宿情報」カテゴリーアーカイブ

暑いのは嫌!

イカからナスカへ向かう(2013年10月5日)
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イカからパルパは、砂漠を大横断するルート、一日暑さとの戦いになった。暑いとかなりメンタル面でダメージを受ける。蜃気楼が漂うアスファルトを見つめながら、ひたすらペダルをこぐ。この日はなんと35℃越え。

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まだ春だというのに、砂漠の暑さはさすがでございました。。


10月6日
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ナスカは台地の上にあって、そこまで登らなくてはならない。上昇量こそ大したことはないけど、坂が急で初めて押して歩くことになってしまった。坂を登り終えるとナスカの地上絵研究で大きな役割を果たしたライへ女史が建てた展望塔が建っている。一人2ソル。古い鉄塔を登ると2つの地上絵が見られる。予想に反して、「おおっ」っと驚いてしまった。これだけ近くでそしてハッキリと見ると、迫力がある。

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そこからナスカの砂漠を走ること30km、ナスカの町に入った。ナスカのバスターミナルの前を通ると物凄い客引きの嵐。とはいえ、僕たちも疲れて面倒臭かったので、ホットシャワーとWIFIが使える、といった条件を満たしたおばさんの紹介してくれた宿に。二人で40ソル。紹介してくれた宿、HOTEL EL MIRADORは、たまたまだけど地球の歩き方にも載っている宿だった。広場が目の前で便利でした。

夜は、ちょっと高い西洋料理屋さんへ、大好きなセルベッサ(ビール)と久々のステーキで、リマ~ナスカのお疲れ様会。奮発してしまったおかげで、宿代より夕食代のほうが高くなってしまった。

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ナスカの宿情報:HOTEL EL MIRADOR
ツイン:40ソレス/ホットシャワーあり(蛇口故障)/WIFIあり(電波微弱)
アルマス広場の目の前。屋上に洗濯スペースあり。宿のロビーにナスカフライトの客引きが自由に出入り。
絡まれるとちょっと面倒くさい。


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小さな町プキオに3泊も。

10月14日

今日は休養日。
アンデス越えの疲れを癒して、洗濯物を洗って、次の区間の町や高低差などを調べて、スペイン語調べて、ブログを更新して、映像を作って・・・と、休養日のほうが忙しいくらい。やっぱり一日くらいの休みでは、なかなか作業が進んでいかない。自転車旅行もなかなか大変。残業せねば。

昨日の夜泊まった宿は、シャワー・トイレ別、しかも水シャワー。部屋にゴミ箱もなく、なんだか余計に疲れてしまった。
朝、別の宿に移動、ホットシャワーが出るか実際に部屋を見せてもらって、決定。ちょっと高くて50ソル。
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この町は、各地へ向かうトラックの分岐点で、宿がとにかく多い。慎重に選ばないと大変かも。2泊目のホテルは、HOSTAL LOS ANDESというところ、開放的な中庭があって、オススメ。
町の中心にある大聖堂に一番近いホテル(大抵もっとも格式がある、はず)のおばちゃんが、「プキオにはWIFIはない」と言ってたけど、インターネット回線はあるのだから、ホテルでもWIFIを売りにすれば、もっと人が集まるのになぁ。と、ぼそり。

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プキオの宿情報:HOSTAL LOS ANDES
ツイン:50ソレス/ホットシャワーあり/WIFIなし
アルマス広場から南へ徒歩1分


10月15日
休息日を一日挟んで、次の町へ向かうことに。
アンデス越えを頑張った妻へのご褒美、というわけではないけど、今後の旅のスケジュールも考えて、クスコまで一気にバスで行ってしまうことにした。

朝、バスターミナルへ行くと、今日の便は夜の11時しかないという。しかたなく、町外れに行って、車をヒッチハイクすることにした。
ヒッチハイクをしていると、そばにいたおじさんが「俺はバスの運転手だから、夕方6時頃にここで待っていれば、乗せてやる。」と話しかけてきた。少し悩んだけど、それならということで、近くの食堂で時間を潰して待つことに。本を読んだり、日記を文字に起こしたり、動画を編集したり、子どもたちと遊んだり。
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(子どもたちに紙飛行機を作ってプレゼント。真ん中の赤い男の子はいろいろ質問してくれて賢そうな子だった。)

