インド」カテゴリーアーカイブ

レー・マナリ・ロード5 そしてマナリへ

朝起きると昨晩降った雪が山々にかかって、ヨーロッパ・アルプスと見間違えるような美しい風景が広がっていた。

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朝ごはんもしっかり食堂で食べ、ゆっくりペダルを漕いでいく。

いつもテントの中で質素なごはんばかり食べていたから、久々の暖かい食堂で食べる食事はとても嬉しかった。

とにかく道中がきれいで、何度も何度も写真を撮ったり、映像を撮ったり。

うっすら雪がかかる山々、とても繊細で神秘的で、神々しさすら感じる風景

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この日はこの地方の中心地ケーロン(Keylong)で早めに泊まろうと思っていたので、自転車で漕ぐのはわずか30kmほどだ。

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しばらく走っているとみるみる雲が広がりはじめ、雨も降りだした。

予想外の雨で景色が見えそうもない展開に、ちょっとテンションダウン。

いろいろ悩んだのだけど、昨日の宿ですっかり落ち着いてしまった気持ちを再び盛り上げることができず。

ケーロンからは車でマナリへ向かうことにした。

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ケーロンでタクシーと交渉すると、自転車代は無しの400ルピーでマナリへ向かってくれるようだ。

車は最後の峠を越えてマナリへ向かう。

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峠の上は予想通り雲の中。

なぜか一大観光地になっていて、露店がたくさん。

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下りは大渋滞で、結局マナリについたのは、日が落ちた夜8時だった。

客引きについていきホテルにチェックイン。

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マナリの町は思っていたより賑やかな町。

デリーへ戻るバスまでの間、しばらく滞在することにした。

Leh〜Manariのごはん

レーやマナリの町中はさすが観光地、たくさんのレストラン、カフェがある。レーならではのチベタン料理やインドカレーはもちろん、外国人向けのベーカリーやパスタ、ピザなどがあるお店も多い。

数カ月間、外食文化が豊かではなかったし、また値が張るため自炊も多かった私たちにとって、レーやマナリはわくわくしてしまう町。こんなに外食尽くしなのは「初めて」といってもいいんじゃない?おいしく食べたごはんを紹介します。

下にレーのお店等のマップあり。
(1ルピー=約1.7円 2014年9月)

●チベタン料理●

Momo モモ: 餃子とそっくりで、ほとんどは蒸したものだけれど、焼いたものも出すお店もある。中身は野菜やチーズ、チョコレートなんてものも。

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左:Veg.Momo steamed 70ルピー。Norlakh Tibetan Restaurant(Leh)
右:モモ作ってた。(Keylang)

Thenthuk テントゥク : 平たく幅の広い麺(モモの皮と同じか?)が入ったスープ。 やさしい味で食べやすい。私のお気に入りで、選択に迷った時はこれを食べていた。

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Veg Thenthuk 70ルピー。Norlakh Tibetan Restaurant(Leh)

Thukpa トゥクパ : スパゲティのような麺の入ったスープ。お店によって違うかもしれないけれど、テントゥクよりあっさりしたスープであることが多いと思う。

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Veg Thukpa 70ルピー。友人の宿で(Leh)

オススメのレストラン: Norlakh Tibetan Restaurant 
何度も通いつめたお店。良く利用した旅行会社の上、2階にある。落ち着いていて静かな上、お手頃価格。チャイもおいしく1杯15ルピー。チベタンレストランとはいっても、パンケーキやカレーなどもある。オーナーのおじいさんがお経を唱えている時も。

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●インド料理●

Tandoori Chicken : 食べたかったもののなかなか食べなかったタンドリーチキン。仲良くなった日本人のみんなとシェアして食べてみる。辛いけれど、やっぱりおいしい!

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Tandoori Chicken。Lamayuru Restaurant(Leh)

Curry  : ベジカレーもノンベジカレーもどれもおいしかった。みんなにも好評。結構辛いものもあるので、注文時に「Not spaisy」と言うと辛さ控えめにしてくれるお店もあった。Rotti(丸くて薄い。チャパティと言うとこれになる。フライパンで焼いたもの。) や Naan(やや分厚めで大きめ。釜で焼いたもの。) も一緒に注文する。

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Chicken Curry 130ルピー と Rotti 1枚10ルピー。Bon Appetit Restaurant French Bakery(Leh)

Thali ターリー : 大皿を意味するターリー。ライスやチャパティの主食と、何種類かのカレー、ヨーグルトがついている。レーではほとんど見かけなかった。ローカルな安い食堂で食べると、どれをおかわりしても無料でお得!

