スリコ&メディコの家

メディコ&スリコの家で休息。
多くの日本人旅行者が大絶賛するメディコ&スリコ家のホームステイ。
その魅力はいろいろあるけど、まず料理と酒。ワインや地酒のチャチャは飲み放題。
料理もメディコお手製のグルジア料理をお腹いっぱい食べることができる。

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(自家製ヒンカリ。じゅわっと溢れる肉汁は健在!)


到着の翌日、この日ははもともと完全休養日ということにしていた。
チリのビーニャ・デル・マル以来となる自転車の後輪の軸を分解清掃して、新しいグリスを詰めたり、あるいはブレーキシューを交換したり。もう思う存分自転車いじりをした。自転車いじりは昔から大好きで、ほっておくと一日中整備してたりする。彩は洗濯をしてくれた。
午後は、溜まっていた動画を何本か作ったり、写真を整理したり。
そんなこんなであっというまに時間が過ぎていった。
朝ごはんはヒンカリ。夜ご飯もまた豪勢、そしてスリコの酒宴が始まるのでした。

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翌日、ホントは出発しようかとも思っていたのだけど、近くにある世界遺産の教会も見ていないし、ということでもう一泊することにした。世界遺産の教会は一度破壊されてしまったけど、今は修復がすすんでいる。
今から1000年以上も前にこんな教会が建てられていたとは、やはり驚きだ。西洋のいわゆる“バシリカ式”教会ではなく、“集中式”教会という建築法で建てられているらしい。会堂の空間は、バシリカ式のほうが広く取れるが、集中式もまた美しい。

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午後には食材のマーケットの見学に行った。グルジアの豊かな食文化を支えるマーケット。やはりさすがといった感じ。野菜から果物、スパイス、各種肉、そして薬草。食材がずらりと並んで活気があった。楽器を持ったおじさんたちが、マーケット内で音楽を奏でていたり、なかなかおもしろいマーケットだった。夜は彩がピアノを演奏したり(させられたり?)、賑やかな夜になった。(調律をおそらく数十年していないアップライトピアノの音は凄まじく。シロウトの僕でも、半音くらい違うんじゃないか、というような感覚に陥って、まぁそれはそれで面白かった笑)

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クタイシを出発する
3泊したスリコ&メディコの家を出発する。朝、メディコから自家製ワインをたっぷりもらい、「子供ができたら見せにくるのよ」なんて言ってもらったり。お世話になりっぱなしだった。
メディコもスリコもかなり高齢なので、これから訪れる旅人は滞在中、重いものを運ぶのを手伝ってあげたり、とちょっと慮ってあげた方がよいかもしれない。「お金を払って泊まっているのになんだ!」と思うかもしれないけど、メディコ&スリコの家に泊まっていると、自然とそんな気持ちになってしまう。メディコは腰を痛めているようで、歩き難そうだった。

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クタイシからトビリシまでは約300kmの道のり、途中2泊しなくてはいけない。
この日は久しぶりの峠がある。標高は1100m程度。大したことないと思っていても実際に走るとやっぱり辛い。結局この日は峠を越えることができず、手前のレストランにテントを張らせてもらうことにした。このレストラン、なんと店先で熊を飼っていた。小さな折の中に熊がいる。はじめは気がつかず、振り返るといきなり熊がいてかなり驚いた。でもこのクマさん、正直可哀想。こんな小さな檻の中で一生を終えるなんて、ちょっとあり得ない。夜中に逃がしてやろうかと思ったくらい。(やらなかったけど。)

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発展途上国だと、動物の権利はほとんど省みられないのかもしれない。かといって先進国?の日本は野犬を何万頭も殺処分しているわけで、どっちもどっちなのかな。ただ野良犬が自由に生きている発展途上国がよいのかといえばそうとも言えない気もするし(特に毎回襲われるサイクリストからすれば)、世の中は不条理なことが多いな、と思ったり。野犬を殺処分するな!と唱える反対派の人は、一度野犬に襲われてみればいいし、問題は野犬を増やしてしまう無責任な飼い主にあるえわけで、ドイツのように犬は登録制で税金でも納めさせれば、安易に購入して捨てるなんてことが起こらないような気がする。ICチップ案もそういう意味では賛成。あ、話がそれました。

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スターリンの生まれ故郷
翌日、峠を越えてゴリの町を目指す。午前中は下り坂だったので距離を稼ぐことができたけど、午後は予想外の向かい風に悩まされた。
そういえばこの日、ジュースを買って飲んでいるといきなり右上の奥歯が取れた。たぶん詰め物が取れたんだと思う、痛みもないし。ただかなりビックリ。どこかで歯医者にいかなくては。

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欧米人のマイケルもバテバテのなか、なんとかゴリの町に到着。ゴリはご存知、スターリンの出生地として有名な場所。宿はロンリープラネットに乗っていたホームステイ先に決定。
ちょっと高いわりにマットレスが薄っぺらで設備が悪く、また個室でもないので、「高すぎる。アンハッピーだ」とマイケルが拗ねてしまった。しょうがなく僕たちがマイケルに部屋をゆずってあげた。
いい年して拗ねるなよ~、マイケル・・・。
ちなみに宿のおばさん自体はいい人だった。おしい。

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(あれだけの権勢を誇ったスターリンも今はここに像が残るだけ。有名な“スターリン批判”によって多くのスターリン像は壊されてしまったらしい。グルジア人のスターリン。)


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