラルも佳境

アウストラル街道の終着地、オイギンス村へ出発する。アウストラル街道もいよいよ佳境だ。
道は相変わらずのアップダウン。道もそれほど良くないので一日に走れる距離はどうしても短くなってしまう。
途中、プエルトユンガイからリオブラボーまでは道が繋がっていない。代わりに公共フェリーで湖を渡る。
フェリーの待合所で一泊することに。夜、屋根に当たる雨音が聞こえてくる。

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(右下の写真、コクランの町から40kmもついてきた犬が写っている。)


2014年2月22日 雨と峠と

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(一泊させてもらったフェリーの待合室)

朝起きると外は雨。でも、24日のフェリーに乗りたかった僕たちはちょっと無理して出発する事にする。
途中に大きな峠が3つあった。チリは坂道の傾斜がきついと以前書いたと思うけど、下りの後の登り返しも多い。せっかく登っても下ってまた登らなくてはならない。この登り返しがまた辛い。
雨は一日中止まず、夜も土砂降りだった。

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(激しい振動で再びバッグのねじが飛ぶ)

明日はアウストラル街道最終日。晴れるといいな。


2014年2月23日 終着の地

テ ントから顔を出すと、青空が見えた。快晴というわけじゃないけど雨は降りそうにない。アウストラル街道最終日、有終の美を飾れそうだ。昨日はどんより曇っ ていてあまり見えなかった遠くの景色もよく見える。やっぱりアウストラル街道は晴れに限る。晴れた日のアウストラル街道は眩いばかりに輝いてみえる。森も 水も動物たちも。自然という楽園の全てがあるんじゃないか。そんな風にすら思えてくる。

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今日はわずか35kmの道のり、湖畔沿いを走り吊橋を渡ると目の前にオイギンス村が見えてきた。アウストラル街道最後の町だ。

1月24日にスタートしたアウストラル街道、ちょうど1ヶ月でゴールすることになった。険しい道も多々あったけど、これほど自然に溢れた場所もないのだと思う。豊富な雨、生い茂る木々、綺麗な水が植物も動物も人も豊かにするような気がする。

お疲れ様、アウストラル街道ゴールです。

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(オイギンス村の看板前にて、1000km走破)

町の入口に近い宿にチェックインし、早速翌日にアルゼンチンへ渡る船を予約する。
夜はビールで乾杯。
アウストラル街道を終えたのもつかの間、明日は有名な険しい国境越えだ・・・。


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酸いも甘いも。

2014年2月15日 マーブルカテドラル

翌日、楽しみにしていたマーブルカテドラルを見に行く。大理石が波で削られ紋様が綺麗な奇石群だ。
朝一番早いツアーを申し込み9時に約束の場所へいく。昨日チケットを販売してくれたスタッフはいるのだけど、一向に出発する気配がない。どうやら同じ船でツアーに行 く家族が寝坊したらしい。結局10時出発になってしまった。。もうこういうことには慣れてしまって怒りも感じないのだけど、やっぱり自転車の走行時間が少なくなってしまうのは嫌だなぁ。

モーターボートに乗り込んで20~30分でマーブルカテドラルに到着。
マーブルカテドラルの写真はちょくちょく見ていたけど、実際に来てみると思ったよりよかった。午前中のツアーだったので奇石に日光が差して反射した湖の青がとても綺麗に見える。

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お昼になってしまったけど、残り日没まで頑張るつもりでトランキーロの村を出発する。

トランキーロの村からは細かいアップダウンが長く続きとても走りにくい。景色はアウストラル街道随一なのに、道は一番大変だった。
宝石の道でも遭遇したコルゲーション、洗濯板状の道が延々と続き、スピードが出せない。そんな中、最強を誇るドイツ製のオルトリーブバッグのネジが一つ飛んでしまった。激しい振動で想定以上の負荷がかかったのかな。。
テンションだだ下がりで修理をする。サイズの合うネジを持っていなかったのだけど、何とか別のネジを使って無事直すことができた。どこかで再度修理をしないと。。

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(とにかく景色はすばらしいトランキーロ前後のアウストラル街道)