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左:Veg Thali 90ルピー。Manari
右:Thali 50ルピー。Diskit のバスターミナルにあった食堂。

●イタリアン料理●

たまにはイタリアンだって食べたい。でもローカルフードよりは値が張る。そんな中、わりとお手頃な店を見つけることができた。高地のレーでもまぁうまくパスタは茹で上がっていた。

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左:Margherita 200ルピー。Pizza de hut(Leh)
右:パスタ各種130ルピーから。Lamayuru Restaurant(Leh)


●日本料理●

さすがのレーも日本食もどきはあっても、あくまでももどき。

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Okonomiyaki 60ルピー。なんだかあやしい甘いソース…他にも2、3点日本食メニューあり。(Leh)

その点、マナリ(バシシュト村)には「日本食」がある。レーからマナリの走行を終えて、やっぱり日本食が食べたくなった私たち。マナリのヴァシシュト村の左奥にある「fujiレストラン」でとっても癒やされました。おすすめは納豆丼。小鉢がついているのもうれしい。

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右上から、親子丼、唐揚げ丼、納豆丼、かき揚げうどん。180ルピーから。いずれもfujiレストラン(Manari)

●(インド系?)中華料理●

Chowmein チョーメン:ほとんど焼きそば。マサラが効いていてピリ辛なものも。でも、はずれがなく結構おすすめ。

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Veg Chowmein 80ルピー。(Pang)

Chopsuey チョップスイ:あんかけかた焼きそば。私がたべたのはあんかけがトマトベースだった。

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Veg Chopsuey 80ルピー。 (Leh)

●朝食●

朝にしっかり食べたい時はドリンク付きのセットメニューがお得。

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左:Regular Breakfast 130ルピー。German Bakery (Leh)
右:Regular Breakfast 140 ルピー。バナナラッシーをつけることができてお得感あり。Lamayuru Restaurant(Leh)


●その他●

Sizzlers シズラー:シズラーの意味は、ジュージュー鳴るもの、熱いもの。結局どこの料理なのかわからずじまい。文字通りジュージュー音を立ててテーブルに出てきた時は、感激。ハンバーグ(ベジであればソイミートだと思う)のようなものとお米、麺まで入っているものまであったり、野菜もあり、ボリュームたっぷり。

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Veg Sizzlers 120ルピー。Norlakh Tibetan Restaurant(Leh)

お気に入りのベーカリー:German Bakary
パンひとつひとつが結構大きい。ケーキも何種類かあり、意外とおいしい。この店舗はレーにもいくつかあるし、マナリにもある。

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右:Apricot pie 70ルピー。

ビール:ビールなどお酒類はほとんどレーのレストランでは飲めない。私たちが見つけたのは1店舗(場所は下の地図に)。キングフィッシャー、ゴットファーザーはあった。

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●チャイ●

インドでは欠かせないチャイ。ほとんどは出してくれた時点であま〜い。もちろん店によって味は違うが、そこまでスパイシーではなく、飲みやすい。町中のレストランでは一杯15ルピーから40ルピーくらいと幅がある。小さな村では10ルピーで飲める。

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自分たちのマグカップでとお願いしたら入れてくれた。(Keylang)

マップ(Leh)
IMG_2313[1].png地図


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「インド」に戻って

マナリはすっかりインドの町だった。もう「ジュレー」ではなくなってしまってなんだかさみしい。インド人の観光客が圧倒的に多く、町はにぎやか。お土産やさんと、ホテルだらけだ。あまりのんびりするところでもないなと思い、2泊だけしてバスでデリーに戻ることにした。

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(下:散歩中に。犬たち一家でお昼寝?)

