月別アーカイブ: 2014年12月

【ネパール】落ち着ける場所、ポカラ

ポカラへ

私たちは、エベレストトレッキングより先にアンナプルナベースキャンプ(ABC)トレッキングを選んだ。それは、10月末から11月上旬だとまだエベレストベースキャンプ(EBC)トレッキングはシーズン真っ盛りで、人が多いだろうという理由から。

まずはポカラにバスで移動。600ルピー(1ルピー≒1.1円)。朝、バス乗り場に行くとたくさんのツーリスト用バスが並んでいた。バスはほぼ予定通り7時に発車したけれど、少し走ると停車して大きな荷物を積み込んだりしている。こういうところもインドとそっくり。

途中休憩は2回あって、13時過ぎにポカラに到着。宿の目星をつけておいたレイクサイドへタクシー(200ルピー)で向かう。あの狭い通りに車、バイクでやかましかったタメルに慣れていたので、ポカラはとても落ち着いてみえた。車道と歩道は分かれていてタメルより道幅は断然に広いせいもあるのか人通りは少なく見え、寂しい感じさえしてしまう。「あれ、なんかポカラ楽しめるかな…」

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(右上:セブン-イレブン…全く日本のとは別のもの。)

宿:Hotel Billabong Garden

トリプルーム、一部屋700ルピー。本来は1100ルピーする部屋を最初に見せてもらい、「一番安い部屋でいい」と言うと「いくらならいいの?」と聞かれ希望を言うと、「この部屋でその値段でいいよ」と。ポカラも宿がたくさんあり競争が激しそうなので結構まけてくれる

部屋、バスルーム共にまぁまぁ清潔。角部屋にしてくれて、日中はよく陽も入った。
Wi-Fiは部屋でも使用できた。シャワーはソーラーで温めるようで、日中入れば十分温かい。でも、二人続けて入らないほうが良いかも。

家族で経営して、お母さん、お父さん共に親切
ツアーやアクティビティの申し込みもできて、パラグライダー(30分8,500ルピー)に興味があると一度伝えると、最後まで「やらないの?決めたらいつでも言って」と言われ続けてしまった。
最後の会計時にタックス10%がかかるとわかり、ちょっと残念な気持ちになってしまった。

この宿の近くにジューススタンドがある。朝、よくここでラッシーを飲んでいた。欧米人もここでよく座って新聞を読んでいたり。

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天気は大丈夫?

ポカラに2泊くらいしたら、トレッキングに出ようと思っていたところ…
日本食「あかつき」でオーナーさんと話していると、こんな情報が。
「インド洋あたりでサイクロンが発生してこちらに向かっているようですよ。ネットで情報を見て様子を見たほうがいいかもしれません。」

つい2週間ほど前に、同じようにサイクロンが来て大雪が降り、アンナプルナ連峰で雪崩が起きて大きな事故となったばかり。異常気象続きの世の中なので、今の季節こんなはずはない、また続く訳ない、とはけして言い切れない。これは慎重に対応しなくては。

宿に帰ってネットでサイクロンを調べてみたけれど、とても小さいよう。とりあえず様子見で3泊することに。

翌朝も調べてみると、、どうやら消滅??明日出れば、ベースキャンプに着くころも晴れの予報だったので、明日出る!と二人で決定!!

(この記事は、2014年10月31日から11月2日までの出来事です。)


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【ネパール】トレッキングに向けて

日本からの荷物の受け取り

ネパールで最大の目的は、アンナプルナベースキャンプ(ABC)、エベレストベースキャンプ(EBC)までのトレッキング。本格的なトレッキングとなると持ち合わせの装備だけでは不十分なため、日本の実家にあったトレッキングポールやゲーター、厚手の靴下などを送ってもらった。

今回、日本からカトマンズの中央郵便局留めにしてもらった。

郵便局内に入ると、どこに行けばいいかわからず、とりあえず目についたカウンターで「日本からの荷物を受け取りたい」と伝える。
あっちの方だ」「隣の部屋だ」「何番の部屋だ」とあいまいな感じでたらいまわしにされ、やっと正解の部屋、No.32(敷地内に入って右奥に行き、道路沿いに歩いて奥にある)にたどり着いた。
もう驚かないけどあいかわらずの非効率さ。
最初のカウンターには外国人らしき人は見かけなかったが、ここに来るとたくさんの外国人がいた。