修理を終え走り続ける僕たち。まだ日没まで少しあるけど、久々に彩がギブアップ気味で機嫌が悪い。僕としてはもう少し頑張って次の町トランキーロヘ着きたかったのだけど、断念。この日は町の手前15kmにあったキャンプ場に泊まることにする。

つ い最近キャンプ場を始めたようで、トイレやシャワーはほとんど新品。とてもキレイだった。それよりも、どちらかというと「自宅の空きスペースでキャンプを してもいいよ。」というようなスタイルがとても自然で気に入ってしまった。オーナー夫妻もとても親切。犬や猫や羊たちも気持ち良さそうに寝ている。

黒猫のチビが僕たちを気に入ってしまったようで、僕たちがご飯を作る間もずーっと辺りで遊んでいる。疲れた一日だったけど最後は猫に癒されました。

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2014年2月16日 結婚記念日

今日は結婚一周年の記念日だ。去年、東京で結婚式を挙げてから早いものでもう一年。この一年を後で振り返った時にどう思うんだろう。

そんなことを考えながら、キャンプ場を出発する。キャンプ場のオーナー夫妻と別れの挨拶。南米式の挨拶も慣れてきた。

今日はベルトランドまでの15kmだけ。あっという間にベルトランドに到着。宿を決めて、楽しみにしていたラフティングに行くことにする。

パタゴニアに入ってからというもの、綺麗な川を見るたびに「川下りしたいなぁ」と思い続けてきた。日本ではカヤックが趣味なこともあって、ベルトランドのラフティングはかなり前から楽しみにしてきた。
湖畔沿いにラフティングのツアー会社があって、申し込みに行く。一人30000ペソ(6000円弱)とチリではかなり高額だけど、結婚記念日ということで、「えいや!」と申し込む。

1時に事務所前に再集合。英語で説明を受けて書類にサイン。全身ネオプレンスーツを着込みヘルメットを被ってボートに乗り込む。
ドキドキだったけど、イケメンガイドのお兄さんが緊急時の脱出方法やら注意事項をジェスチャーを交え英語で説明してくれたおかげでかなり理解できた。

「Adelante!(前へ)」と言われた時はパドルを漕ぎ、「Alto(休止)」と言われた時は漕ぐのをやめる。その繰り返しで徐々に湖から川へと進み出す。

川はかなり激流でボートが激しく上下するほど。ラフティングはとても楽しかった。(おって映像にします。)



夜は宿の隣にあった小さい食堂でささやかなお祝い。牛肉のメインと飲み物はおばちゃんがサービスしてくれた。

パタゴニアの本当に本当に小さな村で一周年のお祝い。きっと一生忘れられない日になるんだろうな。

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2014年2月18日 とんでもない迂回路

ベ ルトランドにもう一泊して、翌18日、ようやく次の町コクランに向かうことにする。道はそれほど悪くないのだけど20kmほど走ったところで工事中の看板 が。工事のおじさんが出てきて、「今の時間この先は通れないよ。」「どうすればいいの?」と聞くと、どうも迂回路があるらしい。
仕方なく渋々迂回路を進むが、この迂回路がくせ者だった。

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まっすぐアウストラル街道本線を進めばせいぜい標高400mの峠で済むところ、なんと550mまで上がらなくてはならないのだ。しかも傾斜が尋常じゃない。この旅で初めて二人で自転車を押さないと登れないような急傾斜が随所にあった。
もう二人で文句を言い合いながら峠を越える。

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(ありえない斜度の坂。どうやって登れと?)

ようやく峠を越えて下までいくと、なんと川に橋がかかっていない。コクランに行くには川を渡らないといけないのに。
困りながらとりあえず迂回路の先まで行ってみる。すると何やらワイヤーが川に渡してある。。もしや、、と見てみると、なんとワイヤーを伝って動く渡し舟があった。

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どうもこの渡し舟、公道と同じような扱いで行政が無料でやっているれっきとしたサービスらしい。渡し舟に乗って川を渡り、夕方19時ごろ、ようやくコクランの町に着くことができた。



