場所: ビーニャ中心地から4kmくらい離れているところにある。
↓ワンクリックの応援よろしくお願いします。↓
場所: ビーニャ中心地から4kmくらい離れているところにある。
舗装路だから走りやすいだろうと思っていたら、
アルゼンチンは路肩が狭く、白線の上を走っている感じ。
時折、緑豊かな風景に似合う素敵なcabana (バンガロー)が見えると泊まるわけでもないのになんだかワクワクしてしまう。
目的地のSan Martin が見えてきた。14時前には到着。ログハウス風の建物ばかりでいい雰囲気。しかし、
2014年4月3日
※日記の途中ですが、ふと思いついたことをまとめてみたくなりました。少しだけお付き合いください。
3月28日にスペインのマドリードに到着して早2週間。
ようやく最近、どうしたら効率的にヨーロッパを自転車で旅できるのかがわかってきました。
以下、旧来型の冒険旅行、いわゆる「行き当たりばったりの困難自体を楽しむ」という趣旨からは外れてしまうので、好き嫌いは必ずあると思いますが、ひとまず書いてみます。
ヨーロッパを安く旅するコツ
とにかく高いヨーロッパを安く旅するコツは、何より「情報」です。
安いキャンプ場、安いスーパー、安い宿、そしてWarmshowers(自転車旅行者を無料で泊めてくれる元自転車旅行者のネットワーク)こういった情報は、すべてインターネットを通じて入手します。
というわけで、個人的にはヨーロッパを安く旅するには、インターネット接続環境が必須ではないかな、と思ったりします。
もちろんWIFIが飛んでいる場所で接続してもいいのですが、野宿などでWIFI接続できない環境も多いですし、キャンプ場やスーパーをGooglemapで検索するためにはやはり携帯があったほうが楽です。
安いキャンプ場に1~2回泊まれば、携帯料金の元はとれてしまうことが多いのではないでしょうか。
旅する端末
・OSの選択
どちらのOSに使いたいアプリがあるか、ということですが、僕はAppleをおすすめします。
まず地図アプリは圧倒的にiOSのほうが種類が豊富です。
次に、辞書アプリもiOS対応のほうが内容も確かなものが豊富です。
唯一、Google関係のアプリ、例えばGoogle翻訳アプリは、Androidに限って翻訳に必要な元データをオフラインでキャッシュできるので、iOSより優れています。
以前も紹介したことがあるアプリGarilleo(ガリレオ)
このアプリは自転車旅行に最適なOpenCycleMapを使うことができます。
OpenCycleMapは、自転車屋の位置、自転車専用道路・レーンの位置、車道の一方通行の情報、10m間隔の等高線がひと目でわかるようになっています。使用感も申し分ないアプリで、かつ最新のOpenStreetMapも閲覧できるので、スーパーやキャンプ場を探すときに重宝します。もちろん上記2つのマップはオフラインでキャッシュできるので、ネットがつながらなくても使えますし、GPSで現在位置もわかります。
結局のところ、このアプリがあまりにも便利すぎるため、ネット環境を求め、iOSを使うことになってしまうわけです・・・。
CityMaps2goやMapsWithMe、Bikemap、なぞる距離 など、とにかく便利なアプリがiOSには多いので実用上の理由からiOS以外に選択肢がありません。
・画面サイズ
iPhone、iPad、iPad miniの三種類がありますが、オススメはiPad miniのセルラー版SIMフリーです。
iPhoneの場合、海外の旅行会社サイトやオンライン予約などで通常のパソコン用サイトで作業しなければならない場合に画面が小さすぎてやりにくいことが多々あります。
iPadの場合、単純に大きすぎて、収納に困ります。オルトリーブのハンドルバッグに収まりません。