ここからも面倒で非効率な手順が続く。番号は部屋番号。

↓32番の部屋 自分宛の荷物を自分で探し確認

↓31番の部屋 書類にサイン等し、手数料?20ルピー(なんだかわからないがまけてくれる)を払う

↓32番の部屋 関税を決めるため31で対応した職員と一緒に中身チェック。段ボールをまたテープで閉められる。

↓31番の部屋 関税支払い(トレッキング用品にはあまりかからないようで300ルピーと想像してたよりずっと安く済んだ。電子機器などは中古と言い張っても30%程度の関税がかかるらしい。)

↓32番の部屋 受け取りに戻るが、支払いのスタンプがない(職員の不手際)と言われる

↓31番の部屋 スタンプをもらう

32番の部屋 ようやく受け取り

31番の部屋も書類を記入するのと支払いと中は分かれている。
いやー、こんなにあっちこっち部屋を移動する非効率な受け取りは久しぶり。利用者が多いから、分業してるのかもしれないけれどちっとも「流れ作業」になっていない…まぁ無事に全ての荷物を受け取れたので良しかな。

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今回トレッキングで使用した装備はこちら

【上着】
長袖シャツ2、半袖シャツ1
フリースジャケット
レインウエア上下
ダウンジャケット

【ズボン・アンダー】
トレッキングシューズ(普段から履いているもの)

軽アイゼン
ロングパンツ2
タイツ
ダウンパンツ
中厚手靴下2
極厚手靴下2
下着3

【小物】
帽子(キャップ、ハット)
ニット帽
バフ、手ぬぐい
サングラス
ネックウォーマ
グローブ
厚手グローブ

ビーチサンダル

【その他】
寝袋(モンベル2番、3番のダウン)
ゲーター(雪山用)
ポール
ハイドレーション

行動食(クッキー、インスタント麺ワイワイ、飴等)

ティーパック、インスタント味噌汁

マグカップ

歯ブラシ、歯磨き粉
石鹸
シャンプー(一回用小袋になっているもの)
洗濯バサミ
ロープ
洗剤
飲み水消毒用塩素
薬(ダイアモックス(高山病対策)、風邪薬、下痢止、バンテリンぽいもの)
絆創膏、消毒液
トイレットペーパー 3ロール持参(ひとりにつき)
速乾タオル

【現地で買い足したもの】

・フリースグローブ(mont-bell)
私は指先まである薄手(はずさずにカメラのシャッターをきったりとある程度の作業ができるも)のグローブを持っていなかったため。
・ハイドレーション2L用
行動中でもすぐ水が飲めるようにゆうは買っていた。
・軽アイゼン(BLACK YAK)
行く直前に例外的にサイクロンが来て降雪したと聞き、万一に備えて。結果的にはトレイルには積雪がなく、まったく不要な状態だった。

【必要な許可証】

ABCトレッキングに必要な許可書は2つ。カトマンズ、ポカラのどちらでも取得できる。私たちはカトマンズで取得。それぞれパスポート、顔写真2枚(合計4枚)、以下料金が必要。申請書には保険について記入する箇所があるので、保険証書も持っていったほうが良い。申請してその場で手に入る。

TIMS Registration Card ティムス許可証)・・・2000ルピー

ネパール観光局にて。タメル地区から徒歩30分ほど。観光局には無料でネットの繋がったパソコン、水サーバーが利用できる。

Annapurna Conservation Area Entry Permit アンナプルナ保護区入域証)・・・2000ルピー

ネパール観光局と同じ敷地内にある、ACAP事務所にて。当該許可証は入って左奥のブース。

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(この記事は、2014年10月27日から28日の出来事です。)


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【ネパール】やっぱりチャリ好き

つながり
ゆうが日本の職場つながりで知り合ったさくさんが、今カトマンズの日本料理屋「こてつ」で働いているという。これも偶然のこと。日本からの知り合いに旅中に会えるなんてなかなかないと思うのだけれど、ゆうの知り合いには3人目、私は0。間違いなくもともとの趣味(からの仕事)が関係している。

さっそくこてつに訪れてみた。あいにくさくさんはお休みだったにも関わらず、私たちが来店したとネットで知ると駆けつけてくれた。ありがとうございます!