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アウストラル街道の本気。

2014年2月11日 アウストラル街道後半へ、再スタート

4泊したコイアイケを後に再出発。コイアイケでは、汐見荘で一緒だった友人との再会を楽しんだり、壊れた自転車部品やアウトドア用品を買い直したりと毎日忙しく過ごした。

道は舗装路、心地よい風を受けながら前に進んでいく。
鬱蒼とした北部パタゴニアの自然は姿を消し、パンパを思わせる草原が広がっている。1100mの峠まで自転車を漕いでキャンプ場で一泊。

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薪ストーブのシャワーがあったので火を起こしてお湯を温めてみた。薪のシャワーは初めてだったけど、予想以上に熱々のお湯が出る。すぐに水になってしまうチリのガスシャワーより安心快適だった。
夜は各キャンプ区画にある小屋にマットを敷いて眠りについた。

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2014年2月12日 あれが、かの有名な!

朝、昨日の薪シャワーがおもしろくなってしまって、もう一度沸かしなおして入ろうかと思ってしまったくらいだった。昨日登った1100mの峠は一気に800mまで下り、また1000mまで上がる。この登って下って登って、という繰り返しが一番疲れてしまう。

ようやく峠を越え坂を下ると目の前に現れた美しい峡谷。
その迫力にしばし見とれる二人。旅人の中で有名な、セロカスティージョ(山)は雲がかかって見えないけど、この景観の素晴らしさはなかなか言葉では言い表せない。

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(ちょうどミラドール(展望台)があったのでお昼休憩も兼ねてのんびりした。)

道は引き続き、「舗装の下り坂」。一番走りやすいパターンだ。
サクッと走って、本日はたった36kmで終了。セロカスティージョの村に泊まることにする。

セロカスティージョの村で泊まった宿は部屋からセロカスティージョが一望できた。マウンテンビュー!
しかも6000ペソ(だいたい1000円くらい)という今までで最安の宿。キッチンもあるし食堂も広いし、自転車用の小屋もあるし。
アメングアルの宿に匹敵するくらいいい宿だった。英語を操るおばさんも親切。

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2014年2月13日 未舗装再び

もう一泊したくなってしまった宿だけど、頑張って出発することにする。
このセロカスティージョ村からアウストラル街道最後のオイギンス村まで約400kmは未舗装だ。舗装路は600kmほど南下したエルチャルテンまで無い。覚悟を決めて、再び未舗装路を漕ぎ始める。

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この日は本当に景色が素晴らしかった。遠くに見える山と青空のコントラストが今までにない風景を作り出していて見惚れてしまう。

道は良いところもあれば、砂利が深く押すこともある。途中、峠もあったけど、日暮れ直前に野宿スポットを見つけ泊まることに。走行距離は60kmほど。

野宿場所の河原に乾いた枝が多く残っていたので焚き火を始める。最近焚き火がマイブーム・・・。

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2014年2月14日 この日も景色は絶好調!

今日はマーブルカテドラルという奇石群で有名なトランキーロを目指す。

著名なガイドブック「地球の歩き方」には、実はこのアウストラル街道のことは1字も書かれていない。パタゴニアといえばカラファテのフィッツロイやパイネの山々、そしてウシュアイアと相場が決まっているらしい。

そんなアウストラル街道の中にあって口コミで目指す日本人が多いのがこのマーブルカテドラルの奇石群だ。

ただ個人的にはアウストラル街道はアウストラル街道の全景色が素晴らしいのであって、マーブルカテドラルも美しいけれど、まったく比較にならないなぁ。と感じていたりする。よくアウストラル街道の話をすると「ああマーブルカテドラルですか」というような流れになることが多いのだけど。「いやいや、アウストラル街道は名所が一つしかないような場所ではないですよ」と抗弁したくなること多々あり。。

小さい峠を越え川沿いの道に出ると、この日も素晴らしい光景が広がっている。絶景という言葉が氾濫している日本では、この言葉が場合によっては陳腐な印象を与えてしまうけど、この日はまさに“絶景”としか言いようがない。

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美しい道をひたすら進む。
途中、別の町への分岐点を少し過ぎたところに宿兼レストランがあって久しぶりのレストランでの昼食をとった。

そのままトランキーロヘ向かっていると、先を進む彩が反対側から来た別のサイクリストと話をしている。「スペイン語も英語もあまり得意ではない彩が立ち話なんて珍しいな。」なんて思って近づくとなんと日本人サイクリストだった。

そのサイクリスト、水口さんはウシュアイアからニューヨークを目指して北上中。相変わらずみんなスケールが大きい。
同い年ということもあって話が盛り上がったのだけど、お互い行く方向も違うし、近くに宿もない。連絡先だけ交換してお互いの健闘を祈る。またどこかで会えたらいいな。

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(薩摩中央のインパクトあるユニフォームを着た九州男児、水口さん。どこからどうみても日本人!)

