宝石の道、第3弾、最終話です。
とんでもない悪路、砂地の道、宝石の道もいよいよ佳境。
最後はちょっと別れが惜しくなったり・・・。
「宝石の道」カテゴリーアーカイブ
【映像】vol17 宝石の道2
宝石の道、その2です。
ホテルを出発し、宝石の道最高所を抜けるまでを映像にしました。
【映像】vol16 宝石の道1
宝石の道、ウユニからエディオンダ湖すぎまでの動画です。
勇んで映像に残そうと頑張っても、自転車で走り始めると辛いことばかりで、つい映像を撮ることを忘れてしまったり。。
【サイクリング情報】宝石の道 Laguna Route infomation
宝石の道 サイクリング情報をまとめておきます。(2013年11月末に走行)
<地図の説明>
Google地図中の青色線は、ほぼ全区間で自走可能(自転車に乗って走ることが可能)
Google地図中の黄色線は、基本的には自走可能だが、ところどころ深砂がある。
Google地図中の赤色線は、自走不可能で、まれに自走可能。自走不可能な区間は、自転車を押すことになる。
地図上にあるピンは、下述の各補給地点の場所を示す。
<路面状況(2013年11月現在)>
◆ウユニ~宝石の道への分岐まで
簡易舗装で走行が可能。
◆宝石の道分岐~エディオンダ湖
Canapa湖までは、ガレ場&コルゲートが続くものの、なんとか自走可能。
Canapa湖からエディオンダ湖までの区間は深砂で自走不可。エディオンダ湖が見えてきてから自走可。
◆エディオンダ湖からコロナダ湖
エディオンダ湖から標高4400mをすぎるあたりまでは走行可能。
その後ホテル分岐までは走行が難しい。
ホテル分岐から10㎞程度も走行が難しく(ランクルの轍が無限に存在)、標高4600m付近から走れるようになる。
コロナダ湖が見えてからしばらく走行不可だが、国立公園事務所から2㎞付近より走行可能になる。
◆コロナダ湖からサラダ湖
コロナダ湖よりアロタ村から分岐した別の道に合流するまでは深砂が多く、時々しか自走できない。
合流地点より道が比較的固くなり、走行が容易になる。
◆サラダ湖から舗装路合流
サラダ湖から舗装路合流まではほぼ全線で走行可能
<補給可能地点(2013年11月現在)>
◆ウユニから宝石の道分岐まで
サンクリストバル、クルピナK村、アロタ村で水・ジュース、食料(缶詰、菓子、パン)など補給可能。
サンクリストバルにはメルカドあり。
◆宝石の道
▼エディオンダ湖のホテル
ツアー客向けの高級ホテルで、僻地にもかかわらず衛星でインターネットができるらしい。(ホテル内にWIFIルータあり)
1泊US100ドル前後、水、ジュース、菓子、ペーパーは購入可能。缶詰、パンは無し。
▼エディオンダ湖とコロナダ湖の中間にあるホテル
同じくツアー客向けの高級ホテル。
宿泊は1人100ドル前後。キャンプは無料。夕食のみ、コースメニューで1人14ドル。
水は無料。スタッフに断った上で食堂へ向かう廊下にある蛇口から自由に汲める。この時はシャワーも無料で熱々のお湯が出た。(このシャワーは増室工事作業員用のようで、今後も存在するかは不明)
▼コロナダ湖畔国立公園事務所至近の集落
ツアー客向けの宿泊施設群あり。1泊35ボリ。夕食15ボリ。(スープとミートソースパスタ)
商店に鍵が閉まっている場合、国立公園事務所から見て一番手前にある宿の女将さんが鍵を持っている。
水、ジュース、ビール、ワイン、チョコバー、クラッカー、クッキー、缶詰、ペーパーなどあり。
▼サラダ湖畔のホステル・レストラン
サラダ湖畔のホステルは1泊35ボリ、朝食10ボリ、昼食10ボリ、夕食12ボリ。夕食はスープとラザニア。(たぶん毎回同じ・・・。)
レストランで水、ジュース、菓子、ペーパーが購入可能。
▼ベルデ湖畔の国立公園事務所前ホステル
おそらくツアー客向けの宿泊施設、値段は安そう。食堂あり、商店あり、チリ・ペソ使用可。水、ジュース、菓子購入可能。
<その他>
◆風
手持ちの簡易風速計で20m/sを越える強風が吹いている。基本は北西だが、宝石の道分岐付近より地形によって南西の風に変わる。(基本ほぼ向かい風)
だいたい10時30分頃より吹き始め、13時頃から19時すぎまで強風がやまない。夜は静か。朝は全くの無風。
◆ホステルのご飯
1人分小分けにして給仕されるのではなく、テーブル分まとめて運ばれるので、余ればもらうことができる。この区間では貴重な食料。
◆携帯電波
ボリビア国営ENTELの電波が飛んでいるのは、サンクリストバルまで。
<勾配について>
この区間の勾配は、OpenCycleMapあるいはBikeMapで確認できます。
最高所は4943mでした。
宝石の道 Day13
宝石の道 13日目 2013年11月30日
いよいよ最終日。さて、今日はいよいよアタカマに到着する(予定・・・)
ようやく文明がある町に戻ることができる。
この13日間はとても貴重な経験だった。平均標高4500mで自転車を押し続ける、なんてことは、もう人生ではないだろうし、地球のものとは思えないような景色を見ることも少ないと思う。
この大変な経験が、今後の自転車旅行の血となり肉となって僕たちを支えてくれるんだろうな、と心から思う。