カトマンズでマウンテンバイク!

そこで働く加藤さん、常連のお客さんの星さんとも話をしていると、お二人の趣味はマウンテンバイクで、休みの日にさくさんと3人で走ってるという。。話も合って意気投合し、「カトマンズ周辺をマウンテンバイクでまわってみましょう!」となった。

8時にカトマンズゲストハウスで待ち合わせ。チャリダー仲間の昼間さん、しおりさんも誘ってみると、興味を持ってくれて一緒に参加。私たちのマウンテンバイクは、そのゲストハウスの近くのレンタルショップで1日800ルピーで用意。それぞれバイクの乗り心地を確かめる。ハンドルにはサスペンションがついていている。これなら激しいダートもいけそうだ。ここのショップでたまたま一緒になったネパール人のスニーズさんも同行してくれると。心強い。


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簡単にルートを確認して出発。Punauti プナウティを経由して戻ってくるルートのようだ。

まだこのバイクに不慣れなのと、オートバイクと車と人でごちゃごちゃなタメルを抜けていくは難しく、さっそく私は遅れをとってしまった。

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都心を離れると

中心地を抜ければ交通量も減り、比較的走りやすくなった。しばらくすると、農村が広がる丘に入った。

今は稲刈りのシーズンなんですよ」とさくさん。そう、丘の側面のほとんどが棚田であたりは黄金色だ。稲を自分が見えなくなるほど背負った女性が道端を歩いていのを何度も見かけた。それから、雨季開けの10月が空気も澄んでいて緑がきれいで、「今が一番いい季節」ともさくさんは言っていた。

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お昼休憩は通りがかった町のローカル食堂でチョーメン。さくさんのアドバイスで「辛くしないで」とお願いしたにも関わらず、ゆうは食べきれないほど!

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なかなかハード

このあとはダートが始まり、登りも続いた。自分たちの自転車だったらもっと厳しいだろうな。激しいダート、登りにも慣れている私たちだけれど普段からスピード感なく走る。それに比べ加藤さん、さくさんは速い速い!何度も先の方で私たちを待っていてくれた。

そんな中、次第に雲行きが怪しくなってきた。遠くから雷の轟も聞こえてきた。するとパラパラと雨が降ってきてしまった。ちょっと茶屋で一休み。雨のせいで地面はぬかるむ。それがバイクや自分達にもはねてみんな後ろは泥だらけ。これでこそマウンテンバイクだ

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峠に着くと「おつかれさまー、あとは下りです!」と加藤さんが待っていてくれた。ちょうどそこにあった茶屋でモモとコーラ!

雨は大して強まることも長引くこともなく、なんとか峠後ではカトマンズ盆地を見下ろせることができた。帰るところ、今日の目的地がが見えると、安心するのは普段の走行でも一緒。

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下りもガタガタのダート!サスペンションがついているとはいえ、手や腕、身体全体で振動を受け止める。普段荷物を大量につけて走っている私たちの自転車より振動を感じた。きっと荷物が振動を吸収してくれるのだろう。普段はしない立ち乗りをしてうまく振動を緩和したり。それでも、下りは気分がいい。

カトマンズに戻ってきたのは夕暮れ時が近づいた5時くらい。また交通量の多い中をすすまなくてはならい。ただ感じたのは、意外とオートバイクや自動車はやわらいかい運転をしてくること。ちょっと渡るから待ってね、と手を横に広げて合図するとスピードを緩めてくれる。強硬に突っ込んでくる車はほとんどなかった。信号のない入り乱れている交通が日常なので、彼らは程よく譲り合いに慣れているのかもしれない。

今日の走行距離

「今日は結構走ったよね〜」と昼間さんたちも同じことを感じていて、
「今日の距離はどれくらいですか?」と加藤さんにきいてみる。
「みなさんチャリダーなので体力あると思って、カトマンズから一番長く取れるコースを選んだんですよ。70kmくらいですね。」
70km!
途中ダートの登りもあったし、チャリダーにとって決してあまい距離ではない。つかれたー!