 

Vashisht ヴァシシュト村
旅人仲間からヴァシシュト村はおすすめと聞いていたので、リキシャで行ってーみることに。リキシャは100ルピー(70〜80でいけたらしい。帰りは20〜30。)でちょっと高いと思ったけれど、結構な急斜面を登って行くのでしょうがない。
到着すると、「なるほど、ここなら長く滞在してしまいそうだ!」とすぐに感じた。私たちが滞在しているニューマナリよりもこぢんまり落ち着いていて、眺めも良い。なんだかほっとするところだった。そんな訳で次の日もここへ来てしまった。

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お昼は日本食「fujiレストラン」へ。店内には畳がしいてあって、ゆったりできる雰囲気。宿も経営されている。二人ともおいしい日本食とお店の雰囲気、それからオーナーの日本人の奥さんににすっかり癒されてしまった
このあたりに硫黄泉が湧いてるらしく、温泉もある。私たちは入らなかったけれど、インド人、欧米人も入浴しに来ていた。結構熱いらしい。
さらに「インド」デリーへ
マナリ〜デリーへのバスは一人1200ルピーで旅行会社で取った。いつものごとく、「自転車も詰めますよね?」ときくと、店員は電話で確かめて「一台1000ルピーだ」と。

実際乗車する際、パニヤバッグもバスのトランクに積むと一つの荷物につき、10ルピーだ」と言われ、何度かやりとりするもそれは正当な請求らしく、10個分100ルピーを払った。他の乗客にも同じ対応だから納得したけれど、外国人客とは必ずちょっと揉めていた。インドなら当たり前なのかもしれないけれど、毎回揉めるとは相変わらず冴えない方法である。

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予定通り17:00出発。今回はとにかく過去最悪のバス移動だった。真っ直ぐな道はあったっけ?というくらい、うねうね左右に揺れ、道も悪いので上下にも揺れ…レー辺りから車に酔い易くなってしまったゆうはかなりグロッキーになっていた。
 
明け方、6:00過ぎにデリー到着。朝だからマシだけれど、また雑踏としたデリーに戻って来てしまった。

(この記事は、2014年10月8日から10月11日の出来事です。)


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インドでの列車予約は難しい?

デリー2回目の滞在

山東夫妻とまたまた再会。レーでも「次は日本で!」なんて言ってたたけれど、今度こそ本当に日本で!!
お互い旅の終盤をどうするかとか、また行きたい国について話したり…山東夫妻とはチリで出会って、最初はたった数時間しか一緒にいなかったのに、次はコイアイケでピザとビール、次はパラグアイでシェア飯、次はレーでゴンパ巡りや1泊のツアーに行ったりと、だんだん付き合いが深くなっていった。彼らとレーにいる時、私は思った。人っていくつになっても学生みたいに、子供みたいに無邪気に仲間と楽しめるんじゃないかな。

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(右:Navrang のオクラ丼。意外とおいしい。)

ニューデリー駅の外国人専用鉄道予約オフィスって
デリーのあとはアグラー、バラナシ、そして列車でネパールと考えていた。列車のチケットはニューデリー駅の外国人専用鉄道予約オフィスへ取りに。
 
そのオフィスに向かう時は気をつけなければならないなぜなら次のような事例が後を立たないらしい。オフィスへ行こうとすると、インド人に「今日は閉まっている。知り合いの旅行会社でチケットを取れるから案内してあげよう。」などと親切そうに教えてくれる。だが、実際閉まっているなんて嘘で、高額なチケットを買わされたり、ツアーを組まされてしまう
 
私たちは事前に「歩き方」を読んでいてそんなことは知っていたので、逆にインド人はどう出てくるかを試すような気でいた。「外国人専用鉄道予約オフィスはどこ?」と数人に聞くと、インド人用のオフィスを教えてくれたり、一人で駅構内の通路でチケットのチェック?をやってた人(そもそも怪しい)がそこを離れて50mくら私たちについて来て「どこへ行きたいんだ。」としつこいので、「あそこで働いてたんじゃないの?」「自分で探すから。」と追い返したり…悪い人ではなさそうだったけれど、やっぱり?まともに教えてくれた人はいなかった
 
結局、自分たちで看板を探して着いたオフィスは、意外にも空いていた。ただ、対応してくれたおっさんはお菓子をボリボリ…。ゆうはイライラ。

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チケットのほうは、ちょうどお祭りの時期とかぶってしまい、インド人やネパール人もその時期に移動する人が多いため、アグラー以降を抑えることができなかった。それに私たちはすっかりインドのメンドクサさ、キタナさに疲れてしまい、アグラーにデリーから日帰りでタージマハールだけは見ることにして、デリーからネパールのカトマンズまで飛ぶことにしてしまった。
 
