【コラム】ヨーロッパ自転車旅行を安くするコツ

※日記の途中ですが、ふと思いついたことをまとめてみたくなりました。少しだけお付き合いください。

3月28日にスペインのマドリードに到着して早2週間。
ようやく最近、どうしたら効率的にヨーロッパを自転車で旅できるのかがわかってきました。

以下、旧来型の冒険旅行、いわゆる「行き当たりばったりの困難自体を楽しむ」という趣旨からは外れてしまうので、好き嫌いは必ずあると思いますが、ひとまず書いてみます。

ヨーロッパを安く旅するコツ

とにかく高いヨーロッパを安く旅するコツは、何より「情報」です。
安いキャンプ場、安いスーパー、安い宿、そしてWarmshowers(自転車旅行者を無料で泊めてくれる自転車旅行者のネットワーク)こういった情報は、すべてインターネットを通じて入手します。

というわけで、個人的にはヨーロッパを安く旅するには、インターネット接続環境が必須ではないかな、と思ったりします。

もちろんWIFIが飛んでいる場所で接続してもいいのですが、野宿などでWIFI接続できない環境も多いですし、キャンプ場やスーパーをGooglemapで検索するためにはやはり携帯があったほうが楽です。

安いキャンプ場に1~2回泊まれば、携帯料金の元はとれてしまうことが多いのではないでしょうか。

旅する端末

・OSの選択

どちらのOSに使いたいアプリがあるか、ということですが、僕はAppleをおすすめします。
まず地図アプリは圧倒的にiOSのほうが種類が豊富です。
次に、辞書アプリもiOS対応のほうが内容も確かなものが豊富です。
唯一、Google関係のアプリ、例えばGoogle翻訳アプリは、Androidに限って翻訳に必要な元データをオフラインでキャッシュできるので、iOSより優れています。

以前も紹介したことがあるアプリGarilleo(ガリレオ)
このアプリは自転車旅行に最適なOpenCycleMapを使うことができます。
OpenCycleMapは、自転車屋の位置、自転車専用道路・レーンの位置、車道の一方通行の情報、10m間隔の等高線がひと目でわかるようになっています。使用感も申し分ないアプリで、かつ最新のOpenStreetMapも閲覧できるので、スーパーやキャンプ場を探すときに重宝します。もちろん上記2つのマップはオフラインでキャッシュできるので、ネットがつながらなくても使えますし、GPSで現在位置もわかります。

結局のところ、このアプリがあまりにも便利すぎるため、ネット環境を求め、iOSを使うことになってしまうわけです・・・。

CityMaps2goやMapsWithMe、Bikemap、なぞる距離 など、とにかく便利なアプリがiOSには多いので実用上の理由からiOS以外に選択肢がありません。

・画面サイズ

iPhone、iPad、iPad miniの三種類がありますが、オススメはiPad miniのセルラー版SIMフリーです。
iPhoneの場合、海外の旅行会社サイトやオンライン予約などで通常のパソコン用サイトで作業しなければならない場合に画面が小さすぎてやりにくいことが多々あります。
iPadの場合、単純に大きすぎて、収納に困ります。オルトリーブのハンドルバッグに収まりません。
その点、iPad miniであれば、オルトリーブのハンドルバッグにもちょうど収まるサイズで、カメラや財布などの貴重品を一箇所で管理できる利点が生まれます。もちろんテザリングもできるので、コンピュータをインターネットにつなぐこともできます。

というわけで、もしこのブログを目にする機会がある次世代のチャリダー、ITをうまく使いこなしていきたいチャリダーにはiPad miniセルラー版をおすすめします。


※ブログ村ランキングに参加しています。
↓ワンクリックの応援よろしくお願いします。↓
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