そして夜は、仕事で参加できなかった星さんも来てくれ、オシヤレなイタリアンへ。ピザもパスタもワインもデザートも、もはや当たり前のようにおいしかった。ネパールの外国料理のクオリティの高さはすごいとみんなで納得。

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ネパールに2、3年住んでいる星さんから聞いた話も興味深かった。

カトマンズを歩いていると日本語学校の看板をよく見かける。それにはこんな背景が。日本に留学に来る外国人で上位の中国人、韓国人が減っていく中、現在圧倒的に増えているのがネパール人。貧しいネパールでは日本に行かせるのに相当費用面で工面するだろうけれど、一家で借金をはたいてでも留学させれば、その後家が買えてしまうほど収入を得られるそうだ。

さくさん、こてつで出会ったみなさん、ありがとうございました!楽しい一日でした!!

(この記事は、2014年10月26日の出来事です。)


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【ネパール】1DAYミニトレッキング

出会った仲間と
カトマンズで出会ったみきさんの提案で、ミニトレッキングに行ってみることに。私たちにとっては、アンナプルナベースキャンプトレッキングの
ちょっとした練習になりちょうどいいかなと。。ちょうどカトマンズに滞在していたチャリダーの昼間さんしおりさんカップルも一緒に。

広がるもや
初めは、カトマンズのバスターミナルでサクーまでバス(7時頃発車)で移動。

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Sakhu サクーはカトマンズより標高があがり、、進むごとに霧?、もやの中に入っていく感じ。「寒いね~」「全然周り見えないよ」とちょっと今日の天気が心配になってしまった。サクーに到着すると、茶屋でチヤ(7ルピー)を飲んで温まってから出発。

天気の心配は無用だったようで、だんだん陽がさして温かくなってきた。あたりは畑。一面畑の景色は見慣れているはずだけれど、周りの植物は深い緑で今までとは印象が違い、「東南アジア!」といった雰囲気。洗練された感じではないけれど、素朴でいい景色。

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間もなく、橋のない川が。現地の女性も靴を脱いで裸足で渡っている。私たちも同じように裸足になる。
「冷たい!」
それでもみんな楽しくて、渡りながら写真や動画を撮ったり。

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村々へ
その後、小さな村を通過。山羊の解体を見てしまった。腸を洗っていたり…。それから、子供がリアルにお金を賭けて遊んでいたり。この先もよく
見かけることとなった手作りブランコで遊ぶ子供たちも。

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お昼前に Changu Narayan チャング・ナラヤンに到着。ここには世界遺産に登録されている由緒ある寺院があるという。門前町には茶屋やお土産屋さんが並んでいる。なかなか雰囲気のいいところだ。

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寺院に入ってみると、修学旅行中のような女子中学生たちが本殿に座ってカレーを食べていた。建物は1702年に再建されたものだそう。みごとな木彫で装飾されている。ネパールの寺院と日本のそれとの違いはすぐにわかる。色があり装飾が豊かだ。

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チャング・ナラヤンを出てしばらく歩くと、売店前になんとかスペースを見つけたのでお昼ごはん。ガスバーナーでお湯を沸かしてみんなでカップ麺!犬が2匹くらい寄ってくるのは毎度おなじみ。

休憩ポイントからは少しずつ登りになる。でも歩きやすい道。それぞれの旅の中でのオススメの国や日本に帰ったらどこに住む、何をしたいなんて話しながら進む。

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ヒマラヤだ!
今日の最終目的地 Nagarkot ナガルコットに到着。そこは意外に大きな村で、宿やバスターミナル、レストラン等もたくさん。茶屋から出てきた日本語を
話すおじさんに勧められた見晴らしの良らしいお寺に行ってみる。そこからは、ちょっと白い山々、ヒマラヤ山脈を望むことができた。いいゴールになった。