その点、iPad miniであれば、オルトリーブのハンドルバッグにもちょうど収まるサイズで、カメラや財布などの貴重品を一箇所で管理できる利点が生まれます。もちろんテザリングもできるので、コンピュータをインターネットにつなぐこともできます。
というわけで、もしこのブログを目にする機会がある次世代のチャリダー、ITをうまく使いこなしていきたいチャリダーにはiPad miniセルラー版をおすすめします。
カッパドキアでの日々 (2014年5月18日~2014年5月20日)
日本人チャリダーと遭遇
宿で朝食を取るため、食堂のテラスへあがるとびっくり!昨日は真っ暗になってからの到着だったからまわりの景色がわからなかったけれど、ここは奇岩に囲まれた町だった。こんな景色を見ながら朝食を取れるなんて。「今回の旅に行く前からカッパドキアは絶対に行きたい!」と思っていた私は、「これが見たかった景色だ!」と感動。
朝食を終えてテラスから降りるときその真下の入口にチャリダーが入ってきた!しかも日本人!日本人チャリダーマニアのゆうは会ったことがない彼を「あのブログの方ですね?」と言い当てていた。彼は森林悠生さん、私たちとは逆ルートで東から進んできたチャリダー。私たちのことは知らないようだったけれど、チャリダーだとわかると話は弾み、いろいろと情報交換もできた。それにしてもうれしい偶然。ここの宿は日本人がよく来るとは聞いていたけれど、チャリダーに会えるとは。
カイマルク地下都市
カイマルクの地下都市へは、別の日本人パッカーさんに教えてもらった方法で向かった。ドルムシュ(往復一人11リラ)。ギョレメのバスターミナルでネヴシェヒル行きに乗り、そこからカイマルクいきに乗り換える。バスのフロント窓に行先名の書かれたボートが置いてあるのでわかりやすい。
待ち時間も含めて一時間かからずにカイマルクに到着。地下都市はバス停からすぐ近くだった。町の中は人気があまりなく静かだったけれど、地下都市入り口にはチケットを買うため行列ができていた(一人20リラ)。さっそく地下へ。中はひんやりして涼しい。人が列になっているから迷わず順路を進めるけれど、所々にある矢印だけでは迷子になってしまいそうなほど複雑に道が張り巡らされている。食料貯蔵庫、教会、ワイナリーなどを見つけると、工夫された構造に感心したりかつての生活を想像したりして楽しむことができた。かつてここには2万人ほどが生活していたというのは驚き。
(上右:しゃがみながらではないと進めない通路もたくさん。下:付近のお土産店)
朝陽と夕陽と気球
早朝4時半頃に起きてまだ薄暗い中、宿を出て行く。日中は半袖で問題ないけれど、陽が出てないと寒くてダウンを着ていったほど。30分位歩いて、小高い丘を撮影スポットに。微速度撮影↓
5時過ぎにはあちこちでゴーゴーと音を立てながら気球の準備がされていて、ひとつまたひとつと次々に気球が打ち上がっていく。そして陽もまぶしく出てきた。気球はますます増え、その数80近く!すごい数!今、何人気球に乗っているんだろう…朝陽と気球、ポップな景色でした。(私たちはこの景色を見るだけで十分だったため気球には乗らず)
夕陽は宿近くの丘へ見に行った。広大な奇岩群が赤く焼けてとても美しい!もっとここにいられるならもっとのんびりしたい、と二人ともこの景色が気に入ってしまった。帰り道にはちょっとお高そうなホテルが並んでいた。日本人ツアー客らしき方々が泊まっている模様。カッパドキアらしい雰囲気をより味わえそうだし、こういうところにも泊まってみたいな。
風土料理ポットケバブ
宿で一緒になった日本人みんなでレストランへ。カッパドキアの風土料理と言われるポットケバブ(セットで20リラ)を注文してみた。ウェイターが私たちの目の前でポット(陶器)を叩いて割ってくれるパフォーマンスがおもしろくて、みんな自分の分を動画に収めてみたり。最後まであつあつでおいしかった。
宿:Paradaise Cave Hotel