(ブランカ湖から望む、宝石の道)
朝7時に最後の幕営地を出発。一路、ボリビアとチリの国境を目指す。
8時頃に国立公園事務所に到着。コロナダ湖の事務所で買ったチケットを見せて事務所を出る。
この事務所周辺には、ホステルと中に商店があった。そこから国境までは上り坂。最後の峠を目指す。

(欧米人のツアー客に話しかけられる。彼らはこれから3日間でウユニに向かう。「僕たちは12日間かかったんだ」というと、周りの欧米人を集め出して、人だかりができてしまった。)
4kmほど走ると見えてきた。ボリビア・チリの国境だ。ボリビアのイミグレーションはとても小さく、係官は1人だけ。ずっとここに1人で住んでるのかな…。
パスポートに出国のスタンプを押してもらう。1ヶ月いたボリビアともいよいよお別れ。
そして、3カ国目、チリに入国!
ただ僕たちは入国よりも舗装路。アップダウンが続くけど、あと少しで舗装路だ、と二人で頑張ること数km。目の前にようやく舗装路が現れる。実にラパス以来1ヶ月ぶりの舗装路だ。
舗装路ーっ!
この道を自転車で走ったものなら誰でも叫ぶ、この喜び。舗装路だ。
ここからアタカマまではずっと下り坂。なんと4600mから2500mまで一気に2000mも下るスーパーダウンヒル。スピードも今までありえなかった30km/h前後を記録。目の前にアタカマ砂漠がどーんと広がってとても気持ちがいい。この13日間のご褒美のようだ。
15時頃、チリで初めての町、サンペドロ・デ・アタカマに到着。
イミグレーションを探して、入国手続を済ませる。荷物検査もあり、X線で荷物をチェックされる。が、検査官はほとんど中身を見ず、iphoneで音楽を聴いていた。
そして驚いたこと!人種がヨーロッパ系。今までずっとアンデスのインディヘナに囲まれて生活してきた。気候と合わせ、まるでヨーロッパに来たようだ。

(ようやくサンペドロ・デ・アタカマに到着。実に10日ぶりのまともな町だ。)
事前に調べておいた宿に向かう。も、値段を聞いてびっくり。ドミトリーで8000ペソ(1550円)、直近のボリビアではドミトリーで30ボリ(450円)だったので、なんと3倍の値段だ。ひぇ~。
まぁ、もう今日は特別。さっさと宿を決めて、レストランへ。
久々のまともなご飯を食べて一安心。
日本の両親、友達にもサンクリストバル以来10日ぶりに生存のメールを送る。
宝石の道、終了!
おつかれさまーーーっ!
【走行データ】
| 水平距離 | 61.85km | 沿面距離 | 62.03km |
| 経過時間 | 8時間39分20秒 | 移動時間 | 5時間30分45秒 |
| 全体平均速度 | 7.17km/h | 移動平均速度 | 11.25km/h |
| 最高速度 | 47.86km/h | 昇降量合計 | 2708m |
| 総上昇量 | 402m | 総下降量 | 2306m |
| 最高高度 | 4663m | 最低高度 | 2427m |
宝石の道 Day12
宝石の道 12日目 2013年11月29日
宝石の道も気がつけば12日目。ウユニから出て12日目。今日は、宝石の道、最後の湖、ベルデ湖、そしてブランカ湖を目指す。距離は40kmほど。途中に4700mの峠がある。
フランス人とベルギー人のサイクリスト2人に別れを告げて、ペダルを漕ぎ始める。
道は概ね安定。自転車に乗ったまま走ることができる。
途中で、後から出発した彼らに抜かされてしまった・・・。やはり欧米人は体力がある。
僕たちもペダルを漕ぎ続け、12時頃、ようやく4700mの峠に差し掛かった。
下り坂を緩やかに進み、16時頃ブランカ湖畔に到着。