さて、ようやく到着したトランキーロ。
マーブルカテドラルがあるだけあり、アウストラル街道の中では別格にツーリスティックな町だ。
「ツーリスティック」という言葉には僕の場合どちらかといえばネガティブな意味を含んで使うことが多い。要は観光客慣れしていて、サービスが良くない、温かみがない、というような感じだ。

例に漏れず、この町も宿探しが難航。
いつも通り中心地からちょっと距離がある宿から当たっていくも、中に人がいるのにチャイムを無視し居留守を使われたりと、信じられないことばかり。泊まった宿も横柄な態度のおばさんであまり良い印象がない。

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ひとやすみ。

2014年2月3日 最高の宿
この日は予定ではそのまま走り、次の村を目指すつもりでいたけど、もう一泊することに変更。雨はもうこりごりというくらい、冷え切った体と気持ちを暖めたかったのだ。
それともう一つ、この宿に連泊したかった理由は居心地の良さ。昨日遅くに着いたおかげで母屋の部屋ではなく、離れの部屋を充てがわれたのだ。離れは一つの家になっていてキッチンやトイレ、シャワーが全て揃っている。スペースも広く、ソファもある。そんな宿を1泊で出てしまうのはあまりにもったいない。

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連泊すると決まれば、やることはいっぱい。まずは物干し。衣類からテント、靴までとにかく薪ストーブの周りに置いて乾かす。

宿の目の前にスーパーがあるのも◎
のんびりさせてもらった。
結果的にこのHospedaje El Indioはアウストラル街道のベストホステルになった。

2014年2月5日 カサ デ シクリスタ
居心地が良すぎて3泊もしてしまったアメングアルの宿を出て、次の町マニウアレスを目指す。距離は50km程度、舗装路で問題になる峠もなくあっさりと到着してしまった。

途中、家族で旅行しているスペイン人のサイクリストと遭遇。お母さんが漕ぐタンデムの自転車に少し大きいお兄ちゃんを乗せ、お父さんは小さな弟くんをリヤカーで引っ張る。家族4人で世界自転車旅行。「この世の中にできないことなんてないんだなぁ」と改めて僕の中の常識が上書きされていくのを実感。

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(特殊なタンデム自転車、いつか乗ってみたい~。)

さて、このマニウアレスには「カサ デ シクリスタ(自転車乗りの家)」というサイクリストを無料で泊めてくれる宿があることで有名だ。
早速場所を確認して向かうことに。着くと、扉に大きくCasa de Cyclistaと書いてある。「入っていいのかな?」とウロウロしていると黒人の女の子が扉からでてきて中に招き入れてくれた。
このカサデシクリスタはこの町唯一の自転車屋さんを営むホルヘさん(牧師さんでもある)が運営していて、空いているスペースに自転車旅行者を泊まらせてくれるのだ。スーパーで食材を買って夕ご飯を作る。ガスも水道もWIFIも使わせてくれた。無料で申し訳ないほどだ。牧師であるためか、こちらからのお金は受け取らないみたい。本当に感謝。

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2014年2月7日 大都市コイアイケへ
またもや連泊してしまったカサデシクリスタを後にして、いよいよアウストラル街道最大の都市、コイアイケに向かう。

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天気は薄曇り、時々太陽が顔を出す。舗装路だけどアップダウンが多くなかなか距離が稼げない。プエルトアイセンへの分岐を左に曲がり、川沿いを東に進むとコイアイケの手前にある大きな峠が近づいてきた。この旅初めてのトンネルを通り、石炭の大露頭を過ぎると目の前に、コイアイケの町が姿をあらわす。