ドミトリーは一人25ラリ。朝食付き(エキメッキがおいしい!)、Wi-Fiあり、cave型の部屋。シャワーとトイレはカーテンなどの仕切りなしで一室にあるので、ちょっと使いにくい。キッチンが利用できると他のブログで見たけれど、今はゲストに貸すのは辞めてしまったみたい。チェックアウト後も荷物を預かってくれたり、バスの出発時間まで宿内にいさせてくれる。男性オーナーは英語ペラペラ。より安い宿はあるみたいだけれど、立地、居心地も良くオススメ◎
アンカラへの帰りはギョレメ12:30発のバスを選択。その前にトルコアイス!全部のフレバーをミックスにしてくれた。このアイス屋の店員もそうだけれど、時々「めっちゃうまいよ!」とか日本語で話しかけてくるトルコ人もいたり。バスターミナル周辺は観光地らしく、お土産屋さんがたくさん。そのあたりも含めて、私たちはこの町全体の雰囲気も気に入ったのでカッパドキア観光にギョレメを選んで正解だった。
イランの旅も佳境に入ってきました。本日が7月14日。7月21日にトルクメニスタンに入国します。
さて、旅カメラ
旅とカメラ、古今東西ずーーーっと語られてきたテーマですね。
10ヶ月旅をしてきて思ったことを、備忘録としてまとめておきます。
Canon EOS6D / EF24-105mmF4L IS USM
今回の旅でメインカメラとして使っているのは、キャノンの6Dです。
35mmフルサイズセンサーを搭載したカメラで、特に高感度性能に優れています。
10ヶ月間、旅で使ってきてメリット、デメリットが見えてきました。
まずはデメリットから。
1、重い
6Dは本体が680g、レンズが670g、合計で1350gになります。
「気軽に」とはいえない重さですね。
2、線が太い
これはレンズの問題ですが、EF24-105Lは設計年度が古いため、以前僕が使っていたEOS7D / SIGMA17-50mmF2.8EXの組み合わせに、解像力で劣る場合があります。特にポートレートなどで、空気感の表現力に差があるような印象を持っています。(解像力については後述)
3、手ぶれ補正が煩い
これもレンズの問題ですが、EF24-105Lの手ぶれ補正音は音が大きく、動画撮影の際、手ぶれ補正をオンにしておくと、補正オンを思いっきり拾います。特に手持ちで風景撮影をするときなど、周囲が静かな分目立ちます。
というように、重さと解像力、手ぶれ補正音に悩まされることがあります。
次にメリットを
1、高感度性能
6Dを選んだ最大の理由は、この高感度性能です。
事実、ISO6400まではほぼ常用可能で、ISO12800も場合によっては使うことができます。
なんのことやら、という話かもしれませんが、通常のAPSC一眼レフカメラ、ミラーレスの場合、ISO3200でもノイズが目立ってしまうことがよくあります。(7Dや60D、70Dの弱点)
2、WIFI機能、GPS機能
WIFI機能、意外と使用する頻度が高い機能になっています。というのも、iPadやiPhoneからSNSに投稿する場合、写真を一度取り込む必要がありますが、WIFIがあると、いちいちカードを差し込まなくてよいので、とても簡単にデータを移すことができます。
GPSは、バッテリーに余裕がある場合、ほぼオンにしています。特にあとで見返した時(例えば記憶が曖昧になる数年後など)、GPSデータが残っていると、どこで撮った写真かすぐわかり重宝します。(前回の旅の経験から)
3、階調再現性
コンパクトカメラとしてSONYのRX100を使っています。RX100のレビュー記事などを読んでもらえばわかると思いますが、RX100自体がとても高性能なカメラとされています。
が、しかし、6Dで風景を撮影した時の階調再現性は、やはり別格です。ポートレートが微妙という話をしましたが、こと風景撮影になると、シルクのような艶やかさをまとって、グラデーションが再現できます。
これが意外とすごい。あとでサンプルを掲示します。
4、RAW現像の威力