そんなこんなで、夕方6時。。。

待てど暮らせど、おじさんのバスは来ない…。

しかたなくバスターミナルへ行って、夜11時のバスを予約しようとすると、今日はもう一杯だそう。
もう、しょうがないので、明日朝一、5時のバスを予約して、荷物と袋につめた自転車を預け、バスターミナル目の前の宿に泊まることに。思いがけず何もない町プキオに3泊もしてしまった…。
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【コラム】ウユニの宿&レストラン

ウユニには、友人を待ったり、次の走行に向けての準備やらで、9泊もしてしまった。
ウユニで泊まったホテル、レストランの情報を残しておきます。

【ホテル】

Hostal Mana
私たちが最初に泊まった宿は、Hostel Mana
シャワー・トイレ共同で、Wifiありで一人45ボリ。私たちの滞在中、3日間Wifiがつながらなかったけれど、その日は35ボリにしてくれた。ウユニはWifiが飛んでいる宿は少なく、かなり遅い。シャワーのお湯は24時間だけれど、長い間は出ないようで、私は終りのほうになると必ず水シャワーになってしまった。
中心地からは少し離れている。でも、近くに夜になると炭火でいろいろなお肉(リャマ・鶏・牛・チョリソなど)を焼くお店が並んでいる。そこは20ボリ前後で食べられる。
宿泊していない人が遊びに来たりすると、宿のおばちゃんに怒られていた;

Hostal Avenida
Wifiがつながらないし、シャワーも今いちなので、次に移った宿は Hotel Avenida
シャワー(時間制限あり)・トイレ共同で、Wifiなし、一人35ボリ。シャワーは前の人の利用から少し時間が空くと、いいお湯になる気が。
旅行会社の並びのすぐ隣で、レストランの多い中心地も近いので便利。
入り口が広く、自転車も入れやすいためか、欧米人チャリダー夫婦3組にも遭遇。
中庭に水場があり、干し紐も張ってある。その中庭で自転車の整備もしやすく、過ごしやすかった。
フロントのお兄さん?は英語可。

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【レストラン】

ウユニのレストランはきれいだけれど観光者向けでやはり高い。
私たちも初めは「仕方ないか」と高めのお店に入った。
でも出てくるのは遅いし、あまり美味しくなかった。

LA TORRE ITALIANA
旅仲間から教えてもらった安めでメニューも豊富なお店。何を注文してもはずれなしで1日に1回は必ず通った。

タコス(25ボリ)が日本人仲間全員一致で一番人気!結構辛めだけれど、おいしい!4回くらい食べてしまった。朝食・昼食・夕飯とやっている。家族経営のため、12歳の女の子もホールをがんばっているけれど、なかなか意思疎通が難しかった。

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Cafe MAYA
パスタが今までの南米旅で一番おいしかったのは、Avenidaの目の前のMAYA
麺の湯で加減、ソース(変な香草ぽさがなかった)もGood!Wifiも飛んでいる。
ちょっと紳士的なホールのお兄さんが、お勘定を渡すと、必ず「ムチャス グラシアス」と目を見てしっかり言ってくれるのが印象的。

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HODAKA MOUNTAIN
最後は、毎回利用した旅行会社 HODAKA MOUNTAIN。日本人旅行者のほとんどは、ここでツアーやランクルチャーターをする。日本語が少しできて、英語OKの親切なスタッフ。オーナーの女性がよく私たちを「トモダチ!」と呼ぶのが面白くてなんか笑ってしまう。Wifiも飛んでいるので、ここでネットをやりにくる日本人多数。なので、ランクルチャーターで人数が集まらなくても(店頭に「一緒に行く人募集」の貼り紙ができる)、ここで待っていれば集まってくるかも?
他の会社で塩湖に行った人から聞くと、「鏡張りは見られなかった」とのこと。私たちは毎回鏡張りへ行けたので、やっぱりHODAKAはいいみたい。

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アタカマでの日々&宿情報

12月1日~4日

宝石の道が終わり、休憩や洗濯などするためアタカマでは3泊以上はするつもり。でも、昨日泊まった宿はあまり居心地が良くなかった。(Tから始まる宿。名前失念…)結構ベッドが埋まっていて、二人とも10人部屋の2段ベッドの上にされたけれど、起き上がると天井に頭をぶつけてしまう…とても窮屈な感じなうえ、水回りもキタナイ…夜には「明日出よう」となった。
不安は的中?、私は、ベッドの下のおじさんが何度も寝返りを打つせいで手作り風のベッドがギシギシ鳴るし、まわりの人のいびきもたくさん聞こえるしで、疲れているはずなのに一睡もできなかった。。