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プエルトモン以来3週間ぶりの大きな町だ。早速事前に調べていた宿に泊まり、楽しみにしていた地ビールを飲みにいく。「お疲れさま!」アウストラル街道の前半終了をビールで乾杯。しばし休養をとることにする。

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(ママガウチャの地ビールとコイアイケの町並み)

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(左:泊まった宿のおばさんが白髪染め、右:南京錠が開かなくなり、金鋸で切断することに。。)

<泊まった宿>
一泊目
Hospedaje KOI AIKE 10000ペソ
トイレバス共同 使いづらいキッチン WIfi
値段の割りにはあまりオススメではないかも。

二泊~四泊目
Hospedaje Los Cuatro Hermanos 8000ペソ
トイレバス共同 薪ストーブのキッチン Wifi
メインストリートからは少し距離がある。
おばちゃんがよく外出。その度に自分たちの部屋とトイレ以外、キッチンも全て施錠するので自炊がしにくい。

<オススメのレストラン>
Mamma Gaucha
地ビールとピザが美味しいレストラン。若者や旅行者で大変賑わっている。ピザもビールも本格的でおいしい。
町の中心、広場の近く。

<自転車屋>
町の中心、広場でもらえる地図に自転車屋の位置が書いてある。Simpson
シマノパーツはグレードにこだわらなければ大体売っている。
コイアイケ以降、未舗装路が酷くなるので、オフロードタイヤに履き替えることをオススメ。

<アウトドアショップ>
町の中心、広場からすぐの所にノースフェイスのオフィシャルショップあり。
ノースフェイスからすぐそば、メインストリートAv Ogana沿いにも一件アウトドアショップがある。品揃えは悪い。

ガスボンベやガスストーブは町の外れにあるホームセンターで買った方が安い。


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雨の恵みを感じて。

2014年1月31日 ラフンタをあとに
5日間いたラフンタを後にして自転車旅を再開した僕たち。
天気はどんより曇り空、
アウストラル街道北部のパタゴニアは本当にこんな天気が多い。

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ラフンタから少し走ると突然アスファルト舗装が現れた。事前に知らなかった僕たちは大喜び。舗装路だと自転車が驚くほど滑らかに進んでいく。

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その後の細い道
が、喜びもつかの間。道は再び未舗装路に。この辺りは現在舗装工事の真っ只中。ラフンタまでの道も工事中の所が多かったけども、この辺りも同じらしい。途中に大きなアスファルト工場があった。

ケウラット国立公園に入ると一車線ほどの細い道に変わった。道の両端からナルカが飛び出しワサワサしている。天気も下り模様。この日は走ることに専念して次の町プユアピに着いた。

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プユアピではいつも通り民宿に投宿。ここのおばさん、笑顔の似合うとても愛想のいい人だった。


2014年2月1日 雨のキャンプ
翌日、天気予報を見ると一週間ずっと雨の予報。さすがに一週間も待つわけにはいかず、朝から合羽を着て出発することにする。綺麗な湖が右手に広がる。
「あーあ、これで晴れていればなぁ」なんて愚痴を言い合うけどこればかりは仕方ない。この雨がパタゴニアの豊かな自然の源なのだ。天気の神様の機嫌が直るまでじっと我慢して走るしかない。

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途中、国立公園内の氷河を見に行った。道からそれること2km。英語ではハンギング・グレイシアというらしい。崖の上に氷河があって、溶けた水が滝となって流れている。曇模様で見えるか不安だったけど、無事見ることができた。雨のせいか川が大増水。吊り橋を渡るのだけど、とても怖かった。
この日は40kmほど走ったところでキャンプ。夜も雨が降りしきっていた。

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2014年2月2日 雨の峠越え
天気は変わらず。日本風にいえば曇り時々にわか雨といった感じ。雨の日のキャンプはテントも乾かないし、濡れた服の置き場にも気を使うし、いいことがない。出発の準備をして自転車を漕ぎ始める。今日は600mの峠を越える日だ。雨の中つづら折りに坂をじわじわと登って行く。2時間ほどで峠の頂上に着き、下りに差し掛かる。