EF24-105mmF4Lレンズにちょっと不満がある、というような書き方をデメリットの項でしましたが、コンピュータでRAW画像を現像すると、まったく違った印象になります。
キャノンのRAW現像には、独自のDLOという技術があります。デジタルレンズオプティマイザ、という名前で、「撮影時に様々な条件で劣化してしまった画像を、劣化する前の状態へ戻す。」という技術です。
この技術を使うことで、写真はまったく解像力不足を感じなくなります。
5、防塵防滴性能
6D及びEF24-105mmF4Lレンズ、ともに防塵防滴設計になっています。画質と直接関係がないので、普段あまり気にしないのですが、旅カメラとしてはとても重要なポイント。砂塵の中で撮影しても、本体内に入り込まない設計なので、安心して使うことができます。
以上、メリットです。
南米、パタゴニア以降、上述のDLOを使うため、写真はRAWで撮り続けています。
ちょっと手間はかかりますが、RAW現像をすることで、風景や人物を撮影するときも解像力不足を感じずにいます。
サンプル
ポートレート編(いずれも6DとEF24-105mmで撮影。DPPで現像、DLO適用済み)
風景編
次に旅をするとしたら、どんなカメラを選ぶか。
一眼レフ、ミラーレスカメラに限定すれば、以下のようなカメラがいいかな、と思っています。
重視することは3点
1、解像力を充分に満たすこと
2、軽いこと
3、動画撮影時の制約が少ないこと(動画AF能力、手ぶれ補正作動音の低減)
上記のポイントを考えると、以下カメラがオススメです。
SONY α6000
ソニーの最新ミラーレスカメラ。本体重量は344g、ツアイスの16-70mmF4(35mm換算で24-105mmと同等)が308g、合計652gとなり、6D&EF24-105と比べ、700g軽くなる。さらに動画撮影時のAFもすばやく、外部マイクもワンタッチで付けられる。動画も撮りたい人、旅カメラにはオススメです。
ただ、まだ自分自身で使っていないので、解像力で満足するかどうか、ちょっと不安。
チリ・パタゴニア地方を南北に貫くサイクリストの聖地!アウストラル街道(Carretera Austral)の補給・町・宿など、サイクリング・サイクリスト向け情報をまとめます。(2014年1月~2月走破。)
チャイテンから、オイギンスまで、僕たちは33日間で走破。
途中ラフンタ、アメングアル、コイアイケで数日の休憩を挟んでいるので、急げば1ヶ月での走破も充分可能。ただ雨が多いので、雨待ちをして良い景色をみたい場合は1ヶ月半を見たほうがいいかもしれない。
プエルトモンからチャイテンまでを自走する場合は、+4~5日かかる。
プエルトモン~チャイテン間のフェリーは常に出ているわけではないので、下調べが必要。
コイアイケには飛行場がある。空路でコイアイケに入ることも可能。
時間がない場合、コイアイケ~エル・チャルテンでも充分にアウストラル街道を楽しめる。
実質、アウストラル街道の終点は、アルゼンチンのエル・チャルテンになる。
オイギンス村から船で対岸へ渡り、トレッキング道を進み、エル・チャルテンに到着するには、さらに4~5日かかる。エル・チャルテンには飛行場がないため、カラファテの飛行場を利用することになる。
カラファテ空港へのバス(カラファテ行き途中下車)は毎日運行。バスに自転車を積むこともできる。
地図に名前が載っているような町には、大抵スーパーがある。最長の無補給区間は、コクランからトルテルまでの約100km、未舗装なので、通常4日程度かかる。
トルテルに寄らない場合でもその先のフェリー乗り場に簡単な売店がある。
通常、非常食を含めて2日分の食料があれば、問題ないと思う。
水はどこでも綺麗な沢の水が流れているので問題ない。
道端に大量に育っているナルカ(大きな葉っぱの植物)は、その茎の部分を食べることが可能らしい。が、かじったらあまり美味しくなかった。
プユアピから先、峠の手前に炭酸ガス水が湧き出しているポイントがある。