翌朝1日、ラパスで1日だけ会った加瀬くんが偶然アタカマにいるとわかり、同じ宿、Hostel Floridaに移動。前の宿と同じ料金だけれど、こちらのほうが部屋もキッチンもシャワー・トイレもはるかに清潔。私たち以外はほぼ欧米人で、夜ちょっと騒がしいけれど、ぐっすり眠れた。中庭にハンモック、テーブル・椅子があり、ゆうもお気に入りのよう。

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そして、身の回り品の整理。自転車やバックも砂まみれ。自転車は水と食器用洗剤を含ませたスポンジで(グリスがついているところは除いて)洗う。きれいになり、すっきり。

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衣類などの洗濯ものは、ランドリーで1Kg2000ペソ(約400円)。これもボリビアより150円くらい高いかな。
アタカマはよく陽が照って暑いので、濡れたタオルなんかを平置きにしておいてもすぐ乾く!今までの旅で一番暑いところ。日本は今頃コートを着るくらいなのに。

ご飯ももちろん高いので、最初の2食以外は自炊をすることに。
簡単に作れるのはパスタ。トマト、玉ねぎ、スパゲッティーを買って。
そして、お米が日本米に近そうなので買って炊いてみたところ、おいしい◎久しぶりに納得のいけるごはんが食べられた。
挑戦してみたのは、パエリアもどき。これまた、ラパスで出会った蓮くんが同じ宿に来てくれたので、一緒に料理!おいしくできました◎

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最後にアタカマのおすすめアイス屋さんの紹介。「BABALU」
これも友人から聞いたお店で、とってもおいしいというので是非食べたいと行ってみる。サーティワンみたいに、お姉さんが何度かスプーンでひとすくい味見をさせてくれる。二人ともダブルを注文。
うん、どれも甘すぎず、おいしい!

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イースター島 ~宿&お店情報~

Hare Kapone (ハレカポネ)
私たちが一週間お世話になった宿。管理人が常在していないため、予約は必須とのこと。2013年10月に新しく移動したらしく、きれい。キッチンも清潔で料理がはかどる。食パン用のトースターや電気ケトルもあって便利。私たちは、2食(下記のエンパナーダと甲太郎)以外は自炊!
8ベッドなので、満員になってもこじんまりとしていて過ごしやすい。掛け布団は、南米に来て初めての羽毛布団。今まで重い毛布ばかりだったので、これには感激!

管理人の川口さんは毎日2、3回宿に来てくれ、こまめに掃除してくれる。それだけではなく私たちと雑談もしてくれ、観光情報のほかにも南米事情などのいろいろな質問に答えていただいた。

DVD多数あり。ゆうの大好きな「水曜どうでしょう」やドラえもん映画やジブリなども。
WiFiもあるけれど、回線は不安定。スカイプ(動画付)は途切れ途切れながらも、なんとかできた。

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Mikafe
2度行ったアイス屋さん。今のところ南米No.1!海を見ながら食べられる効果もあるのかもしれないけれど、すごいおいしかった!ダブルで2,500ペソ(500円弱)。日ごとにメニューは変わるみたい。

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Ariki o te Pana
エンパナーダ(いろいろな具がパイ生地に包まれている)がおいしい!これまた今までの南米No.1のエンパナーダ。イースター島で外食してみるとなんでもおいしいのかも?

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居酒屋甲太郎
Hare Kapone のみんなと行った日本食屋さん。狭きイースター島に日本食があるなんて!高いけれどこれはいかなくては!握りずしや、ラーメン、定食などがある。

バックパッカーメニュー(バックパッカーだと主張すると出してくれる)もあり、この日はかつ丼(8000ペソ)でゆうはこれ。私は鍋焼きうどん(15,000ペソ)を頼んだけれど、これがそうなの?と思ってたら、オーナーのフランシスコ・ザビエルさんが「今日は、ごめんなさいね、手抜き、天ぷらうどんね」って。。でも、オーダーしてから麺を作ってくれいた。

メイン前に出してくれたお茶とお味噌汁と酢の物はホッとできるおいしさ。メインもまずまず。なによりもザビエルさんが面白かった!

