ビザ取り祭、開催

アンカラ到着。(2014年5月16日~17日)

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何もないアンカラに来た理由はただひとつ。ビザの取得だ。
イスタンブールで取れなかったウズベキスタンとタジキスタンのビザをこのアンカラで取る。
事前に調べた情報だと、ウズベキスタンのビザは取得まで1週間。タジキスタンは即日ということだった。
金曜日の早朝に到着した僕たちは、宿に荷物を置くとすぐにウズベキスタン大使館に向かった。
トルコは初心者?がいきなりローカルバスに乗るには敷居が高い。というのもバス停にはバス停名というのがない。
そして路線図もネット、バスターミナル、どこを探しても乗ってない。
ウズベキスタン大使館の住所はわかっているので、仕方なく自転車で向かうことにした。
アンカラの町は、僕らがいうところの“坂の町”だ。今までもクスコ、ラパス、ビーニャ・デル・マル・・・きりがない。
アンカラはその中でも特に酷い坂の町で、ウズベキスタン大使館に向かうまでに標高にして100mくらい上がることになってしまった。

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(近代的なアンカラのモスク)

ウズベキスタン大使館に無事到着。ウズベキスタン大使館の前には、UNHCR国連高等弁務官事務所があって、クルド人だかわからないけど、プラカードを持ってデモをしていた。

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ウズベキスタン大使館の正門でベルを押して中に入る。とても小さな応接室があり、事前にプリントアウトしておいた申請書とパスポートのコピー、顔写真などを提出する。
しばらく待つと、奥のドアから男性が現れて、こっちにこいという。
別室で面接タイム。のはずが、この男性の長男が福岡に留学しているらしく、その話で持ちきりになってしまった。
肝心のビザは、1週間後(23日)に取りにこい、という。22日を希望していたけど、1日早くできるかどうかはわからないとのこと。

ウズベキスタン大使館をあとにしたあと、すぐ近くにあるタジキスタン大使館に向かった。
タジキスタンのビザもアンカラで取得したいところ。
しかしネットで調べた住所の場所に行ってみても、大使館は見当たらない。(あとで調べたところ、移転していたみたい)
しかたなく、今度は日本大使館でタジキスタンビザ発行のための添え状を書いてもらおうとするも、日本大使館の場所も正確に調べていなかったせいで、わからずじまい…。

アンカラ初日は、ビザ取りで右往左往してしまった。

気を取り直して、翌日。彩が今回の旅で一番楽しみにしていた、というカッパドキアに向かうことにした。
事前にとっておいたチケットを持ってバスターミナルへ。チケットをバス会社の人に見せると、何やらチケットを回収。
別のバス会社へ案内され、そのバス会社で再度のチケット発行となった。チケット代は損していないけど、トルコもいちいち面倒くさい。

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乗車時間は5時間。メルセデス・ベンツ製のバスは快適で、車内にはWIFIも飛んでいた。USBもあって充電できるし、言うことなし。
ただ南米と違って、トイレがついてないのがちょっと不安かな。。

バスは日もすっかり暮れた21時ころ、ようやくギョレメの町につく。予め調べておいた、パラダイスホステルにチェックイン。
夜はちょっと奮発して韓国料理屋さんにいった。かなり値が張ったけど、たまには贅沢しないと。

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<アンカラでのビザ取得情報>
★在アンカラ・ウズベキスタン大使館
場所:Sancak mahallesi, 211. Sokak No 3 06550 Yildiz-Cankaya, Ankara
行き方:183、185番のバス、もしくは「Panora」行きドルムシュに乗る。
バス停名がないので、予めスマホマップで大使館の場所にピンを指しておくとよい。
一番近そうなバス停で降りてください。ドルムシュならどこでも降りられます。

営業日:土日祝日を除く朝9:00~17:00。日中閉館し午後15時頃再度開館。
料金:ひとり20ドル、近くの銀行で振込、振込場所などについては受け取り時に指示がある。
受取日:7日後の11時
必要書類:申請書(ネット上で申請書を作成し、PDF化したファイルをダウンロード後、プリントアウト)、パスポートコピー1枚、写真1枚
申請書のDL先 http://www.uzembassy.org.tr/
備考:面接あり。面接官のおじさんの息子が福岡に留学しているらしく、プチ親日家。事務員のおばさんの応対は機械的だが、問題はない。

★在アンカラ・タジキスタン大使館
場所:Ferit Recal Ertugrul Cd No:20
行き方:183、185番のバス、もしくは「Panora」行きドルムシュに乗る。
Panoraという富裕層向けマンション&ショッピングセン ターがあり、そのすぐそば。一帯は新しい大使館街になっている。(といっても、大使館はまばらで人気がない。)
営業日:僕たちは木曜日申請、金曜日受け取りでした。
受取日:翌日15時
料金:ひとり54ドル、申請後、徒歩10分のところにある銀行で振込をしたあと
領収書を大使館に渡す。(振込場所などのメモをくれる)
必要書類:申請書(ネットで申請書をダウンロードし、プリントアウト。手書きで記入)、写真1枚、パスポートコピー1枚、レター1枚(ネット上に情報があったので、日本大使館 のレターももらって一緒に提出しました、が、あまり気に留めてはいないようで実際のところ必要なかったかもしれません。)
備考:係官の応対は機械的だが、特に問題はない。大使館がアンカラの町の外れにあるので、中心部に宿をとっていた場合、移動に時間がかかる。GBAOパーミットはドゥシャンベで取るつもりだったので、つい聞きそびれてしまった。ので取れるかわかりません…。(近くに日本トルコ文化センターがあり、トイレなど借りられます。

★在アンカラ・日本国大使館
タジキスタンビザ取得のための「旅券添え状」を発行してもらうために、行ってきました。
旅券添え状は30分程度で発給。無料。日本語書籍の図書室があるので時間を潰せます。

以下、伝聞と推定情報も含むビザ情報
★在イスタンブール・ウズベキスタン領事館
日数は7日。欧米人は11日だった、という情報もあり。
申請は月水金とのネット情報。
タクシム広場から一本でいけるバスあり。
僕たちは臨時休業で取得できず。

★在イスタンブール・タジキスタン領事館
即日発行とセルビア人サイクリストからの情報あり。
僕たちは金曜日午前に申請にいったが、なぜか「月曜に来い」と門前払い。
アタチュルク空港の裏側にあり、交通不便。旧市街、新市街とも辿り着くのに時
間がかかる。
アンカラであったフィンランド人サイクリストは、GBAOパーミットもイスタン
ブールで取得していた。「簡単だったよ」と。
追記:しかし最新の情報ではやはりGBAOパーミットはドゥシャンベかタシュケントで取るように言われるとのことです。情勢は流動的なようです。


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