チェーン系大型スーパーは、コイアイケのみ。
コクランにもそこそこ大きなスーパーが広場の前にありいろいろ買える。
唯一の自転車ショップがコイアイケにある。
シマノパーツも入手可能だが、シュワルベタイヤなどツーリング用の商品はない。(SPDのビンディングペダルが選べるなど、品揃えは悪くない。ディレーラー、ワイヤーなどはシマノ製を入手可能。この後のダートに備えて、オフロードタイヤを買うこともできる。)
コイアイケにノースフェイスのショップがある。アウトドアのセレクトショップもノースフェイスショップから50mほど行った場所にある。さらにコイアイケにはホームセンターがあり、ドイテのテントやガスストーブ、ODガス缶なども手に入る。
手ぶらでコイアイケの飛行場に飛んできて、このホームセンターで適当にテントと食品を買って旅にでることも不可能ではなさそう。
チャイテンから40km先までは舗装。その後ラフンタまでは未舗装になる。
ラフンタからプユアピ間は一部舗装が進行中。
その先峠を越えた後からコイアイケ~セロカスティージョ村までは舗装。
その後、最後のオイギンス村までは未舗装になる。
特にセロカスティージョ以降の未舗装は、砂利が深く走りにくい場所も多い。
快適に走るなら、幅の広い(2.0以上)オフロードタイヤがオススメだ。
僕たちが宿に泊まったのは、Chaiten, Puyuhuapi, Amengual, Manihuales(Casa de Cyclista), Coyhaique, Cello Castillo, Rio Tranquilo, Puerto Bertrand, Cochrane, O’Higginsの各集落。
これらの町には、宿があり、スーパーがあり、レストランがある。
La Funtaの町にも宿はあるけど、道路工事員が多く泊まっているため、あまり空きがなかった。(ラフンタは町の中心にキャンプ場があり、オススメ。WIFIは町の中心で飛んでいる。)
コイアイケの町は巨大で、宿も多い。値段は高め。
コクランの町は過ごしやすく、休憩には最適。
アウストラル街道沿いには数多くの氷河がある。大抵看板が道端に立っているので、時間に余裕があれば見に行ってみることをオススメ。
オススメの氷河は、プユアピの先にあるハンギング・グレイシアとオイギンス村からクルーズ船でいくオイギンス氷河。
バックパッカーの方のお目当てはもちろんマーブル・カテドラル。ただチャリダーはその道自体が絶景
プエルトベルトランドの村ではラフティングが体験できる。
安全面に配慮してくれる良いガイドなのでオススメ。少し高いけど。
2014年1月21日~26日 憧れの、アウストラル街道
2014年1月27日~30日 ラフンタ ~自然の中で生活~
2014年1月31日~2月2日 雨の恵みを感じて
2014年2月3日~7日 ひとやすみ
2014年2月11日~14日 アウストラル街道の本気
2014年2月15日~18日 酸いも甘いも
2014年2月19日~23日 終着の地へ
2014年2月24日~25日 山道を越えて
vol28 アウストラルスタート!の前に、温泉と名物オヤジ
vol29 最高の天気でスタート!
vol30 iPadから編集してみたアウストラル街道2日目
vol31 アウストラル街道3日目、雨降りやまず。
vol32 “自転車乗りの家“?
vol33 でっかい町、コイアイケへ
vol34 アウストラル街道後半戦スタート
vol35 エメラルドグリーンとスカイブルー
vol36 続・アウストラル街道の真髄
vol37 真っ青!マーブル・カテドラル
vol38 クロネコキャンプ場~
vol39 幸せのキャンプ場
vol40 パタゴニアをラフティング!
vol41 とんでもない迂回路
vol42 アウストラル街道もいよいよ佳境へ
vol43 一日雨に降られ…
vol44 最後の村へ
vol45 氷河の氷でウィスキーを
vol46 山道を超えろ!