 
日本人宿サンタナ
ニューデリー駅からアグラーカント駅を往復する列車は一本ずつ(ACcheir席の場合)。

行き 06:00発  08:06着   ACcheir席 一人505ルピー
帰り 21:15発  23:30着   ACcheir席 一人545ルピー

行きは早く、帰りは遅いので、ニューデリー駅から歩いていける日本人宿サンタナに宿泊することにした。
宿:サンタナ
私たちは男女別のドミトリーに宿泊。一人350ルピー。朝食付き、wifi(遅め)、ホットシャワー(ガスのところも)。建物は古く日当たりも良くなく、部屋は暗め。共有スペース、バッゲージサービズもあり。夕飯は有料だけれど、日本人スタッフが日本食を作ってくれるのはうれしい。結構混雑するようなので、HPから予約して行ったほうが良い。
久しぶりの日本人宿。滞在時間はほんのちょっとだったけれど、日本人管理人(彼らも旅人)の笑顔に安心できた。

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(この記事は、2014年10月12日から10月19日の出来事です。)


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タージ・マハル

列車の旅

早起きして5:30にニューデリー駅に到着するようにした。時間通りに発車。車内は想像していたよりきれいで明るかった。エアコンはだんだん寒くなるくらい効いている。外は厚くても上着を持っていたほうが◯。

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窓の外を見ると、朝もや、それから「インドの光景」が広がっている…。。なんてゴミだらけの国なんだろう。それから庶民の生活が間近で見れてしまうので…ちょっとだけ眺めてみることをおすすめします。

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朝ごはんの心配は無用。トースト、カレー味のコロッケ、紅茶ポット、ジュース、水1Lが出される。飲み物がやけに多い。

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トイレは一瞬水洗と思いきや、床に穴があいていて線路に落ちるという簡単な仕組み。。
タージ・マハール!
時間通りアグラカント駅に到着すると、プリペイド式リキシャカウンターへ。タージマハール南門まで130ルピー。

いざリキシャに乗ると、なぜか運転手以外にひとりおじさんも運転手の横に乗ってきた。彼はちょこちょこ日本語を話し、「タージマハール、アソコカラミルト、トテモキレイ。」「コノマエ日本人ノセタ。」「ワカル?」といろいろ写メを見せたり、日本人からのメッセージが書かれたメモを見せて、私たちをさらに遠くへ連れて行こうとする。

私たちはタージ・マハルさえ行ければいいので、誘いを冷ややかに断った。なんだか寄り道もされたけれど、南門に到着。

入場料(750ルピー)を払い、チケットを見せると、シューカバーとまた水500mlをもらった。このあとの荷物検査は意外と厳しかった。男女別になっていて、バッグの中を隈なく見られる。ひっかかったのはGoproはいいけれど、それにつける自撮り棒。しかたないのでロッカーに預け、再び同じように検査を受けた。

そこを抜けると、、門の中にタージ・マハルが見えた

もやがかっていて幻想的に見えてしまう。

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(右下:建物の先っぽをつまんで撮るのがはやっているらしい)

庭園も気持よく整備されている。近づくほど建物の迫力が増してくる。

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(右上:まわりの木々にリス。下:インド人団体も。)

中に入るには靴に入り口で渡されたカバーをしなくてはならない。カバーは外国人のみに渡されるようで、インド人は靴を脱いで預けて(置いて)いた。

真っ白な大理石の建物かと思っていたら、よくみれば色を使って装飾されていた。

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(左下:座ったり寝っ転がったりするインド人。右下:南門に向かって。)

お昼前には見終わって出てきてしまったので、ルーフトップからタージ・マハルを眺められるレストラン(Shanti Lodge、Wi-Fiあり)に入った。ここで帰りの列車の時間までひたすら時間を潰すことに。夕暮れのタージ・マハルも雰囲気がましてなかなか。

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帰りは駅までリキシャ100ルピー。プリペイド式のほうがふっかけられずに済むかもしれないけれど、流しを利用したほうが安いだろう。

どうやら列車は遅れているようで結局40分くらい待った。ホームや線路に大きなネズミがちょこちょこしていているのを見つけて、思わず顔ごと目をそむけてしまうことが何度も。

列車に乗り込んで席につくと、また水1Lが配られた。ご飯はベジカレー。お店で出るのと変わらないほどおいしかった。隣のインド人を見ると、スプーンを使って食べている。このクラスに乗るくらい余裕のあるインド人なら、普段から手は使わないのだろうか。

