レーマナリロード5日目
起きてテントの外を見ると、素晴らしい景色が広がっていた。
テントをたたんで自転車の準備。今日もいざ出発。
長い九十九折を降りきって、久しぶりの平坦路を南へ進む。
平坦路で舗装されている道は走りやすいのだけど、この日から風が強くなり、向かい風に悩まされる。
風が強いのでどうしても距離が伸びない。
途中のマイルストーンに書かれた標語が、密かな楽しみ。
Virgin nature of Ladakh is the art of God.
We cut the mountains but connects hearts.
途中、サルチュの村でようやく、少し遅いお昼ご飯。疲れた~。
毎度おなじみのダルカレーとチャパティを食べる。
このお店、看板にNepaliの文字。
この日は黙々と走り続けた。
彩がかなり疲れてきてしまったので、
今日はひたすら走り続けた一日だった。
レーマナリロード6日目
翌朝
チャパティを温め、スクランブルエッグを挟んで食べる。
この日も絶景地にキャンプをした。朝起きてパチパチ撮影をしてみる。
次に越えるバララチャ峠は4900m。でも、これを越えれば一気に2000m台へ標高が下がる。
長い長い上り坂を
バララチャ峠の少し前にトラックが谷底へ落ちた跡があった。。
お昼前、ようやくバララチャ峠へ到着。
タルチョがはためく素敵な峠。奥に雪山がそびえていた。
ここから道は一気に下り坂になっていく。
ジンジン・バーという場所(変な名前の場所だ)
冷えた体には、暖かく甘いチャイは最高の飲み物だ。
そのまま一気に谷をくだって、ジスパの町へ向かう。
ジスパの町の少し手前、川にかかる橋のたもとにあるチャイ屋で少し休憩した。
ラダック人の親子が経営しているチャイ屋で、女の子は英語が上手。
なんでも、お父さんは、元僧侶だったらしく近くのゴンパで出家していたそうだ。
そんな話をしていると、急に「出家僧なのになんで子供がいるのか?って聞きたいんでしょ?」なんて向こうから話しかけてきたので、「うん、そうそう笑」と話を続ける。
どうやら、ラダックの僧侶は還俗(げんぞく)することが多いらしい。
元僧侶だけど、妻帯して子供がいるというのは珍しいことではないそうだ。
とても良い親子で、ここに泊まってもいいかな?とも思ったのだけど、久々にホットシャワーが浴びたかった僕たちは、頑張って少し先にあるジスパの町を目指す。
無事、町に到着して少し高いホテルに泊まり、思う存分7日ぶりのホットシャワー浴びた。
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