出発前の準備」カテゴリーアーカイブ

ESTAの取得

さて、久しぶりに私からの投稿です。

昨日は、高校の友人たちが私を囲む会として集まってくれました。
集まった場所は高校の最寄り駅です。卒業から10年以上も経った駅周辺はお店の並びなど、すっかり変わっていました。
集まってくれた友人たちと次に会えるのは、少なくとも2年ちょっと後。その皆とは今まで1、2年くらいの間隔で会ってきたのではないかと思います。(まぁ最近はお互いの結婚式でたくさん会った気がするけれど)なので、これから2年間ほど会えないのはなんだか寂しく感じますが、次会えるのは年月だけで言えば意外と今までとそう変わらないんですね。でもこの先の2年間は、私にとっても冒険だし、皆も結婚し子供も生まれて…とても変わってるように思えます。
次回会えるのがとても楽しみです。皆、応援ありがとう(*^^*)

そして、この土日で行った準備は、電子渡航認証システム(ESTA)の取得です。
9月17日にリマへ飛ぶ際に、米国ダラスを経由します。米国を経由するだけでも、ESTAによる認証の取得が必要になるのです。

私の場合は、パスポートの取得からでした。
所持していたパスポートの有効期限は2016年2月。最後のほうに訪れる国によりますが、入国時に必要な残存期間が実に微妙な感じ…有効期限が1年を切れば、切替発給ができます。1年以上ある場合は、海外への赴任命令書や入学許可書など長期滞在する証明書類が必要なようです。はて、何を証明すれば…?
ですが、私は好都合なことに結婚で改姓したため、煩わしそうなことはなしに新たに切替申請ができるのでした。ということで、7月に入ってから会社帰りに申請、受取をしました。今回はじめて10年のパスポートを手に入れました!

ESTAの申請はWebで行います。ここで、取得したてのパスポート番号等を入力します。「申請はすべて英語で」と書かれていたので難しそうに思っていましたが、一番難しい入力は住所かなという感じで問題なくできました。良かった◎

あと、リマへの便のeチケットの控えもプリントアウトしました。これで、ペルー入国への道のりは準備できました。


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トレーニング?

退職してから早くも1週間が経ちました。
この1週間、次のようなことをしていました。

・定期預金解約
・医療保険変更等
・国民健康保険加入(出発まで)

2年間海外に出るので、資金や公的手続きの整理もしていかなくてはなりません。(これはこれで長くなりそうなので、また別機会に。)

・各種ポイント消化

ポイントの有効期限は1年ものが多く、使いきらなくてはなりません。今まで貯めたポイントを一気に消化していくのは、気持ちがいいですね。(クレジットカードのポイント交換は、モノではなく換金系にします。)

・定期的に来るDM等の郵送停止

旅行会社やコスメなどのパンフレットの郵送停止。今も私は実家に住んでいるため、止めておかないと家族に迷惑がかかります。電話一本で停止できますが、受付が平日昼間のみでなかなかできず…。

ここまでは前々から気になっていたもので、次々に完了して結構すっきりしました。

あとは、
・トレーニング
・友人と会う

といったところです。

本題のトレーニング。(トレーニングというには甘すぎると怒られそうですが…)

市民体育館のトレーニングジムで、1日2時間半(利用制限時間いっぱい)、ランニングマシーンやエアロバイクを利用していました。私は、ただその場で走っていたり漕いでいたりするのも平気で、結構淡々と考え事をしながらやってます。これを2日。

あと、夫から「シティサイクルでもいいから(実際に乗る自転車は私の実家にないため)1~2時間走ってみて」とアドバイス?があったので、実家すぐ近くの多摩川を走ってみました。

photo (1)
普段乗っているオンボロチャリで、2時間半くらい(20kmは超えたはず)走ること2日間。
やはり外を走ると、風や川の匂いを感じたり、すれ違う人や犬を見たりとまわりに変化があり、おもしろいものです。

photo
どちらも翌日筋肉痛にならず、意外といけると思ったのですが・・・来月から1日平均70、80kmのペースで行く予定なのです。。それに、たくさんの荷物もあるし、道もはるかに悪いよね。この何倍??

来週から8月いっぱいまで夫が住んでいる名古屋に行きます。
より本番に近い装備で、旅チャリに荷物を積んでトレーニングしてきます!