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(左:ヒマラヤ見えたはず…。右:私たちが乗ったバスではないけれど。)

カトマンズまでは、バスとタクシーを乗り継ぐ。最後のタクシーに乗ったのは18時くらいで遅いからか、お祭り前だったからか一人300ルピーと言われてちょっと高かった。しかし、他に手段はなく競合するタクシーもないのでしかたなく。

カトマンズに無事戻ると、中華料理屋で打ち上げ。みんなで気軽なミニトレッキング、途中の村の様子を見れたりと楽しかった◯

(この記事は、2014年10月24日の出来事です。)


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ネパールへ

またまたインディラ・ガンディー国際空港

サンタナで空港へのタクシー(400ルピー)を手配してもらった。15分くらい遅れてきたので、道が混んでいてフライトの時間に遅れはしないか心配になる。なのにドライバーは、途中で止まって人と話したり、車から降りたかと思ったら道端の露店でカレーを買ってるし…。 

「お願いだから、急いでくれ!」

「OK、OK!もう止まらないよ。」ってカレー食べながら運転しながら

結局は時間に余裕を持って到着できた。今回は本村さん家に自転車や不要な荷物を預けさせていただいたのでとっても身軽。実にスムーズな国際線搭乗となった。

手荷物検査を受けて搭乗口に行くまでに、フードコートやショップが飽きないほどあった。あのゴミの世界からはかけ離れている。なんだかんだと発展しているインドだなぁ。
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ネパールビザ in カトマンズ トリブバン国際空港
ネパール入国はアライバルでOK。私たちはたっぷりトレッキングをする予定なので、3ヶ月マルチで100ドル。今までで一番高いビザ代!用意しておくもの↓
・パスポート
・100ドル(ドルや円等の外貨建でないと受けつけない)
・パスポートサイズの写真1枚
これらと現地でもらえる申請書を提出。先に滞在期間を伝えて料金を支払う。その後、期間別に分かれて発行してもらうのだけれど、私たちのほうの窓口の担当者は食事中らしくて15分くらい待たされてしまった。案の定、手の空いている職員同士はおしゃべり。でも、担当者が出てくると彼はまじめに(普通に)ビザを発行してくれた。
この空港はデリーの空港とは大違い。経済力の差を感じてしまう。余計なものはほとんどない。でも外国人観光客はたくさん。
ビザを手にし、タメル地区までプリペイドタクシーをお願いする(700ルピー。空港を出て捕まえたほうが安く済むよう。中米辺りとは違って、ネパールなら流しのタクシーでも命の危険を心配するほど危険なことはないと思われる。)

インドと変わらない?
目当ての宿を告げると、「その宿の名前は◯◯に変わった。」とかなんとか。でもその宿は友人におすすめしてくれて、彼らも数日前まで泊まっていたからそんなはずはない。そんな旨を伝えるも、やっぱり降ろされたところは違うホテルの前だった。

空港からこんな調子なもんだから、インドからまだ抜けてないような感覚。タメル地区までの風景もインドのようにゴミゴミした印象だった。

降ろされたところは目当ての宿からさほど遠くはなく、歩いて向かうことに。すでに陽は沈んで真っ暗だけれど、タメル地区はところ狭しと集まったお店の明かりと観光客とで賑わっていた。明日からの滞在が楽しみ。

結局、目当ての宿 Nirvana Peace Guest House は満室で隣の宿へ。

夕飯はやっぱり日本食、「桃太郎」へ!噂通りおいしい!