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ニューデリ駅に着いたのは12時前。今朝と変わらず真っ暗だけれど、ネオンがギラギラついていて人も朝より多めで、多少賑やかだったかな。宿の客引きに何度か声を掛けられたり、吠え合っている犬も恐かったけれど、無事宿に帰ることができた。

(この記事は、2014年10月20日の出来事です。)


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2度目のインドビザ

カトマンズにて再びインドビザ
私たちが9月にタジキスタンで取得したインドビザは、6ヶ月のシングルだった。いま自転車やほとんどの荷物はデリーに預けているので、もう一度インドに入国=インドビザを取得しなくてはならない。

私たちは、ネパール入国前に日本までの便を全て手配していた。12月20日にカトマンズからデリーへ。12月23日にデリーから上海経由で鹿児島空港へ(東方航空)インド2回目の滞在は4日間。

まずは2回目の取得にあたっての疑問点を他の旅人や日本人宿のスタッフ、ネットから情報を集め解決。

●1回目のビザは、出国したけれど、有効期限内。重複してまた取れるの?

→出国すれば無効になるので問題なし

●インドを出国したのは10月21日。2ヶ月ルールとかあったような…微妙に2ヶ月経ってないけど?

→以前は出国から2ヶ月立たないと再入国できないというルールがあったが2012年12月に廃止されたため現在(2014年12月当時)は問題なし。

●15日間有効のトランジットビザを取得すればいいの?

→1ヶ月も滞在しないんだから、15日間のトランジットビザでいいんだ!と思っていた。がよく調べると15日間とはいうものの、なぜか実際3日間しか滞在できないようだ(ビザセンター内の掲示にも「トランジットビザでは3日間滞在のみ」というような文章が書かれていた。)しかたないので、ツーリストビザを1ヶ月(期間に限らず1,600ルピー約16$)で申請することにした。

●万が一取れなかったら…?

→ビザ代は高くつくが、デリー空港でアライバルビザ(60$)を取得するしかない。


ちなみにカトマンズでは最長でも3ヶ月のシングルしか取得できないよう。

★申請・取得はインドビザセンターで
場所: Embassy of India, 336, Kapurdhara Marg Kathmandu, Nepal 
(インド大使館)の手前

時間:月~金 9:30~12:00
土日、インドの祝日は休み

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★必要なもの
●ビザ申請用紙
 事前に入力してプリントアウトしてもいいし、ビザセンターの付近にフォームを作成
 してくれる代行会社もある。入力項目が多いので事前に準備していった方が良い。
 朝に代行会社に行って作成・出力して、その日に申請をしている旅仲間もいた。
●5㎝×5㎝の顔写真 1枚
 サイズに注意!違うと受け取ってくれない。
 私たちはビザセンターのオープン待ちの間に隣の代行会社で用意。250ルピーで数枚。
●ビザ料金 1,600ルピー
 日本人なら申請期間に限らず同一
●パスポートのコピー4種類
 ・顔写真のページ
 ・過去に取得したインドビザのページ
 ・過去にインドへ出入国した際の出入国スタンプのあるページ
 ・ネパールビザのページ
※航空券の予約票などは不要。ビザセンター内の掲示に「ビザが降りない可能性もあるので、ビザを取得するまでインドへのバスや航空券の予約は取らないこと。」というような内容が書かれている。その通りにしてたら安くていい便が取れない場合もあるけれど、

★申請から受け取りまで
①申請
私たちはE.B.C.トレッキングに行く前に申請(11月17日月曜)。8時半頃に行ったらすでに行列。並んでいる人相手にパンやチャイを売るネパール人もいる。商魂たくましい…
オープンしてから簡単な荷物検査をして一人ずつ入り、番号札をとる。46番。窓口はひとつしかないのでなかなかすすまず、一時間半くらい待つ。あとの方に来ると、座る椅子もいっぱいになり、立って待つことになってしまう。番号札不要の質問窓口もあるので、不安がある人は事前に行って聞いてみるのが一番!
呼ばれると、無愛想なお姉さんが書類を受け取ってくれる。「トレッキングに行くので受け取りは1ヶ月後になると思う」と伝えると「OK」と一言。旅仲間は「金曜に来て」と言われたよう。
隣の窓口で1,600ルピーを払う。日付のスタンプを押したレシートをもらうので大切にとっておくこと。
②パスポートを預ける
トレッキングから帰ってきた翌日12月10日、同じように早めに向かった。パスポートを預けるだけなのにまた申請者と同じ番号札を取らなくてはならない。今度はオフシーズンになってきて観光客自体減ってきたようで21番。
呼ばれると、前回もらったレシートとパスポートを渡す。「明日の17時に来て」と。
③受け取り
翌日11日、17時少し前にいくと、空いていてすぐにセンターに入れた。窓口に行くとあっさり受け取り!!