ポカラに着いたばかりの頃はカトマンズの方がおもしろいと感じていたけれど、日に日にポカラが好きになっていった。湖沿いも遊歩道があって、天気が良ければ散歩も良い。去る頃にはもっと滞在したかった街になりました。
<ごはん>
トレッキングの前後合計で3週間くらいいたカトマンズ。おいしい日本食がいっぱいだし、中華にイタリアンも。長旅の食に対する欲望をかなり満足させてくれた。考えることといえば、「次は何を食べようかな」。かなりたくさん行ったな。22店舗紹介!(これ以外にも数店舗行ってます)
●日本食●
桃太郎
日本食一番はここ!毎回サービスの一品もおいしい。らーめんもそれなりにありだと私たちは思う。日本人もそうだけれど、欧米人がたくさんくる日本食レストランはここくらい。ラーメン等麺類を静かに食べる欧米人にはなんだか違和感を感じてしまう。そしてお座敷で土足のまま上がっているのを見たのは衝撃的だった。
こてつ
ゆうの知人が働いているので行ってみたお店。日本大使館近くにあり、観光客向けというより大使館御用達の在ネパール日本人向けといった感じで本格的。最安はお好み焼き400ルピー。魚介類はオーナー自ら日本から運んでくるそう。
きずな
一番お手頃価格なのはここ!タックスなし。スタミナ丼には生卵がのっていてそれを食べたゆうはなんともなかったみたい。でも保証はできませんよ!天丼も見たらボリューミーで食べたかった。いくつかお店が集まっているオープンスペースで食べる。ちなみに隣の隣の台湾料理屋も食べてみたけれど、ここもオススメ!
(中段・下段は台湾料理屋)
ロータス
日本のカレーライスが食べられるお店。ちょっと薄めのルーでゆうは醤油をかけて食べていた。ごはんは無料でお代わり可。
ふるさと
無難においしい。定食は高めだが丼物は安め。デワリー(祭日)でほとんどの店が閉まっている時もここは営業していた。
おふくろ
ここも無難においしい。私はちょうどお腹の調子が悪い時に行って、2回とも雑炊だったけれど違和感のない雑炊だった。定食のごはんは無料でお代わり可。
ちゃちゃカフェ
日本風の洋食屋。ハンバーグやパスタなど。チキンが特においしい!店内は落ち着いたオシャレめなカフェのよう。
小春
比較的新しいお店のよう。知人の知人がオーナーをやっていたので少し話を聞いたけれど、カトマンズは電気、水の事情がやはり悪いので飲食店の経営も苦労しているそうだ。たこ焼きが食べられるのはここくらい?でも私たちが食べたときはもっとソースがほしかった…
●ステーキ●
エベレストステーキハウス
ここは行くべし!他のお店からすれば安くはないけれど、シャトーブリアン(牛のヒレの中で中央部の最も太い部分のこと。最も美味であり最高級部位とまで言われている)がなんと、1kg2200ルピーほどで食べられるのだ。日本でこの価格では絶対に食べられない!日本でおいしい肉を食べ慣れている人にはオススメとまで言えないが、十分おいしいはず!!見応えも十分◎まわりの付け合せもおいしい。4人で1kg(二人ならハーフサイズ)がちょうどいいかな?
●中華●
朝に手頃な中華(店名忘れ)
「おふくろ」脇の細い道を入ったところにある屋根のないお店。中国人が多くがやがやした感じだけれど、朝は100ルピー程度で食べられる手頃なお店。夜は早く行かないと麺類が売り切れとなってしまうよう。
新重庆味快餐店
狭い店内でお昼時、夕飯時は満席になっている。こちらも手頃価格でおいしい。
嘉麟閣
肉類が入ると値段が張るけれど、スープは3~4人前あって150ルピーくらいと手頃なメニューもあり。油が多めだけれどそれなりに良い味。
●イタリアン●
Fire & Ice
ピザの人気店。TAXもかかり高い。なのでさすがにおいしい。トレッキングから帰った打ち上げにでも◎。
●チベタン料理●
Utse
チベタン鍋、ギャコクが食べられるというので行ってみた。ギャコクを注文するには事前に予約が必要(私の場合、直接店に行き予約。その時500ルピーくらいデポジットを払った。)。ホテルの中にあり、普通の?外国人観光客が多かった。ギャコグは日本人好みの醤油系の味で、春雨などが入っている。チョーメン、モモ、野菜炒め、ごはんもついてボリューム満点。
Gilingche
最後にテントゥク(120~)が食べたくて入ったお店。日本食からすれば半額くらいで食べられる。店内も思ったより広めで清潔。チベタン料理が食べたい人はぜひ!