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【装備】SONY サイバーショットDSC RX100(サブカメラ)

サブカメラとして、ソニーのRX100を持っていきます。

サブカメラは意外と重要です。
例えば「治安が悪く、高価な一眼レフを見せることによって強盗のターゲットになってしまうような場所での撮影」や、「自転車での走行中、気軽に写真を撮る」場合などでは、コンパクトカメラが威力を発揮します。K0000386303_0003
ソニーのRX100ですが、ハイエンドコンパクトデジタルカメラの中でも画質が特に良い機種の一つ。
1型センサーのおかげで、昼間ならほとんど一眼レフで撮影した写真との違いに気が付かないようなこともあります。

また、本来の使い方ではありませんが、今回の旅ではムービーカメラとして活躍することになりそうです。実は今回、装備をコンパクトに、貴重品を最小限にするため、専用のビデオカメラを持っていくことを諦めました。

このカメラのビデオ撮影能力は、ちょっとしたビデオカメラに匹敵します。オートフォーカスももちろん効きますし、手ぶれ補正も強力。外部マイクを取り付けたりすることはできませんが、十分に音も撮れます。(本気で撮影するときはもちろん一眼レフと外部マイクで映像撮ります。)

さくっと使える高画質デジカメ&ムービーカメラとしておすすめの一台です。

こちらがRX100、値段も下がってきています。


後継機種のRX100M2、センサーを裏面照射型に変更し、ISO感度2段階分のノイズが軽減されています。
さらにアクセサリーシューがあるので、外部マイクやストロボ、EVFなどを取り付けることができます。
その分お値段はちょっと高め・・・。


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【ご支援】株式会社オージーケーカブト様

自転車用ヘルメット等を製造販売している株式会社オージーケーカブト様より、自転車用ヘルメットのご支援をいただきました。

IMG_0851 (Large)海外を自転車で走る際もっとも気をつけなければならないことは、交通事故です。
株式会社オージーケーカブト様のヘルメットは、日本人の頭のサイズに合わせて設計されているため、被り心地がとても良く、長時間被っていても疲れにくいことが特徴です。

前回、2007年の旅でもオージーケーカブト様のヘルメットを使わせていただきました。
IMGP1297
(※写真は、ウイグル人の子供です。)

今回の旅でも、走行中は常時ヘルメットを着用していきたいと思います。
事故は忘れた頃に起こるものですから・・・。

今回ご支援いただいた商品

改めて、ご支援ありがとうございます!

株式会社オージーケーカブト様へのリンク

【装備】世界旅行用自転車の紹介 Surly Long Haul Trucker 

もっとも大事な道具、自転車について紹介します。

Surly Long Haul Trucker

IMG_0365 (Large)今回の自転車は、2台とも自分たちでゼロから組み上げました。
すべてのパーツを自分達で購入し、自転車ショップで行ったのはヘッドパーツの圧入作業のみでした。
妻の自転車は妻自身に組み立ててもらいました。(故障しても自分で直せるようになってもらうためです。)
IMG_1730 (Large)
一番大事なフレームは、米サーリー社 ロングホウルトラッカーを選びました。このフレームは多くの旅人がすでに使っており、デファクトスタンダードとなっているフレームです。

ロングホールトラッカーをおすすめする理由

ロングホールトラッカーには、旅のために考え抜かれた装備が満載されています。

ダボの埋め込み

DSC01577 (Large)例えば、半埋め込み型になっている荷台の取り付け穴。非常に負荷のかかりやすい箇所で、穴ごと金属疲労により折れてしまうことがよくありますが、そういうことが起こらないように、フレームに半分埋め込まれてしまっています。このフレーム埋め込み型のダボ穴が折れて溶接したという話はまったく聞きません。一方フレームに埋め込まれてないダボ穴はよく折れて溶接の憂き目にあっています。

3つのボトル用ダボ穴

DSC01578 (Large)水を運ぶためのボトルゲージを取り付ける箇所が、三箇所あります。合計で4.5Lの水を運ぶことができます。水は重く、重心に近いところかつ低い位置につけたいため、フレームに3つも取り付けられるのはかなり重宝します。僕の場合は、更にメインフレームに別のアタッチメントを使ってガソリンタンクを取り付けられるように改造しました。

普通より長いチェーンステー

DSC01579 (Large)荷台に取り付けた荷物がペダリング中のかかとに当たらないよう、普通の自転車よりもペダルと後輪の間隔が長くなっています。これも荷台を付けることが前提の自転車ならではの配慮です。

更にホイールベースの長さによる直進安定性は、他の追随を許さないほど。
超長距離を走る上でハンドルが驚くほど安定するこの直進安定性は本当に助かります。

●経験をもとに、今後旅で選ぶ自転車とは?

ディスクブレーキはマスト

迷わず、ディスクブレーキの自転車を選びます。その一番の理由は、リムの消耗。
Vブレーキを始めとするリムブレーキは長い距離を走ると徐々にリムを削り、最後にはリムが割れることになります。ディスクブレーキではその点の心配が必要ありません。特に積載量の多い旅用自転車はリムの減りが早く、かなり酷使することになります。現在ではほとんどの旅用自転車がディスクブレーキに変わっています。(かわりにディスクが歪むなどのトラブルが発生する可能性があります。)

2013~2015年で使った自転車のパーツ詳細

【フレーム】米Surly社 Long Haul Trucker

【リム】米Sunringle社 Rhyno lite

タンデム自転車にも使われる強靭なリム

【スポーク】西Sapim社 LEADER 2.0mm

折れにくいことで有名。愛用者も多い。

【変速機】シマノ Deore

XTやLXで旅をする人もいますが、軽量化より耐久性をとるべきだと思います。ALIVIOやACERAでも実際問題ありません(メンテ回数は増えるかもしれないけど。)

