朝は7時に出発。自転車を引きずりながら数㎞走る(いや、押す)と道はよくなり、何とか乗れるレベルに。
10時頃、昨日の目的地エディオンダ湖畔のホテルに到着。ここで水、ジュース、トイレットペーパー、菓子の補給をする。このホテルは富裕層向けツアー客用のホテルで1泊100ドルもするという有名なホテル。実際料金表を見ると、ボリビアーノでかなり高額な金額が書いてある。
エディオンダ湖は特にフラミンゴが多いことで有名な湖。フラミンゴの大群が羽を休めている。写真を何枚か撮って、エディオンダ湖を出発。
と、出発早々、彩が大転倒してしまった。顔面から地面に倒れ込むので、こっちもびっくりしてすぐに駆けつける。幸い、サングラスをしていたこと、ヘルメットを着用していたこともあって、軽傷ですんだ。それでも、この転倒がきっかけになって、ガレ場に対する恐怖心が彩に植え付けられてしまったようだ。泣いてしまった彩を落ち着かせ、前に進む。次々新しい湖が現れる。
景色もまるで火星にでも来たかのよう。火山がそびえ、赤褐色の大地と湖。ここは本当に地球なのだろうかと、思ってしまうような景色が目の前に広がっている。
この日は道も多少マシで、16時ころまでは乗って走ることができた。距離も伸びて20㎞を記録。調子よく走っていると、落とし穴はあるもので、最後の数時間は昨日と同じ深砂。昨日経験しているとはいえ、嫌なもの。風も強いが、調度良いキャンプ地がなかなか見つからない。仕方なく自転車を押し続ける。
日没直前の18時30分。ようやくキャンプ地を見つけ、テントを張った。
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