ブログは、アンナプルナへのトレッキング、そしてエベレストのトレッキングと海外編を書き上げていきます。
月別アーカイブ: 2014年12月
【ネパール】落ち着ける場所、ポカラ
ポカラへ
私たちは、エベレストトレッキングより先にアンナプルナベースキャンプ(ABC)トレッキングを選んだ。それは、10月末から11月上旬だとまだエベレストベースキャンプ(EBC)トレッキングはシーズン真っ盛りで、人が多いだろうという理由から。
まずはポカラにバスで移動。600ルピー(1ルピー≒1.1円)。朝、バス乗り場に行くとたくさんのツーリスト用バスが並んでいた。バスはほぼ予定通り7時に発車したけれど、少し走ると停車して大きな荷物を積み込んだりしている。こういうところもインドとそっくり。
途中休憩は2回あって、13時過ぎにポカラに到着。宿の目星をつけておいたレイクサイドへタクシー(200ルピー)で向かう。あの狭い通りに車、バイクでやかましかったタメルに慣れていたので、ポカラはとても落ち着いてみえた。車道と歩道は分かれていてタメルより道幅は断然に広いせいもあるのか人通りは少なく見え、寂しい感じさえしてしまう。「あれ、なんかポカラ楽しめるかな…」
宿:Hotel Billabong Garden
部屋、バスルーム共にまぁまぁ清潔。角部屋にしてくれて、日中はよく陽も入った。
Wi-Fiは部屋でも使用できた。シャワーはソーラーで温めるようで、日中入れば十分温かい。でも、二人続けて入らないほうが良いかも。
家族で経営して、お母さん、お父さん共に親切。
ツアーやアクティビティの申し込みもできて、パラグライダー(30分8,500ルピー)に興味があると一度伝えると、最後まで「やらないの?決めたらいつでも言って」と言われ続けてしまった。
最後の会計時にタックス10%がかかるとわかり、ちょっと残念な気持ちになってしまった。
この宿の近くにジューススタンドがある。朝、よくここでラッシーを飲んでいた。欧米人もここでよく座って新聞を読んでいたり。
天気は大丈夫?
ポカラに2泊くらいしたら、トレッキングに出ようと思っていたところ…
日本食「あかつき」でオーナーさんと話していると、こんな情報が。
「インド洋あたりでサイクロンが発生してこちらに向かっているようですよ。ネットで情報を見て様子を見たほうがいいかもしれません。」
つい2週間ほど前に、同じようにサイクロンが来て大雪が降り、アンナプルナ連峰で雪崩が起きて大きな事故となったばかり。異常気象続きの世の中なので、今の季節こんなはずはない、また続く訳ない、とはけして言い切れない。これは慎重に対応しなくては。
宿に帰ってネットでサイクロンを調べてみたけれど、とても小さいよう。とりあえず様子見で3泊することに。
翌朝も調べてみると、、どうやら消滅??明日出れば、ベースキャンプに着くころも晴れの予報だったので、明日出る!と二人で決定!!
(この記事は、2014年10月31日から11月2日までの出来事です。)
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【ネパール】トレッキングに向けて
日本からの荷物の受け取り
今回、日本からカトマンズの中央郵便局留めにしてもらった。
「あっちの方だ」「隣の部屋だ」「何番の部屋だ」とあいまいな感じでたらいまわしにされ、やっと正解の部屋、No.32(敷地内に入って右奥に行き、道路沿いに歩いて奥にある)にたどり着いた。
もう驚かないけどあいかわらずの非効率さ。
最初のカウンターには外国人らしき人は見かけなかったが、ここに来るとたくさんの外国人がいた。
ここからも面倒で非効率な手順が続く。番号は部屋番号。
↓32番の部屋 自分宛の荷物を自分で探し確認
31番の部屋も書類を記入するのと支払いと中は分かれている。
いやー、こんなにあっちこっち部屋を移動する非効率な受け取りは久しぶり。利用者が多いから、分業してるのかもしれないけれどちっとも「流れ作業」になっていない…まぁ無事に全ての荷物を受け取れたので良しかな。
今回トレッキングで使用した装備はこちら
長袖シャツ2、半袖シャツ1
【ズボン・アンダー】
トレッキングシューズ(普段から履いているもの)
帽子(キャップ、ハット)
グローブ
ビーチサンダル
寝袋(モンベル2番、3番のダウン)
行動食(クッキー、インスタント麺ワイワイ、飴等)
マグカップ
速乾タオル
【現地で買い足したもの】
【必要な許可証】
①TIMS Registration Card (ティムス許可証)・・・2000ルピー
②Annapurna Conservation Area Entry Permit (アンナプルナ保護区入域証)・・・2000ルピー
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【ネパール】やっぱりチャリ好き
ゆうが日本の職場つながりで知り合ったさくさんが、今カトマンズの日本料理屋「こてつ」で働いているという。これも偶然のこと。日本からの知り合いに旅中に会えるなんてなかなかないと思うのだけれど、ゆうの知り合いには3人目、私は0。間違いなくもともとの趣味(からの仕事)が関係している。 さっそくこてつに訪れてみた。あいにくさくさんはお休みだったにも関わらず、私たちが来店したとネットで知ると駆けつけてくれた。ありがとうございます!