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(この記事は、2014年10月21日の出来事です。)


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無事ラジオの生放送を終えました。

NHKラジオ第一で放送された「ちきゅうラジオ」の「旅人は見た!」コーナーに7~8分ほど出演させていただきました。

もう大緊張で大変だったんですが、無事何事も無く放送を終えられてほっとしています。

放送を聞いていただいた皆様、本当にありがとうございました。

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今現在は最後のカトマンズ滞在を楽しんでいます。


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【更新情報】「写真」を追加しました。

カトマンズ滞在中です。

「写真」コンテンツに新しい写真を追加しました。

http://www.ninin-yonrin.com/?page_id=2002

トルコ、コーカサス、イラン、中央アジア(ウズベキスタン、タジキスタン)、パミールハイウェイ、インド、レー・ラダック、ネパール、アンナプルナ・トレッキング、エベレスト街道トレッキング、以上10箇所の写真になります。

今まで一つの一つの写真にコメントをつけていたのですが、ブログの記事で解説を加えているので、一部重複してしまう場合がありました。

今回はコメントを省かせてもらいましたが、気に入った写真は今までより多めに載せています。

時間がある時に見ていただけると幸いです。

タージ・マハル

列車の旅

早起きして5:30にニューデリー駅に到着するようにした。時間通りに発車。車内は想像していたよりきれいで明るかった。エアコンはだんだん寒くなるくらい効いている。外は厚くても上着を持っていたほうが◯。

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窓の外を見ると、朝もや、それから「インドの光景」が広がっている…。。なんてゴミだらけの国なんだろう。それから庶民の生活が間近で見れてしまうので…ちょっとだけ眺めてみることをおすすめします。

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朝ごはんの心配は無用。トースト、カレー味のコロッケ、紅茶ポット、ジュース、水1Lが出される。飲み物がやけに多い。

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トイレは一瞬水洗と思いきや、床に穴があいていて線路に落ちるという簡単な仕組み。。
タージ・マハール!
時間通りアグラカント駅に到着すると、プリペイド式リキシャカウンターへ。タージマハール南門まで130ルピー。

いざリキシャに乗ると、なぜか運転手以外にひとりおじさんも運転手の横に乗ってきた。彼はちょこちょこ日本語を話し、「タージマハール、アソコカラミルト、トテモキレイ。」「コノマエ日本人ノセタ。」「ワカル?」といろいろ写メを見せたり、日本人からのメッセージが書かれたメモを見せて、私たちをさらに遠くへ連れて行こうとする。

私たちはタージ・マハルさえ行ければいいので、誘いを冷ややかに断った。なんだか寄り道もされたけれど、南門に到着。

入場料(750ルピー)を払い、チケットを見せると、シューカバーとまた水500mlをもらった。このあとの荷物検査は意外と厳しかった。男女別になっていて、バッグの中を隈なく見られる。ひっかかったのはGoproはいいけれど、それにつける自撮り棒。しかたないのでロッカーに預け、再び同じように検査を受けた。

そこを抜けると、、門の中にタージ・マハルが見えた

もやがかっていて幻想的に見えてしまう。

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(右下:建物の先っぽをつまんで撮るのがはやっているらしい)

庭園も気持よく整備されている。近づくほど建物の迫力が増してくる。

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(右上:まわりの木々にリス。下:インド人団体も。)

中に入るには靴に入り口で渡されたカバーをしなくてはならない。カバーは外国人のみに渡されるようで、インド人は靴を脱いで預けて(置いて)いた。

真っ白な大理石の建物かと思っていたら、よくみれば色を使って装飾されていた。

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(左下:座ったり寝っ転がったりするインド人。右下:南門に向かって。)

お昼前には見終わって出てきてしまったので、ルーフトップからタージ・マハルを眺められるレストラン(Shanti Lodge、Wi-Fiあり)に入った。ここで帰りの列車の時間までひたすら時間を潰すことに。夕暮れのタージ・マハルも雰囲気がましてなかなか。

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帰りは駅までリキシャ100ルピー。プリペイド式のほうがふっかけられずに済むかもしれないけれど、流しを利用したほうが安いだろう。

どうやら列車は遅れているようで結局40分くらい待った。ホームや線路に大きなネズミがちょこちょこしていているのを見つけて、思わず顔ごと目をそむけてしまうことが何度も。

列車に乗り込んで席につくと、また水1Lが配られた。ご飯はベジカレー。お店で出るのと変わらないほどおいしかった。隣のインド人を見ると、スプーンを使って食べている。このクラスに乗るくらい余裕のあるインド人なら、普段から手は使わないのだろうか。

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ニューデリ駅に着いたのは12時前。今朝と変わらず真っ暗だけれど、ネオンがギラギラついていて人も朝より多めで、多少賑やかだったかな。宿の客引きに何度か声を掛けられたり、吠え合っている犬も恐かったけれど、無事宿に帰ることができた。

(この記事は、2014年10月20日の出来事です。)


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インドでの列車予約は難しい?

