Lehへのフライト

今回の旅で、どうしても走りたかった3つの道。
アウストラル街道、パミールハイウェイ、そしてレー・マナリロード。
そのレー・マナリロードへ挑戦するため今日はいよいよスタート地点のレーへ飛ぶ。

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フライトの時間は朝8時40分。
自転車を飛行機に載せる時はたいてい揉めるので、朝5時にタクシーを呼び、空港へ向かった。
早朝のインドは道もすいていてものの30分でインディラガンディ空港の国内線ターミナルへ到着。
あいかわらず厳重な空港の入り口をくぐり、チェックインカウンターへ向かう。

今回、僕たちはデリーへのフライトを人生初の自腹ビジネスクラスでとった。
もちろん贅沢のためではなく、荷物の追加料金との兼ね合いを考えてのこと。
追加料金を払うより、ビジネスクラスのほうが結果的に安上がりなのだ。

ビジネスクラスでのチェックインはもちろん人生初めて。(といってもLCCだけど)
受付でEチケットを提示すると、インド人スタッフが、ささっと動いて僕たちの荷物を運んでくれる。
「空港職員の対応は理不尽かつ非効率で横柄」が当たり前になっている僕たちは、もう呆然・・・。
ビジネスクラスの威力・・・おそるべし。

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(デリー国際空港の出発ロビー)

荷物は追加料金も取られず、機内持ち込みのザック(到底機内にはもちこめない大きさのもの)もなんら文句を言われず。
しかも搭乗待合室から機体への移動は、なんと専用車。
ほかの乗客がバスで移動する中、僕たちだけが専用車での移動となった。
じろじろ見られて恥ずかしかったのは、ここだけの話。。(レーへビジネスでいく人なんていないもの・・)

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(謎の専用車で機体まで移動)

少し残念だったのはラウンジが工事中だったこと。
ラウンジのチケットをもらって勇んでロビーを探し回ったものの、結局見つからず仕舞い。
うーん、ソファでくつろぎたかったのになぁ。残念。

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レーへのフライトはわずか1時間ほどであっという間。
機内食(ビジネスは出るらしい)を食べ終わるころには着陸態勢に入っていた。

レーの空港は、谷あいにあるため、着陸が難しい。
昔の香港空港よりも更に難関。滑走路の前後とも険しい山になっているため、旋回しながら着陸しなければならない。しかも滑走路は短いし、やり直しも難しい。
こまめにエンジンのパワーを調整し、ふらふらしつつも、無事着陸。
インド人パイロットにあっぱれ!

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(山間を低空飛行する飛行機。無事着陸してホッと。)

荷物を受け取って、レーの空港を出る。
ここがレーか~。うーん、風景はタジキスタンとあまり変わらないかも…。第一印象はそんな感じだった笑

自転車を組み立てるのにたっぷり2時間を使って、レーの町へペダルを漕ぎだす。
レー空港から町へはなんと300m近く標高をあげなくてはならない。
ほぼ1ヶ月ぶりの自転車は、あれほどデリーに荷物をおいてきたにも関わらず重い重い…。

結局町に着いたのは14時をまわったころでした…。

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