カトマンズでマウンテンバイク!
8時にカトマンズゲストハウスで待ち合わせ。チャリダー仲間の昼間さん、しおりさんも誘ってみると、興味を持ってくれて一緒に参加。私たちのマウンテンバイクは、そのゲストハウスの近くのレンタルショップで1日800ルピーで用意。それぞれバイクの乗り心地を確かめる。ハンドルにはサスペンションがついていている。これなら激しいダートもいけそうだ。ここのショップでたまたま一緒になったネパール人のスニーズさんも同行してくれると。心強い。
簡単にルートを確認して出発。Punauti プナウティを経由して戻ってくるルートのようだ。
まだこのバイクに不慣れなのと、オートバイクと車と人でごちゃごちゃなタメルを抜けていくは難しく、さっそく私は遅れをとってしまった。
都心を離れると
「今は稲刈りのシーズンなんですよ」とさくさん。そう、丘の側面のほとんどが棚田であたりは黄金色だ。稲を自分が見えなくなるほど背負った女性が道端を歩いていのを何度も見かけた。それから、雨季開けの10月が空気も澄んでいて緑がきれいで、「今が一番いい季節」ともさくさんは言っていた。
お昼休憩は通りがかった町のローカル食堂でチョーメン。さくさんのアドバイスで「辛くしないで」とお願いしたにも関わらず、ゆうは食べきれないほど!
なかなかハード
そんな中、次第に雲行きが怪しくなってきた。遠くから雷の轟も聞こえてきた。するとパラパラと雨が降ってきてしまった。ちょっと茶屋で一休み。雨のせいで地面はぬかるむ。それがバイクや自分達にもはねてみんな後ろは泥だらけ。これでこそマウンテンバイクだ!
峠に着くと「おつかれさまー、あとは下りです!」と加藤さんが待っていてくれた。ちょうどそこにあった茶屋でモモとコーラ!
雨は大して強まることも長引くこともなく、なんとか峠後ではカトマンズ盆地を見下ろせることができた。帰るところ、今日の目的地がが見えると、安心するのは普段の走行でも一緒。
下りもガタガタのダート!サスペンションがついているとはいえ、手や腕、身体全体で振動を受け止める。普段荷物を大量につけて走っている私たちの自転車より振動を感じた。きっと荷物が振動を吸収してくれるのだろう。普段はしない立ち乗りをしてうまく振動を緩和したり。それでも、下りは気分がいい。
カトマンズに戻ってきたのは夕暮れ時が近づいた5時くらい。また交通量の多い中をすすまなくてはならい。ただ感じたのは、意外とオートバイクや自動車はやわらいかい運転をしてくること。ちょっと渡るから待ってね、と手を横に広げて合図するとスピードを緩めてくれる。強硬に突っ込んでくる車はほとんどなかった。信号のない入り乱れている交通が日常なので、彼らは程よく譲り合いに慣れているのかもしれない。
今日の走行距離
そして夜は、仕事で参加できなかった星さんも来てくれ、オシヤレなイタリアンへ。ピザもパスタもワインもデザートも、もはや当たり前のようにおいしかった。ネパールの外国料理のクオリティの高さはすごいとみんなで納得。
ネパールに2、3年住んでいる星さんから聞いた話も興味深かった。
カトマンズを歩いていると日本語学校の看板をよく見かける。それにはこんな背景が。日本に留学に来る外国人で上位の中国人、韓国人が減っていく中、現在圧倒的に増えているのがネパール人。貧しいネパールでは日本に行かせるのに相当費用面で工面するだろうけれど、一家で借金をはたいてでも留学させれば、その後家が買えてしまうほど収入を得られるそうだ。
さくさん、こてつで出会ったみなさん、ありがとうございました!楽しい一日でした!!