これで全てのビザを取り終わった!!いや~おつかれさま!!ビザ取りって大使館の場所を調べたり、書類を準備したり、窓口でなんて言おうか考えたり…取得できるかハラハラしたり。けっこう気疲れします;

今回の取得は、受け取りまで時間がかかったのでトレッキング中も少し気がかりだった。カトマンズでのインドビザは取得者が多いので、情報も多くしっかり準備して行けば取得し易いことはし易い。

(この記事は、2014年11月から12月にカトマンズに滞在したときの出来事です。)


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最後は?ピンクシティ

最後の観光は!?
前回のデリー滞在でかなりお世話になっていた本村さんにまたまた今回もお世話になります。事前に連絡をとっていて、「一緒に Jaipur ジャイプールへ行きましょう」と言ってくれ、宿まで予約してくれたのだ。しかもうれしいことに、交通手段は本村さんの車!

ジャイプールはデリーから260kmほどなので車で行けてしまう。ジャイプールへ向かう途中の夕飯はneemrana ニムラナというところで。なんと、こんなところに立派な日本食屋が!見た目も完璧な日本居酒屋。日本企業がこのあたりにも進出してきて需要があるようだ。長期旅行者の日本人がここに来るなんて私たちだけに違いない。

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お客も仕事終わりの日本人たち。サラリーマンの「飲み」を久しぶりに見られた。ごはんはほとんど「日本食」でしょ。おいしくいただきました。

Sunder Palece Guest House(ダブルルーム一人1,000ルピー程)
夜にホテルに到着。インドらしくステキな内装のホテル!!ゆうも私も大満足。インドは少し出せば、キレイないいホテルに泊まれるのだ。ルーフトップで食事もできる。もっと泊まりたかったなぁ。

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翌朝、街に出ると…

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(風の宮殿)

ジャイプールの特徴は旧市街はピンクの壁で統一されているところ。なのでピンクシティとも呼ばれている。実際は薄い赤茶のような色だけれど。

CIty Palace
豪華、みごとな装飾の建物ばかり。インド建築だって素晴らしい。マハラージャが今も暮らしているらしい。なかなか楽しかった。

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一歩出るとたくさんの人が入り乱れるインド…

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Amber Palace
下の入口から城までの登り道は象に乗って行ける。らしいけれど、この時はお休みだったようで象の姿も見えず、歩いていく。道々なんか動物臭がする。。

Amber Palace アンベール城は丘の上に建つ大きな城。こちらも見応えのある建築。ここから少し遠くには城壁も建てられていて、万里の長城を連想させた。

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(右:城壁に沿って不思議なカッコをして寝る犬)

帰りに象タクシー?がアンベール城に向かっていた。

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おいしい!大繁盛ラッシー屋
おいしいくて有名なラッシー屋へ。これも本村さんが調べてくれました。行ってみると、そのあたりには3軒くらいラッシー屋が並んでいる。どれが有名なお店だろ?事前情報と、人だかりの多さで判断!一番左のお店だけがやけに人が多いのでこれに違いない!(大40ルピー、小20ルピー)

おじさんが陶器の入れ物に入れてくれる。飲んでみると…ほどよい甘さ!飲むというより食べるにも近い、ヨーグルトのような感じ。これはいける!!飲み終わると、陶器はゴミとなってしまう。これもおもしろい。

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帰り道は次第に暗くなっていった。相変わらずオンボロなトラックが走り、クラクションが鳴り響く。こんな雰囲気ももう終わりなんだな…と思うと寂しくなってくる。

残りの2泊は本村さん宅で、ほとんど荷物整理で終わってしまった。本村さん、インド旅の大半を快適に過ごさせていただき、大変お世話になりました!ありがとうございました!!

(この記事は、2014年12月20日から22日の出来事です。)


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