デリー2回目の滞在

山東夫妻とまたまた再会。レーでも「次は日本で!」なんて言ってたたけれど、今度こそ本当に日本で!!
お互い旅の終盤をどうするかとか、また行きたい国について話したり…山東夫妻とはチリで出会って、最初はたった数時間しか一緒にいなかったのに、次はコイアイケでピザとビール、次はパラグアイでシェア飯、次はレーでゴンパ巡りや1泊のツアーに行ったりと、だんだん付き合いが深くなっていった。彼らとレーにいる時、私は思った。人っていくつになっても学生みたいに、子供みたいに無邪気に仲間と楽しめるんじゃないかな。

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(右:Navrang のオクラ丼。意外とおいしい。)

ニューデリー駅の外国人専用鉄道予約オフィスって
デリーのあとはアグラー、バラナシ、そして列車でネパールと考えていた。列車のチケットはニューデリー駅の外国人専用鉄道予約オフィスへ取りに。
 
そのオフィスに向かう時は気をつけなければならないなぜなら次のような事例が後を立たないらしい。オフィスへ行こうとすると、インド人に「今日は閉まっている。知り合いの旅行会社でチケットを取れるから案内してあげよう。」などと親切そうに教えてくれる。だが、実際閉まっているなんて嘘で、高額なチケットを買わされたり、ツアーを組まされてしまう
 
私たちは事前に「歩き方」を読んでいてそんなことは知っていたので、逆にインド人はどう出てくるかを試すような気でいた。「外国人専用鉄道予約オフィスはどこ?」と数人に聞くと、インド人用のオフィスを教えてくれたり、一人で駅構内の通路でチケットのチェック?をやってた人(そもそも怪しい)がそこを離れて50mくら私たちについて来て「どこへ行きたいんだ。」としつこいので、「あそこで働いてたんじゃないの?」「自分で探すから。」と追い返したり…悪い人ではなさそうだったけれど、やっぱり?まともに教えてくれた人はいなかった
 
結局、自分たちで看板を探して着いたオフィスは、意外にも空いていた。ただ、対応してくれたおっさんはお菓子をボリボリ…。ゆうはイライラ。

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チケットのほうは、ちょうどお祭りの時期とかぶってしまい、インド人やネパール人もその時期に移動する人が多いため、アグラー以降を抑えることができなかった。それに私たちはすっかりインドのメンドクサさ、キタナさに疲れてしまい、アグラーにデリーから日帰りでタージマハールだけは見ることにして、デリーからネパールのカトマンズまで飛ぶことにしてしまった。
 
 
日本人宿サンタナ
ニューデリー駅からアグラーカント駅を往復する列車は一本ずつ(ACcheir席の場合)。

行き 06:00発  08:06着   ACcheir席 一人505ルピー
帰り 21:15発  23:30着   ACcheir席 一人545ルピー

行きは早く、帰りは遅いので、ニューデリー駅から歩いていける日本人宿サンタナに宿泊することにした。
宿:サンタナ
私たちは男女別のドミトリーに宿泊。一人350ルピー。朝食付き、wifi(遅め)、ホットシャワー(ガスのところも)。建物は古く日当たりも良くなく、部屋は暗め。共有スペース、バッゲージサービズもあり。夕飯は有料だけれど、日本人スタッフが日本食を作ってくれるのはうれしい。結構混雑するようなので、HPから予約して行ったほうが良い。
久しぶりの日本人宿。滞在時間はほんのちょっとだったけれど、日本人管理人(彼らも旅人)の笑顔に安心できた。

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(この記事は、2014年10月12日から10月19日の出来事です。)


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