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雨の下り坂は結構大変だ。濡れた手が冷えて感覚がなくなってくるし、靴もビショビショ。ブレーキだってかけっぱなし。ブレーキシューのゴムがみるみる減っていく。
ほとんど感覚がない手でバランスを取ること2時間、ようやく下り坂が終わった。
下り坂の終わりにバス停があったので鍋を出してお昼ご飯。普段はお昼ご飯で面倒な鍋を出すことはないのだけど、この日は例外。手を暖めないと走る気力がわかなかったのだ。

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お昼を食べながら雨宿りしているとプユアピで泊まった民宿のおばさんが車で通りかかった。頬を近づけて挨拶。パタゴニアの人々はすぐ親しくなれる。ちかくのプエルトシスネスという町でやっているお祭りを見に行っていたみたい。

嬉しい再会を終えて再び今日の目的地、アメングアル村へと走り出す。
このバス停から先、道は遠くコイアイケまで舗装だ。細かいアップダウンは多いけど、気持ちの負担はずっと少ない。2つ目の峠も越え、無事アメングアル村へ到着。泊まった宿にはこれまでの道中ですれ違ったサイクリストばかり7人で満室。温かい夕食を頂いて眠りについた。

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(神様が虹のご褒美をくれた。)


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ラフンタ〜自然の中で生活〜

※なんとか更新再開の目処が経ちました、お待たせしました。

2014年1月27〜30日
ラフンタには5泊滞在した。到着した日は町の中のキャンプ場でテント泊。こじんまりとしているけれど、一人3000ペソでホットシャワー、流し台もありなかなか良かった。
次の日からは龍樹庵へ。リマで知り会った夫婦がここに滞在していた様子をきいて私たちも興味を持ったのだった。龍樹庵は町から少し離れた丘の上にたっている。そこに木之実さんという日本人女性と夫のポールさん(世界中を歩いて木を植えるアースウォーカーとして世界的に有名な方)が住んでいて、訪れた人に同じ暮らしを共有してくれるのだ。


薪運び
ラフンタ以降でより思い知るけれど、パタゴニアでは薪が大切な燃料。


水くみ
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水道はないので、少し家から離れたところの湧き水をいくつかのタンクにくんで、2、3日蓄えておくのだ。この水がおいしいので、木之実さんいわく料理やコーヒーもおいしくなると。確かに、と私たちも初めにコーヒーをいただいた時に感じた。


ボトルカット
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ワインボトルに専用のカッターを用いて一周傷をつけて、傷付いたところをろうそくでじっくりあたため、水で冷やすとうまくいけばきれいに割れる。ゆうは大成功!不器用な私は大失敗…きれいに割れた下の部分は切り口を磨いてデカンタやグラスとして利用できる。


ベリー摘み
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菜園にフランボワーズやイチゴがなっていた。あとでたっぷりいただく。こんなにフランボワーズを1度に食べたことない!イチゴはこぶりだけれど、甘かった。
 

ハーブ作り
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乾燥させてあったラベンダーやオレガノ(これも菜園でそだったもの)の花や葉っぱを枝から取る作業を行った。


料理お手伝い
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野菜カレー
チャパティ
野菜ジュース(ジャガイモ、ブロッコリー、キャベツの葉、りんご)
野菜お好み焼き(野菜ジュース作りで出たカスを材料にしたもの)
サーモンマリネ

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電気はソーラーパネル、発電機から


ラフンタおすすめレストラン
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木之実さんから教えてもらい、一度龍樹庵の皆で行き、ラフンタ最後の夜にも二人で行ってしまった。雰囲気もGood ! ここにしかないというラフンタの地ビール。ほんのり甘くて香ばしくて今までのビールとは一味違うおいしさだった。料理もどれも絶品!この旅はじまって以来No.1のご飯だった!!