(この記事は、2014年10月26日の出来事です。)
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【ネパール】1DAYミニトレッキング
カトマンズで出会ったみきさんの提案で、ミニトレッキングに行ってみることに。私たちにとっては、アンナプルナベースキャンプトレッキングのちょっとした練習になりちょうどいいかなと。。ちょうどカトマンズに滞在していたチャリダーの昼間さんしおりさんカップルも一緒に。
広がるもや
Sakhu サクーはカトマンズより標高があがり、、
進むごとに霧?、もやの中に入っていく感じ。「寒いね~」「全然周り見えないよ」とちょっと今日の天気が心配になってしまった。サクーに到着すると、茶屋でチヤ(7ルピー)を飲んで温まってから出発。 天気の心配は無用だったようで、だんだん陽がさして温かくなってきた。あたりは畑。一面畑の景色は見慣れているはずだけれど、周りの植物は深い緑で今までとは印象が違い、「東南アジア!」といった雰囲気。洗練された感じではないけれど、素朴でいい景色。 間もなく、橋のない川が。現地の女性も靴を脱いで裸足で渡っている。私たちも同じように裸足になる。「冷たい!」
それでもみんな楽しくて、渡りながら写真や動画を撮ったり。 村々へ
その後、小さな村を通過。山羊の解体を見てしまった。腸を洗っていたり…。それから、子供がリアルにお金を賭けて遊んでいたり。この先もよく見かけることとなった手作りブランコで遊ぶ子供たちも。 お昼前に Changu Narayan チャング・ナラヤンに到着。ここには世界遺産に登録されている由緒ある寺院があるという。門前町には茶屋やお土産屋さんが並んでいる。なかなか雰囲気のいいところだ。 寺院に入ってみると、修学旅行中のような女子中学生たちが本殿に座ってカレーを食べていた。建物は1702年に再建されたものだそう。みごとな木彫で装飾されている。ネパールの寺院と日本のそれとの違いはすぐにわかる。色があり装飾が豊かだ。 チャング・ナラヤンを出てしばらく歩くと、売店前になんとかスペースを見つけたのでお昼ごはん。ガスバーナーでお湯を沸かしてみんなでカップ麺!犬が2匹くらい寄ってくるのは毎度おなじみ。 休憩ポイントからは少しずつ登りになる。でも歩きやすい道。それぞれの旅の中でのオススメの国や日本に帰ったらどこに住む、何をしたいなんて話しながら進む。 ヒマラヤだ!
今日の最終目的地 Nagarkot ナガルコットに到着。そこは意外に大きな村で、宿やバスターミナル、レストラン等もたくさん。茶屋から出てきた日本語を話すおじさんに勧められた見晴らしの良らしいお寺に行ってみる。そこからは、ちょっと白い山々、ヒマラヤ山脈を望むことができた。いいゴールになった。 カトマンズまでは、バスとタクシーを乗り継ぐ。最後のタクシーに乗ったのは18時くらいで遅いからか、お祭り前だったからか一人300ルピーと言われてちょっと高かった。しかし、他に手段はなく競合するタクシーもないのでしかたなく。 カトマンズに無事戻ると、中華料理屋で打ち上げ。みんなで気軽なミニトレッキング、途中の村の様子を見れたりと楽しかった◯ (この記事は、2014年10月24日の出来事です。)
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ネパールへ
「お願いだから、急いでくれ!」
目当ての宿を告げると、「その宿の名前は◯◯に変わった。」とかなんとか。でもその宿は友人におすすめしてくれて、彼らも数日前まで泊まっていたからそんなはずはない。そんな旨を伝えるも、やっぱり降ろされたところは違うホテルの前だった。
空港からこんな調子なもんだから、インドからまだ抜けてないような感覚。タメル地区までの風景もインドのようにゴミゴミした印象だった。
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タージ・マハル
列車の旅
窓の外を見ると、朝もや、それから「インドの光景」が広がっている…。。
いざリキシャに乗ると、なぜか運転手以外にひとりおじさんも運転手の横に乗ってきた。
私たちはタージ・マハルさえ行ければいいので、誘いを冷ややかに断った。なんだか寄り道もされたけれど、南門に到着。
入場料(750ルピー)を払い、チケットを見せると、シューカバーとまた水500mlをもらった。このあとの荷物検査は意外と厳しかった。男女別になっていて、バッグの中を隈なく見られる。ひっかかったのはGoproはいいけれど、それにつける自撮り棒。しかたないのでロッカーに預け、再び同じように検査を受けた。
そこを抜けると、、門の中にタージ・マハルが見えた!
もやがかっていて幻想的に見えてしまう。
庭園も気持よく整備されている。近づくほど建物の迫力が増してくる。
中に入るには靴に入り口で渡されたカバーをしなくてはならない。カバーは外国人のみに渡されるようで、インド人は靴を脱いで預けて(置いて)いた。
真っ白な大理石の建物かと思っていたら、よくみれば色を使って装飾されていた。
(左下:座ったり寝っ転がったりするインド人。右下:南門に向かって。)
お昼前には見終わって出てきてしまったので、ルーフトップからタージ・マハルを眺められるレストラン(Shanti Lodge、Wi-Fiあり)に入った。ここで帰りの列車の時間までひたすら時間を潰すことに。夕暮れのタージ・マハルも雰囲気がましてなかなか。
帰りは駅までリキシャ100ルピー。プリペイド式のほうがふっかけられずに済むかもしれないけれど、
どうやら列車は遅れているようで結局40分くらい待った。ホームや線路に大きなネズミがちょこちょこしていているのを見つけて、思わず顔ごと目をそむけてしまうことが何度も。
列車に乗り込んで席につくと、また水1Lが配られた。ご飯はベジカレー。お店で出るのと変わらないほどおいしかった。隣のインド人を見ると、スプーンを使って食べている。このクラスに乗るくらい余裕のあるインド人なら、普段から手は使わないのだろうか。
ニューデリ駅に着いたのは12時前。今朝と変わらず真っ暗だけれど、ネオンがギラギラついていて人も朝より多めで、多少賑やかだったかな。宿の客引きに何度か声を掛けられたり、吠え合っている犬も恐かったけれど、無事宿に帰ることができた。
(この記事は、2014年10月20日の出来事です。)
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