ヨーロッパの地を、離れて

準備は万全に 2014年5月5日
アヌシーからリオンの空港までは120kmほど。最初はその距離を2日間かけて走るつもりだったのだけれど、モンブランのために晴れ待ちをして、走るのに充分な時間が失くなってしまった…今日か明日、ここを出るかの意見が二人で割れてしまったけれど、結局もう一泊することに。居られるだけ居てしまって、ジェレミーたちにお世話になり、申し訳ない気持ちと感謝の気持でいっぱいです。

今日は主にイスタンブールや今後のビザ取得についての情報収集や、日本へ絵葉書を書いたり、飛行機に積むためパッキングをし直したりと作業に時間を費やした。それから、シェンゲン国へのフライトの時に揉めた経験から、トルコから第三国に抜ける航空券を念のため偽造してみたり。

何かしらのトラブルがあるフライト 2014年5月6日
飛行機は18:30発。アヌシーから空港の近くの駅までは電車に乗るけれど、その前後は走らなくてはならない。あまり電車の本数がなく、それに空港での自転車パッキングの時間に余裕を持たせるため、出発したのは朝の5時。昨晩、ジェレミーたちにお礼を伝えておいたので、今朝は薄暗い中ひっそりと出発した。

1-IMG_9090 2-IMG_9094

まずはアヌシーからの電車に間に合いひと安心。そして電車も時間通り目的の駅に着き、またひと安心。次は空港まで25kmほど走る。なんとか予定の11時に空港に着くことができた。

自転車パッキングはもはや慣れたもの(私はできませんが)。順調に完了したので、早めにチェックインをと思ったら4時過ぎまで窓口が開かなく、3時間くらいただ座って時間を潰すことになった。今回のチェックインは問題なく終わり、心配していた第三国への出国チケットのチェックは全くなかった。きちんと構えていた時ほど何もないもの。ただ手荷物検査で、ゆうはパソコンやカメラやなんだか細かいものを持ち込んでいて、検査官に何度も「もう一度通せ」と言われてキレていた。

3-IMG_9099 4-IMG_9101 1-DSC08068

そして機内で座って待っていたら、こんなアナウンスが聞こえてきた。「エンジンの起動に失敗し、再起動するので10分ほどお待ちください。」しかし、結局離陸したのは1時間後。私の隣のムスリムの大変恰幅のよいおばさん(お腹まわりが大きすぎてテーブルを倒せないためか、食事制限しているのか?パンだけ食べていた)は、エアコンも効かない機内での待機は辛そうだった。

1-IMG_2233
(機内に入るとシェフもお出迎えしてくれた。期待していた機内食は今までの中で一番おいしかった!今後もトルコ料理に期待できそう!)

大好きなフランス、さようなら!


※ブログ村ランキングに参加しています。
↓ワンクリックの応援よろしくお願いします。↓
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