実は、この龍樹庵は2013年10月に「世界の果ての日本人!〜ここが私の理想郷」で特集されていた。そのDVDを木之実さんの解説つきで鑑賞したのも楽しかった。日本からまともにくると3、4日間かかるところに私たちはいるんだと思うと、めったに来れないところに何日間も自由に滞在できて得をしている気分になった。
そしてまた、龍樹庵での日々は帰国後の生活を考え直させられる期間だった。今までは帰国したら以前のように会社勤めをするつもりに考えていた。しかし、パタゴニアに入って緑の多さが気持ち良くて自然の広がる北海道に住みたいね、と漠然と思いはじめ、さらにラフンタでは二人とも自ら農業をやってみたいと思うようになった。日本の都心に住んでいると電車で通勤することが当たり前に思えるけれど、そこから離れる暮らしもいくらでもあるのだ。ここでの暮らしは、東京の人々にとっては電気、ガス、水道もふんだんには使えず、とまどうことが多々あるだろう。でも、木之実さんポールさんは何不自由なく思い通りに、そしてからだもこころも東京の人々よりはるかに健全に暮らしているにみえる。
まぁ私たちにも帰国後のことは何もわからないけれど。

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憧れの、アウストラル街道

いよいよ憧れのアウストラル街道。
チャイテンからラフンタまでの日記です!


2014年1月21日 ずーっと雨!
プエルトモンを出発し、チャイテンの港についたのは朝7時。
窓から外を見ると、灰色の雲が低く垂れ込め、強い雨が降っている。
アウストラル街道初日は雨のスタートになった。

宿を探すも、まだ朝早いのか、ツーリストインフォメーションが開いていない。
しかたなく雨の中あちこち走り回って宿を探すも、値段が高かったり、空いていなかったりで、なかなか良い宿がない。んー、困った。

仕方なく雨宿り。仕切りなおして9時頃ようやく町外れの民宿に泊まることを決めた。
ガレージに自転車をとめて、薪の暖炉で暖まる。こういう寒い日は、薪の暖炉がいい。
特に雨で、気分も暗くなりがちな時、薪の炎はこころも暖めてくれる。

メールをチェックすると、ちょうど一緒にチャイテンへきた友人が近くの温泉に行くという。アウストラル街道をゆっくり楽しもう!という気概で来た僕たちなので、雨をおして参加することに。

雨の中ワゴンで走ること30分、Thermas de Amarilloという露天温泉プールについた。温度は少し低いのだけど、十分に浸かれるプールで1時間のんびり。顔と頭は雨に濡れ、体は温かいという変なプールだった。

夜は宿のキッチンを借りてしっかりご飯。

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(雨の中到着する Don Baldo号)

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(次々に上陸するサイクリストたち)

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(雨の中の露天温泉プール。寒かった~)

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(チャイテンの町の名物おじさんニコラス。この町の観光案内所にいます。ついつい熱中して周りが見えなくなるおじさんです(笑)

2014年1月22日 Youtubeで音楽談義。からの~
朝から雨。すぐに連泊決定。ドイツ人とフランス人のサイクリストも同じ宿、チャリダーばかり5人で晴れ待ち宿泊をする。一日ブログを更新したり、サイクリスト談義に花を咲かせたり。そんな感じで過ぎてしまった。
雨が降っていて特にすることがないので、みんなでそれぞれオススメの音楽をyoutube動画を見せ合うことになった。
それぞれ趣向を凝らした動画をみんなに見せる。
「次は君の番だよ」と言われて、見せたのがJudy and Maryの曲。
特になにも考えてなくて、旅行中ときどき聞いてた曲だったから、つい再生してしまった。
すると、やはり日本人の奇抜なファッションが気になったドイツ人の教師トーマスは、「日本の女子高生はみんなあんな格好をしているのか?教師はどうしているのか?」とひとこと。

「いやいや、違うよー。そんな格好はしてないよ。でも、やっぱり高校によってそういう格好をしたがる子もいれば、真面目な格好をする子もいるし、教師たちも荒れている学校ほど強く抑圧する傾向にあるんじゃないかな。」と答えておく。いやー英語で答えるのに四苦八苦。難しいですなぁ・・・。

福島の現状についても質問を受けて、立ち入り禁止区域が設定されていること、や、現在は火力発電で不足分の電力をまかなっていることなどを説明。

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(Youtubeで好きな動画をみせる各国のチャリダーたち)

2014年1月23日 灰に埋もれた町
この日は朝から綺麗な青空が広がっていた。だけど、僕たちはもう少しやりたいことがあったので、もう一泊だけすることに。ドイツ人&フランス人3人組は出発。
このチャイテンの町、実は数年前の火山爆発で人口4000人の町が、たった400人になってしまったことで有名だ。チリ政府は町ごと移転させようとしていたみたいだけど、結局その話はなくなり、徐々に住民が戻ってきているみたい。川沿いには土石流で埋まってしまった家が並んでいた。

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2014年1月24日 身近な氷河?