(何度見てもこの景色には驚かされる。僕たちを囲んでいたその景色とも、いよいよお別れだ。)
ここからベルデ湖畔までが悪路だった。久々の深砂で自転車を押すことに。結局ベルデ湖畔到着は17時過ぎになってしまった。
宝石の道最後のキャンプ。いよいよ終わりかと思うと、この12日間のことを次々と思い出す。
チリは動植物の持ち込みにとても厳しい国。この最後のキャンプで、引っかかりそうな食べ物を全て使って料理を作った。
目の前に広がるブランカ湖を眺めながら就寝。
【走行データ】
大きな地図で見る
| 水平距離 | 38.20km | 沿面距離 | 38.33km |
| 経過時間 | 10時間21分05秒 | 移動時間 | 6時間44分35秒 |
| 全体平均速度 | 3.70km/h | 移動平均速度 | 5.68km/h |
| 最高速度 | 14.51km/h | 昇降量合計 | 813m |
| 総上昇量 | 375m | 総下降量 | 438m |
| 最高高度 | 4730m | 最低高度 | 4328m |
宝石の道 Day11
宝石の道 11日目 2013年11月28日
今日は、休息日。このチャルビリ湖畔でのんびりする。
と、いうのも、このチャルビリ湖畔には、温泉(?)があるのだ。
朝はいつもどおり日の出とともに起床。なんとなくカメラをもって温泉に向かう。
湯気が朝日に照らされて幻想的な光景が広がる。
温泉に行くと、宿のおじさんが湯量の調整をしていた。この後来る、大勢の観光客のために水位を上げているようだ。湯量は浴槽の下にある3つの穴で調整する。平たい岩で穴を塞いだり、開けたり・・・と原始的な方法で調整していた。
ホステルが飼っている動物たちが草を求めて歩き始める。一日の始まりの風景。
9時頃にランクルの観光客が集まり始める。前夜にコロナダ湖で宿泊した観光客が湖につく時間帯だ。わらわらと集まる観光客。動物たちと観光客と温泉。
さて、観光客がいなくなった10時、僕たちも温泉に入ってみることにする。まーったく使わずにバッグに眠っていた水着を初めて出して着てみる。
温度は39℃くらい。とても心地よく、ずっと浸かっていたくなる。
水も本当に綺麗で、底は砂利が敷き詰められている。
ここまで大事に運んできたビールをついに解禁。重さは合計で1kg。でも、それくらい大したことない!
この温泉を楽しみにここまで頑張ってきたのだ。ひさびさの休息日、温泉でのんびり疲れをとることができた。
——
さて、この湖畔には僕たちとは別にサイクリストが2人いた。フランス人とベルギー人のサイクリストだ。(名前を聞きそびれてしまった。)
このうちフランス人のサイクリストとは、実は宝石の道初日に会っている。僕らを抜かしたサイクリストのうちの1人だった。彼はここに2泊目、だそうだ。彼はこの温泉がとても気に入っているみたい。
(余談にはなるが、彼らはこの温泉をホットプールと呼んでいた。温泉、というとなんとなく味わい深い感じがするが、ホットプール、というと、なんとなく残念な感じがするのは何故だろう…。)
このあまりにも厳しい宝石の道、そこを自転車で走る仲間、ということでおのずと会話が弾む。「あの峠はどうだった」とか「こんなことがあったとか」。そして当然のごとくお互いの装備紹介へ。それぞれ工夫しているオススメの装備を教えてもらう。

(たまたま3人共同じソーラーパネルを使っていた。ソーラーパネルを傷つけない方法と、スポンジをパネルの間に挟む技を教えてもらった。)
ベルギー人のサイクリストは、なんとこの宝石の道でリムが裂けたらしく、ダクトテープでぐるぐる巻にして応急補修していた。

(ベルギー人のサイクリストは、フランス語とドイツ語が母語。当然、英語も話し、彼女がスペイン人だから、とスペイン語もペラペラで僕と同じ28歳だった。育った環境が違うとはいえ、4ヶ国語のネイティブスピーカーとは・・・。ずるひ・・・。)
——
宿に戻って、朝ごはんを食べる。今日はの~んびりスペイン語でも勉強しようと、本を広げて単語を覚え始める、が、このホステルの子どもたちが邪魔をする。