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Kari Kari ラパ・ヌイダンスショー (一人10,000ペソ)
女子はちょっとおしゃれして出かけた。私もたった一着持っているワンピースを着て、この旅2回目のメイク(と言っても軽く)。これだけでちょっとわくわく。

腰を振る速さに驚き!男性は力強く迫力があり、女性はしなやかだった。身体の線が美しい!生演奏、歌声も南国らしく、カラダに響いて良かった。

お決まりの?観客参加は、ゆうも女性に連れられ、踊る。真似して頑張ってました。

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2013年12月20日 本土へ

一週間もあっという間に経ち、12時に宿をチェックアウト。霧雨程度の雨にはあったけれど、天候にも恵まれたし、のびのびとした島生活を過ごすことができた。ここで見れた景色もきっと忘れない。イースター島に来れて良かったね。

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汐見荘について

20泊もお世話になった宿を紹介。

場所: ビーニャ中心地から4kmくらい離れているところにある。外見は全く普通の民家で、看板はない。私たちが頼りにしたのは住所、そして決めてとなったのはインターホンのそばにあった日本の切手

部屋: 1人部屋、2人部屋がいくつかあって、いわゆるドミトリーらしい5人部屋などがある。混雑してくると宿泊者棟とは別の母屋の部屋にも入れてくれる。オーナーの山岸さんに聞いたところ、意外にも30人!は収容できるみたい。見かけはこじんまりしているので、その人数に私たちはびっくり!女性ひとり旅の方は1人部屋に、夫婦は2人部屋になどと結構配慮してくれる。
キッチン: 人数が集まるとちょっと狭いけれど、調理器具は充実している。1日の使用料100ペソで、そこから調味料などを提供してくれる。

談話室: 日本の書籍がたくさん。司馬遼太郎など前から読みたいと思ってた本もあったけれど、じっくり読んでしまう私は手をつけられなかった。
洗濯: 洗濯場があり、干す場所も多めにある。ビーニャの天気は滞在した前半は曇りばかりで2日干さないと乾かないくらいだった。ある夜、嵐のような雨が降り、それ以降は晴ればかりでカラッとしていた。
山岸さん: 私たちは結局前半8泊、後半12泊もしたので、だんだん山岸さんと仲良くなり、ご自分の経験談を話してくれた。山岸さんに会いに、またビーニャに行きたいな。
猫: シマちゃん。皆の夕飯時間に食堂に、ご飯をねだりにやってくる。中庭で寝っ転がってる姿は愛くるしい。
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(写真公開禁止のため掲載できません。ごめんなさい。)


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どこも混雑、アルゼンチン

2014年1月8日 San Martin de los Andes へ
連日走行が続いているのでもう一泊したいところだったけれど、次の町まで距離は長くないためもう少し頑張ることに。10時過ぎには出発。

舗装路だから走りやすいだろうと思っていたら、向かい風が強く緩やかな登りでも思うように調子が出ない。お昼は道脇に自転車を止めて、昨日宿で炊いたご飯で作ったおにぎりを食べる。「やっぱりお米がいいよね。」と話しながら。

アルゼンチンは路肩が狭く、白線の上を走っている感じ。町が近づくと交通量が多くてちょっと怖い。狭いうえにアスファルトと道端(未舗装側)の境が30cmほどの段差になっているので、へたに端によると転びそうでまた怖いのだ。無事に安全に走れているのは、自分たちの注意と車の運転手のおかげでもあると思う。運転手さん、どうか脇見・居眠り運転はしないでくださいね。

時折、緑豊かな風景に似合う素敵なcabana (バンガロー)が見えると泊まるわけでもないのになんだかワクワクしてしまう。

目的地のSan Martin が見えてきた。14時前には到着。ログハウス風の建物ばかりでいい雰囲気。しかし、宿探しが大変だった。インフォメーションで安宿情報をもらい、それらをまわったけれど4、5件全部フル…。ちょっと高いかもしれないと訪ねた宿がやっと空いていた(プライベートツイン・朝食付きで400ペソ)。やっぱり高かったけれど、連日頑張ったので休憩も兼ねてここに2泊することにした。


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(かごをつけられるだけつけて売っている車。)