いよいよチャイテンから出発する。お世話になったオーナーに挨拶をして、スーパーで買い出しを済ませ、いざ出発。オーナーは彩のほほに顔を近づけて、「ちゅっ」と音をたてる。南米流のあいさつだ。
僕のほうをみて「いやー南米の挨拶の方法だから、ごめんね。」と一言。
「いやーいいよ~気にしないで~」と応じて別れの握手。

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(快く泊めてくれた宿のオーナー)

アウストラル街道。憧れていた道を走り始めた。この日は晴れ。興奮気味の僕はいたるところで「おー」とか「すげー」を繰り返してシャッターを切っている。久しぶりにGoproも動かして、カメラに向かってひとりごとを言ったり…。
アウストラル街道の第一印象は、とにかく緑が深い、ということ。一年の半分以上雨が降り続くこの地では、植物が豊かすぎるほど育っている。目を開けると視界の70%の色が緑だ。もう緑。全部、緑。そんな道をひたすら走る。

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未舗装路に変わりしばらく漕いでいると、道端にキャンプ場を発見。今日はここに泊まることにしてテントを張っていると、なんでも歩いて1時間のところに氷河があるらしい。なんの変哲もないキャンプ場なのに、ちょっと歩くと氷河がある。そんなこと一つにしても僕たちにとってはいちいち驚きだ。早速氷河を見に行くことにした。

氷河までのハイキングコースは、パタゴニア原生林の中をうねうねと縫うように切り開いてある。苔やシダ、木々は瑞々しく育ち、不純物がまるで存在しないかのように空気が透き通っている。

そして目の前に現れた氷河。テレビでしか見たことがない氷河をこんなにあっさりと見れてしまう。そしてその迫力。アウストラル街道初日にして、もうすでにその魅力にやられはじめてしまった。

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2014年1月25日 チャリダーの聖地
氷河が見られるキャンプ場を後にして、一路ラフンタの町を目指す。この日は峠がひとつある。未舗装の上、河原の砂利を敷き詰めたかのような道は走りにくいことこの上ない。そんな峠で、僕の自転車のチェーンがギアを巻き込み、あろうことか変速機のアームをねじ曲げてしまった。応急処置をしたものの、変速がスムーズにできない。この先コジャイケの町で修理することにし、ひとまず先に進む。3時間をかけて峠を越え、ようやくチャイテンの次の町、サンタルシア村へ。

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(大事な部品、変速機のアームが曲がってしまった・・・。)

スーパーで買物をしていると、アメリカ人とイギリス人のサイクリストが通りかかった。本当にサイクリストが多い、このアウストラル街道。ちょっとしたあいさつをして前に進む。
4人で前に進むと今度は前から別のサイクリストが走ってくる。道端でこの先の路面状況について「あーだ、こーだ」と話し込む。

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この日はなるべくラフンタの町に近づきたかったので、ぎりぎり20時ころまで走って、廃屋の脇にテントを張らせてもらった。


2014年1月26日 今日は走る日!
ラフンタの町まではあと50㎞。未舗装だと大体一日の走行距離が50㎞なので、今日も1日走り続けることになりそう。
この日は朝から天気が悪い。曇り空が広がり、あたりの景色もどんより灰色。峠はないのだけど、こまかなアップダウンが続き、砂利道で走りにくい。今日はとにかく走行日、ということに決めてひたすらペダルを漕ぐ。20時頃ようやくラフンタの町に到着。自炊する気力もなく、町のレストランにはいる。も、頼んだポジョ・アサード(焼き鳥)は、半生で、再度焼きなおしてもらうことに。
うーん、ちょっと残念な一日だった。

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(ラフンタまでの道のりは舗装工事の真っ最中。崖を切り崩して、道路に砂利が敷き詰めてあるので走りにくい。)


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