(僕の単語帳を食べる女の子・・・お行儀が悪いよ~。お兄ちゃんは少しお利口さん。)
ここで生まれて生活しているのだろうか?学校には行っているのだろうか?
ふと、日本の子どもたちのことを思う。同年代の子達は何をしているのだろうか。
スマホでゲーム?youtubeでアニメでもみているのかな。一体どちらがよいのだろう。
——
温泉の水が予想以上に綺麗だったので、洗濯をすることに。ここ10日間、砂から身を守ってくれたウィンドブレーカーを洗うと、水が真っ茶色に…。
——
欧米人には有名な観光スポットのようで、改造した自家用ディフェンダーで乗り付けてくるフランス人家族もいた。自分のキャンピングカーをフランスからここまで運ぶのに一体いくらかかるのだろう…。遊び方のレベルが違う。
——
宿に当然電気はひかれていない。なので、ここではバッテリーに蓄電をすることになるのだが、その発電機はなんと使い古された車…。発電機のほうが効率がよいのだけど…。
こんな感じで完全オフ日を消化。明日はいよいよ最終ラウンド、ベルデ湖へ向かう。
宝石の道 Day10
宝石の道 10日目 2013年11月27日
今日は宝石の道でもっとも高い峠、4900mの峠を越える。
傾斜はそれほどでもないけど、どうもペースが上がらない。風も吹いていないし、路面状況も悪くないのだけど。。のろのろ坂道を登っていると、お決まりの強風が吹き始める。

今まで路面状況があまりにも悪すぎて、あまり話題に上らなかった風。路面状況が改善した今、一番の大敵は何より風だ。
この風はウユニを出た10日前からずーっと吹き続けている。基本は西風なのだけど、地形によって北西の風になったり、南西の風になったり、風向きを変える。実際のところ、この風は常に僕たちにとって向かい風だった。ウユニを出た頃は南西の風として襲いかかり、宝石の道に入る直前は北西の風として襲いかかる。宝石の道に入れば、ほぼ南風という具合で、南進する僕たちに立ちはだかる。
朝は10時半にもなれば、それまで無風だった大地に風が流れ始める。その後12時頃に風速はピークをむかえ、そのまま19時頃まで勢いは衰えることがない。

(風速計はついに秒速20mに!風速20mで自転車って漕いでいいのかな…。写真だと風が伝わらないのが残念。いずれ動画で公開します。)
この日も向かい風にあおられ、ペースは上がらない。それに、なんといってもここは4700m。
いかに高地に体が慣れた、とはいえ、酸素不足はどうしようもない。
10m歩いては、肩で大きく呼吸し、なんてことを何回も繰り返しながら、ようやく峠の最高所に到着した。
標高は4943m。5000mまであとすこし、そんなところを自転車で走ることになるとは。。標高5000m。。。

(相変わらずの絶景が広がる宝石の道。空の青さは言葉にできない。青!)
峠の頂上から道は東進する。今まで強烈に吹き付けていた風は、追い風に変わる。さっきまでひいひい言っていた上り坂をほとんど漕がずに登っていく。。恐ろしや、風。
程なくして、道は下り坂に・・・。
しかし、この下り坂。路面に大きな岩が転がっていてスピードが出しにくい。それなのに、後ろからは猛烈な追い風が吹いてくる。ブレーキをかける手も痺れてくる。
風は強すぎると、追い風でも困る・・・。
道は南に進路を変える、風は横から吹き付ける。が、目指すチャルビリ湖まであとすこし。最後の力を振り絞って自転車を押す。18時頃、目的のチャルビリ湖に到着。
唯一のホステルに宿をとる。
夕食はラザニア、例のごとく、テーブルごとに配膳されるので、あまった分を頂いてしまった。
この日は、そのまま就寝。
宝石の道も残すところあと100km。ようやく先が見えてきた。
【走行データ】
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| 水平距離 | 40.77km | 沿面距離 | 41.23km |
| 経過時間 | 16時間02分50秒 | 移動時間 | 7時間55分05秒 |
| 全体平均速度 | 2.57km/h | 移動平均速度 | 5.21km/h |
| 最高速度 | 22.71km/h | 昇降量合計 | 1241m |
| 総上昇量 | 545m | 総下降量 | 696m |
| 最高高度 | 4943m | 最低高度 | 4353m |
宝石の道 Day9
宝石の道 9日目 2013年11月26日
今日はようやくまともに走れる道に合流する予定。ただそれが嬉しくて朝も早めに出発した。

(何もない&誰もいない道なので、スピーカーをセット。珍しく音楽をかけて自転車を漕いだ)
コロナダ湖畔をスムーズに通過、特に問題なく走れる。
が、そうやすやすは通してくれないのが宝石の道。今日も現れる深砂区間。