2014年1月9日 休息日
日本の実家に送り返したいものがあったので、ゆうが郵便局へ行ってくれた。しかし、1時間後くらいに送るはずの荷物をそのまま部屋へ持って帰ってきた。その訳を聞いてみると…郵便局はかなり混雑して1時間並び、やっとカウンターにつくと、「税関を通してからだ」と言われる。税関は局内にあるけれど、12時までで並んでる間に12時は過ぎてしまっていた。今日はもう税関は開かない…ということだった。国によって郵便事情は異なるもの。仕方ないので、明日出発前に郵便局へ寄ることにした。
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(右:郵便局に貼ってあったもの。フォークランドはアルゼンチンのものだとまだ主張している、とゆうがおもしろがっていた。)

宿: Rukalhue Hostel
高めなだけあってきれい。タオルと石鹸が付いてるのもうれしい。キッチンも利用できるので、朝食以外は自炊。夕飯はスーパーで牛肉を買って(1kg80ペソ)、2夜ともステーキを食べる。安くても満足できるほどおいしい。にんにく、玉ねぎ、醤油で作るソースが私たち好みでおいしいとここで気づいた。

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南米のスイス・バリローチェ

2014年1月13日 バリローチェ到着
今日はアルゼンチン第一の目的地、バリローチェに到着予定。走りはじめて間もなく、大きな坂が見えてきた。ちょっとぎょっとしたけれど、傾斜はさほどなく息も切れるほどではなかった。そのあとは長い下りで、気持ち良く走れた。
同じような3km近くの大きな登り坂をもう一度超えると、バリローチェが近づいてきたという雰囲気を感じた。その辺りで一息ついていると、1台のキャンピングカーが私たちの前に止まり、セニョールが子供を抱きながら話しかけてきた。「君たちを San Martinで見たよ。」私たちを3日前にも見かけたようだった。そう話かけてくれると、うれしいもの。「ペルーから4ヶ月かけて走ってきた。」と私たちが話すと、とても感心してくれた。その家族と写真を撮ると、セニョールが気を利かせて私たち二人を撮ってくれた。

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14時頃にはバリローチェに着くことができた。また宿探しが大変で、目星をつけておいたところはことごとく満室。バリローチェは斜面に築かれた町なので、登ったり降りたりと自転車でうろうろするにはきつかった。ちょっと町の奥に入り、ようやく6件目空きベットがあったのでそこに決定。オーナーも良さそうな人だ。

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2014年1月14日〜15日 バリローチェでの日々
San Carlos de Bariloche バリローチェは「南米のスイス」といわれている。その訳は、町の前に湖が広がり、その背後にアルプスのような山々がそびえ、木造のシャーレ風のホテルなどが並んでいるため。確かに美しいロケーションだ。アルゼンチン人にも人気の高い観光地のようだ。私たちはここで休息と両替とちょっと観光を目的に3泊した。

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(広場にセントバーナードまでいる)

オステル:Hostel La Justina (ドミトリー、一人120ペソ、朝食付き)
宿のオーナーはとても世話焼きでいい方。私たちにとって英語で会話できるのがさらに良かった。次の行程の相談にものってくれ、プエルトモンまでのフェリーを予約してくれた。
私たちはドミトリー6人部屋だったが、部屋は充分に広いため、荷物の多い私たちでも窮屈ではなかった。シャワーの排水溝が狭く、シャワー室は水浸しになりがちなところだけマイナス…キッチンは広くて快適に利用できた。

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両替
Mitre 通りに闇両替(米ドル紙幣を出すと公定レートより良い値でアルゼンチンペソへ両替できる)ができる場所がある。その通りを歩いていると「Cambio(両替), dollars?」と度々声をかけられる。私たちは、1ドルを10.1ペソで替えてもらった。12月にビーニャで両替事情を聞いたときには1ドル9ペソ程度だったので、「良かったね」と言いあった。
レストラン:El Imperial