●ダルバート・モモ●
タカリバンチャ
カトマンズでダルバートを唯一食べたお店。料理が出てくるのが早い。それほど辛くなく食べやすかった。その場のテンションもあるのだろうけれど、トレッキング中のダルバートの方がうまい!と印象に残る味だったかな。
New Everest Momo Center
モモといえばここ!一皿70ルピー。モモ一品しかメニューがない。ソースがおいしい。地元の人がたくさんくるお店。
Momo Hut
観光客向けできれいなお店だけれど、それなりに高め。いろいろな種類が食べられるのはいいかも。私たちが入ったときはガラガラでしたが。
●カフェ・軽食●
Himalayan Java
オシャレめで落ち着けるカフェ。マキアートなんかもある。停電中も電気(充電できるデスクあり)がつき、ネットもつながっている(調子が悪い時も)のでゆうは毎日のように通っていた。
Snowman
クリームキャラメル目当てで行ってみた。期待以上のものではなかった…まぁこんなもんかな。古い店舗だけれどそれがいい味を出している。
ちくさ茶房
朝一度行ったら欧米人が多かった。インスタントではないコーヒーが飲める。パンケーキは思ったより小さめ。
B.K.’s Place
軽食のお店。フライドポテト(S180M210L240)がおいしい。ソースも多数ある(各20)。軽めに抑えたいときはいいかも。
Hot Breads
21:00になるとパンが半額になる。そのように遅くになると半額になるパン屋さんはいくつかあるけれど、パンが一番美味しいのはここ!夜かって、翌朝食べる(割引後100ルピー分くらい)のが日課だった。タメルから外れたところにも同じパン屋があり、そこは普段から同じものでも20~30ルピーくらい安かった。ちなみに向かいのスーパーは品揃え豊富でここもよく通っていた。
<宿>
宿だってたくさん。E.B.C.トレッキングから帰ると、停電(電力不足のため計画的に行われる)の時間が長くなり、宿選びが重要になってくる。
NIRVANA PEACE GUEST HOUSE
ネパール前半で泊まった宿。初めはツインで650ルピー(バス・トイレ共同)だったけれど、デワリーあたりの時期は1000ルピー(バス・トイレ付)で交渉もしたけれど折れてくれなかった。トレッキングに行く時は不要な荷物を無料で預かってくれる。しかし、一度お願いします!と預けたはずが、帰ってくると荷物保管場所になく、失くなってしまったのかと思ったら、ロビーの脇においてあり、「ずっと誰のかわからなくて置いてあった」なんてことが。。すべて持ち物は無事だったけれど。
停電中も予備電気がつき、Wi-Fiも一応つながる。シャワーはソーラーなので不安定。洗濯が屋上ででき、自前の紐を張って干していた。くつろげるスペースがあり、タメルからちょっと外れているので落ち着いてるのは良い点か。
IMPERIAL GUEST HOUSE
後半に泊まった宿。数泊するといったらツイン800ルピー(バス・トイレ付)で。おじさん、おばさん(ちょっと日本語を話す)はいい人。ポストカードを出したくて最寄りのポストを聞いたら、預かって出してくれた(ちゃんと届いた)。
立地はまぁまぁだけれど、部屋によってあまり日が当たらなく12月は寒かった。
清潔でシンプルな部屋。シャワーは24時間完璧なのがなにより!停電中も予備電気がつくが、Wi-Fiは切れてしまう。洗濯は禁止。
富士山ゲストハウス
2014年12月6日にオープンした日本人宿。まさにオープンしたてに1泊してみた(男女別ドミトリー350ルピー)。オーナーさんは気さくで話しやすい方。サンタナのようなシステムで、朝食や夕飯はいくらか払うと食べられるようだ。ただ、私たちがいたときはまだ試行錯誤中のようで、停電中には何もできない様子だった。
タメルに日本人宿ができたのはうれしい。これからの発展に期待しています!
(この記事は、2014年10月から12月にカトマンズに滞在したときの出来事です。)