(猛烈な風で旋風が起こる。たまに巻き込まれる。巻き込まれると砂がありえないほどのスピードで肌にぶつかるために結構痛い、それでも、竜巻ではないので、浮き上がるとか飛ばされるということはない。)
この日は、深砂が途切れることなくしばらく続いた。強風が吹き荒れる15時30分頃。ようやく合流点に到着。
この合流点から今度は上り坂が始まる。上り坂は最高所4900m。宝石の道で最も高い場所がこれから越える峠だ。じわじわと登り始めるが、強烈な向かい風の中、それなりの傾斜を登るのはかなりしんどい。
僕はまだしも、やはり彩が上り坂に四苦八苦。すぐ煽られてしまい、スピードも出せない中、ハンドルがあっちにいったりこっちにいったり、右往左往して転んだりとまともに進むことができない。
結局、道はしっかりしているが、強烈な向かい風と上り坂のため、自転車を下りて押すことに。仕方ない…。
自転車を下りて押すこと2時間、今日のキャンプ地を決めて、幕営。
明日はいよいよ4900m、ほぼ5000mの峠を越える…。
【走行データ】
| 水平距離 | 18.63km | 沿面距離 | 18.79km |
| 経過時間 | 9時間26分45秒 | 移動時間 | 5時間46分00秒 |
| 全体平均速度 | 1.99km/h | 移動平均速度 | 3.26km/h |
| 最高速度 | 12.29km/h | 昇降量合計 | 343m |
| 総上昇量 | 286m | 総下降量 | 57m |
| 最高高度 | 4541m | 最低高度 | 4304m |
宝石の道 Day8
宝石の道 8日目 2013年11月25日
宝石の道も8日目。この日は是が非でもコロナダ湖に到着をしたかった。実は先行するサイクリストから、コロナダ湖より先、道が整備され、砂に埋まるようなことは殆ど無いと情報を得ていた。もう苦しい思いをしたくない。だから早くコロナダ湖につきたい。はやる気持ちを抑え、朝6時半に出発する。
昨日と同じ”高速道路”に乗る。昨日とは違い、時たま深砂があり、車輪がスタックする。それでも走行距離は幾分伸び、昼ごろには奇石群へ到着することができた。
この奇石群、ツアーでは必ず立ち寄る観光スポットなのだけど、僕たちの目標は「コロナダ湖に今日中にたどり着くこと」ただひとつ。
横目で眺めるだけに留め、先を急いだ。
この奇石群から先しばらくは深砂で走行不能。ようやく乗れるようになると、遥か先に真っ赤な湖が姿をあらわす。コロナダ湖だ。
コロナダ湖が見えてから、また深砂区間が始まり前に進めない。強風の中、自転車を押す。10数㎞前進するとようやくコロナダ湖の全容が見えてくる。
真っ赤な湖、コロナダ湖だ。この宝石の道の中に数ある湖の中でも、もっとも印象に残る色をしている。
16時頃、湖畔の国立公園事務所に到着、この先ベルデ湖までは国立公園の中を走る。入園料が150ボリ必要になる。(2000円ほど。)
この国立公園事務所でランクルツアーの欧米人に「ここまで自転車で来たのか?」と質問を受ける。「そうだ」と答えると、「リスペクト」だとか「アメイジング」だとか、「クレイジー」だとか・・・握手を求められたりされた。無断で写真を撮るのをやめてくれればいい人たちなんだけどなぁ。。とボソリ。
入場料1人150ボリを払って、事務所の至近にある宿へ。このコロナダ湖畔の集落には宿がある。
宿に泊まるのは、久しぶりだ。(2日前は食事だけで、テント泊だった。)
ここでクッキー、水、コーラを補充する。
夜はパスタとスープ。これで15ボリビアーノ(200円ほど)だ。
パスタはテーブル単位でドカッと盛られて配膳される。他のテーブルの分が余っていたので、明日の朝食がわりに少し頂いてしまった。この宝石の道では、貴重な食料。。残すなんてもったいない!
久しぶりのベッドで就寝。明日に備えておやすみなさい。
【走行データ】
| 水平距離 | 25.94km | 沿面距離 | 26.09km |
| 経過時間 | 10時間37分30秒 | 移動時間 | 6時間20分50秒 |
| 全体平均速度 | 2.46km/h | 移動平均速度 | 4.11km/h |
| 最高速度 | 14.84km/h | 昇降量合計 | 418m |
| 総上昇量 | 69m | 総下降量 | 349m |
| 最高高度 | 4600m | 最低高度 | 4285m |
















