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地球の歩き方を見ていて、行きたい!と楽しみにしていた中華バイキング(私は大の中華好き)のお店。しかし、Angostura で入ったお店とチェーン店ではないかと思うくらい料理がそっくりで、喜びは少なかった。家族連れが多く、わりと人気のあるお店のようだった。
チョコレート屋さんめぐり
バリローチェのおみやげといえばチョコレート。これまたMitre 通りにたくさんのチョコレート屋さんが並んでいる。カフェ併設のお店もあり、甘いもの好きの女の子にはたまらない。ここは女の子同士でまわって見たかったな。なんて…
Mamuschka
私のお気に入り。お店の外観からしてかわいい。もちろんチョコレートもかわいい。日本のバレンタインにおみやげとして買って帰ったら喜ばれるだろうなと思ったり。小柄でお人形さんのようにかわい店員さんばかりだったのも印象的。ショーケースを眺めていると、試食をさせてくれた。マトリョーシカの缶が欲しくて、ここで購入。甘すぎず上品な味で口に入れるとすっと溶けてしまうほどで、とてもおいしかった。
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Rapa Nui 
バリローチェに先行していた友人がお勧めしてくれたお店。前を通るだけで甘い香りがしてくる。ここではアイスを食べてみた。店内は混雑していて、レジに並んでから食べられるまで20分以上はかかった。名店だけあって味には二人とも満足。

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バルセロナの日々 ~その1~

2014年4月2日 サイクリングロード!
朝7時にバルセロナの駅に到着。あらかじめネットで予約しておいた宿へ向かって走る。車道とは別に遊歩道のようなところにサイクリングロードがあったり。今までは街中は交通量が多くて走りにくかったけど、ヨーロッパはそんなことはなさそう。これからの走行も楽しみになってくる。

宿に到着して休憩すると、荷物を預けて自転車で周辺をまわってみることに。駐輪する場所には日本のようにただスペースがあるのではなく鉄柵がある。そこにタイヤやフレームを鍵でくくりつけるのがヨーロッパ式みたい。

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ランブランス通り
街の中心から伸びている観光名所的な通りで賑わっていて、花屋さんがたくさんあり華やかな印象。
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サン・ジュセップ市場
ランブランス通り沿いにあり、野菜・フルーツから海鮮、ハム、香辛料などが並んでいた。南米の市場とは違って、どれも見栄えよくきれいに並べられていて、ヨーロッパらしい。

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Les Quinze Nits
パエリアを食べたい、と手頃な価格のお店を調べて行ってみたお店。でもレイアール広場の中にあり、店内はきれいなレストラン。二人分のミックスパエリア、16ユーロ。海鮮風味でお米の硬さもちょうどよくて、おいしかった。

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サグラダ・ファミリア ライトアップ
夜が更けた中のサグラダファミリアは厳かだった。見れば見るほど、不思議な建築物。改めてスペインまで来たんだなと私たち思わせてくれた。
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2014年4月3日 

昨夜からまたゆうが38.5度まで発熱してしまい、この日は一日休息。
近くにあった中華スーパーに行ったりした。
宿: Hola Hostel Eixample 
朝食付き、キッチン、Wi-Fiあり。私たちが選んだ部屋は一番安い20人ドミトリー(一人12ユーロ)!今までにない大人数でどんなものかと不安だったけれど、部屋は広くベッドは整列されているし、ロッカーもあって居心地は悪くなかった。幸い部屋で騒ぐ人やいびきが大きい人もいなかったし。
ここは規模の大きなシステム化された宿で、部屋やロッカーはカードキー(FeliCaのような)を一人一枚渡され、証明は部屋もトイレ・シャワーも全てセンサーでオンオフされるようになっていた。でもそのせいでしばらくベッドでiPhoneや本を読んでいると明かりが消えてしまい、その度にベッドから出て動いて明かりをつけなくてはならなかったり。
洗濯機、乾燥機も一台ずつあり無料で利用可。
宿自体がやや新しく清潔感もあるけれど、キッチンやトイレは人数が多くて掃除が間に合ってない感じだった
立地はサグラダファミリアに歩いて20分くらいで行けるほど。スーパーもまわりにたくさん。宿代もチリペソにしてみれば10000ペソくらいで、あり得なくはなかった価格なので、総合的にもまぁまぁ良い宿だったかなと。

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カッパドキア~お気に入りの景色

カッパドキアでの日々 (2014年5月18日~2014年5月20日)

日本人チャリダーと遭遇
宿で朝食を取るため、食堂のテラスへあがるとびっくり!昨日は真っ暗になってからの到着だったからまわりの景色がわからなかったけれど、ここは奇岩に囲まれた町だった。こんな景色を見ながら朝食を取れるなんて。「今回の旅に行く前からカッパドキアは絶対に行きたい!」と思っていた私は、「これが見たかった景色だ!」と感動。