【ブレーキ】日Shimano社 Deore

【キャリア】独Tubus社フロントDuo、リアLogo

低重心のキャリア。世界中でスタンダードになりつつあります。

【タイヤ】独Schwalbe社 Marathon Plus 26×1.75

厚さ一センチの強靭な耐パンクベルトが入っている。さすがにパンクゼロということはないけど、10000kmあたりの平均パンク回数は5回ほど。走る場所にもよるがパンクしにくいのは間違いない。

【サドル】英Brooks社 B17 Standard

こちらもスタンダード。ただ雨濡れには注意。今買うならこちらがおすすめ。

【ハンドル】Bazooka社 マルチポジションハンドルバー

ハンドルにカメラを付けるなど様々なアタッチメントを取り付けたい人向け

【バッグ】独Ortlieb社 Front Roller Classic、Back Roller Classic、Ulitimate

こちらもスタンダード。バッグとフックを固定するネジがプラスチック製のため5000kmくらいで弾け飛んだ。予めステンレスのボルトとナットに交換しておくとなお良い。

【フェンダー】独SKS社 CromoPlastic

フェンダーなしで旅する人もいるが個人的にはあったほうがいいと思う。


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【ご支援】株式会社モチヅキ様

秋の気配も感じられる9月初旬。
それでも、竜巻あり、猛暑日あり、どこか落ち着かない天候が続いていますね。

8月31日に、1年半を過ごした名古屋から地元・千葉へ引っ越して来ました。
引っ越しの荷物は多少遅れて到着するようで、それまでの間、事務的な手続きなどの仕事を進めています。

さて、今回、株式会社モチヅキ様より物資の提供をいただきました。
心より御礼申し上げます。

DSC01800 (Large)

株式会社モチヅキ様は、アウトドア用品の輸入代理店として、主に米国製で質の高い商品を取り扱われています。
今回、私達は以下の商品のご提供を頂きました。順に紹介させていただきます。

【火器】
・MSR ドラゴンフライ
ドラゴンフライは、MSR社のガソリンストーブの中でも、特に火力の調整が容易なモデルとして有名です。
とろ火から最大火力まで、特徴的なバルブ調整によって簡単に火力の調整が可能です。料理にこだわりたい妻のため、火力調整が可能なモデルを選ばせてもらいました。今回は、出国まで一切ガソリンは入れずに、新品状態のまま空輸します。(使用済みの場合、航空機に積めない可能性が高いため)

【コッヘル・スキレット】
・MSR QUICK 2 システム & QUICK 2 スキレット
MSRのコッヘルとフライパンです。
コッヘルは大小2つ。平皿にスープボールがセットになっています。全てがコンパクトに収まり、収容力が少ない自転車旅行向きの装備です。今回は、フライパンも持っていくことにしました。炒めものや焼き物が好きな私達にはピッタリの装備です。


【浄水器】
・MSR オートフローグラビティフィルタ
浄水器は悩む装備の一つです。いまや世界どこでも(一応)安全なペットボトル入りの水が買える時代です。旅人の中では浄水器を装備から外す人もいますが、私達は今回の旅で、インド・ラダックや、パミール高原など、割りと人の入らない場所まで踏み込むことになります。よってできるだけ軽量で高性能な浄水器という観点から、MSRの最新の浄水器を選ばせていただきました。化学物質、毒素、ウィルスには効果がありませんが(これは基本的にはどこの浄水器も同じ)細菌、微生物、汚れなどは0.2ミクロンのフィルタによって除去することができます。エキノコックスなどにも有効です。

【マット】
・THERMAREST Z lite sol
マットは選択が難しい装備のひとつです。寝心地を重視するか、使い勝手を重視するか。
今回はエアマットとクローズドセルマット、2種類を持参しますが、そのうちクローズドセルマットとして持参するのが、このZliteです。
とにかく展開が容易という点が最大のメリット。寝たいときに草地に「バーン」と広げれば、すぐに寝ることができます。これは結構大事。寝心地も比較的よく、地面に凹凸がなければエアマットとそう変わりません。

【バスタオル】
・PackTowl オリジナル
旅では、綿の巨大なタオルを持っていくわけにはいかないので、速乾性に優れたコンパクトなタオルを持っていくことになります。各社様々な製品をだしていますが、今回私達は、パックタオルのオリジナル、というモデルを選ばせて頂きました。吸水力がタオルの自重の10倍と、この手のタオルの中ではかなり大きいものです。

改めまして、株式会社モチヅキ様のご支援ありがとうございます。

株式会社モチヅキ

【装備】蛍光ベスト

安全のために蛍光ベストを購入しました。

IMG_2745 (Large)

交通事故に合わないように、とても目立つ蛍光ベストを着用します。

結構距離を置いても目立ちます。

IMG_2748 (Large)

日本だとちょっと恥ずかしいのが難点・・・。


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