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朝食を終えてテラスから降りるときその真下の入口にチャリダーが入ってきた!しかも日本人!日本人チャリダーマニアのゆうは会ったことがない彼を「あのブログの方ですね?」と言い当てていた。彼は森林悠生さん、私たちとは逆ルートで東から進んできたチャリダー。私たちのことは知らないようだったけれど、チャリダーだとわかると話は弾み、いろいろと情報交換もできた。それにしてもうれしい偶然。ここの宿は日本人がよく来るとは聞いていたけれど、チャリダーに会えるとは。

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(左から森林さん、高橋くん)

カイマルク地下都市
カイマルクの地下都市へは、別の日本人パッカーさんに教えてもらった方法で向かった。ドルムシュ(往復一人11リラ)。ギョレメのバスターミナルでネヴシェヒル行きに乗り、そこからカイマルクいきに乗り換える。バスのフロント窓に行先名の書かれたボートが置いてあるのでわかりやすい。

待ち時間も含めて一時間かからずにカイマルクに到着。地下都市はバス停からすぐ近くだった。町の中は人気があまりなく静かだったけれど、地下都市入り口にはチケットを買うため行列ができていた(一人20リラ)。さっそく地下へ。中はひんやりして涼しい。人が列になっているから迷わず順路を進めるけれど、所々にある矢印だけでは迷子になってしまいそうなほど複雑に道が張り巡らされている。食料貯蔵庫、教会、ワイナリーなどを見つけると、工夫された構造に感心したりかつての生活を想像したりして楽しむことができた。かつてここには2万人ほどが生活していたというのは驚き。

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(上右:しゃがみながらではないと進めない通路もたくさん。下:付近のお土産店)

朝陽と夕陽と気球
早朝4時半頃に起きてまだ薄暗い中、宿を出て行く。日中は半袖で問題ないけれど、陽が出てないと寒くてダウンを着ていったほど。30分位歩いて、小高い丘を撮影スポットに。微速度撮影↓


5時過ぎにはあちこちでゴーゴーと音を立てながら気球の準備がされていて、ひとつまたひとつと次々に気球が打ち上がっていく。そして陽もまぶしく出てきた。気球はますます増え、その数80近く!すごい数!今、何人気球に乗っているんだろう…朝陽と気球、ポップな景色でした。(私たちはこの景色を見るだけで十分だったため気球には乗らず)

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夕陽は宿近くの丘へ見に行った。広大な奇岩群が赤く焼けてとても美しい!もっとここにいられるならもっとのんびりしたい、と二人ともこの景色が気に入ってしまった。帰り道にはちょっとお高そうなホテルが並んでいた。日本人ツアー客らしき方々が泊まっている模様。カッパドキアらしい雰囲気をより味わえそうだし、こういうところにも泊まってみたいな。

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風土料理ポットケバブ
宿で一緒になった日本人みんなでレストランへ。カッパドキアの風土料理と言われるポットケバブ(セットで20リラ)を注文してみた。ウェイターが私たちの目の前でポット(陶器)を叩いて割ってくれるパフォーマンスがおもしろくて、みんな自分の分を動画に収めてみたり。最後まであつあつでおいしかった。

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宿:Paradaise Cave Hotel
ドミトリーは一人25ラリ。朝食付き(エキメッキがおいしい!)、Wi-Fiあり、cave型の部屋。シャワーとトイレはカーテンなどの仕切りなしで一室にあるので、ちょっと使いにくい。キッチンが利用できると他のブログで見たけれど、今はゲストに貸すのは辞めてしまったみたい。チェックアウト後も荷物を預かってくれたり、バスの出発時間まで宿内にいさせてくれる。男性オーナーは英語ペラペラ。より安い宿はあるみたいだけれど、立地、居心地も良くオススメ◎

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アンカラへの帰りはギョレメ12:30発のバスを選択。その前にトルコアイス!全部のフレバーをミックスにしてくれた。このアイス屋の店員もそうだけれど、時々「めっちゃうまいよ!」とか日本語で話しかけてくるトルコ人もいたり。バスターミナル周辺は観光地らしく、お土産屋さんがたくさん。そのあたりも含めて、私たちはこの町全体の雰囲気も気に入ったのでカッパドキア観光にギョレメを選んで正解だった。

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