どうも、夫のほうです。
(投稿の一番右下に記事を書いた人の名前が出ます。そこを見ていただけると、妻か僕か、どちらが書いたのか、わかるようになっています。)
さて、無事、ペルーにつき、リマの宿に荷物を下ろしました。
リマの空港には、深夜2時頃につき、猛烈なタクシーの客引きをスルーして、スペースを見つけて自転車を組み立てました。自転車の分解具合は、新車をバラバラの状態から組み立てるほどではないにしろ、一台につき1時間~2時間程度の時間がかかりました。
マックでとりあえずお腹を満たして、いざ出発。
この辺は、妻も日記に書いてくれるかもしれませんが、昔、豊橋にいたというペルーのおじさんを見つけ、「ここに行きたい」と地図を見せて、空港から出るまで案内してもらいました。グラシアス!
で、ここからが大変。笑いが止まらず…。
リマの交通事情。昔、上海を自転車で走ったことがあるのですが、勝るとも劣らない。
まぁとにかく圧倒的な無法地帯・・・。トラックとバスとバイクとタクシーが、大波になってグア~~っと、こっちに襲い掛かってくるような迫力。伝わりますかね・・・。
「あはははは・・・」ともう力なく笑うしかない。
自転車旅行者として有名な、石田ゆうすけさんだったか、中西さんだったか?本で、「到着初日に後悔した」というようなことを書いています。
僕も前回のユーラシア大陸横断で初日に後悔しました。
今回は、どうかな~。っと。でもやっぱり、今まで忙しくてあまりじっくり考えることができなかった分。
このペルーの交通マナーと、汚物の異臭と、野良犬の多さを見ると、「あぁ、またやってしまった…。」と感情が空から肩にどーーんっと落ちてきたように、重くのしかかります。
ただ、さすがに学生ではなく成長したのか、どこかに「そうだよね~」っと現実に気づいた自分を客観視している自分もいたりして、7年前のユーラシア大陸横断の時とは違う感覚、感情を体験しています。
妻は意外と飄々と楽しんでいるようで。
あのトラックの大波の中で笑顔を見せながら、「田舎にいけば幾らか楽だね」と客観的に分析する余裕も見せています。ちょっと救われた旦那でした…。(初日、路面が濡れていて、急に出てきた車を回避しようと、急ハンドルを切った妻が転倒してしまうことが1度ありました。自転車はみなさんが考えている以上に重く、バランスも悪いため、急ハンドル、急ブレーキは危険なのです。そういう小さなことも少しづつ学んでくれているようで、頼もしく感じています。先ほどの転倒は幸い無傷でした。)
さて、大波に飲まれるように、フラフラと巨大な荷物をつけた自転車を前に進めます。
計画では、空港のロビーで携帯電話のSIMカードを買って、Googleマップを起動させてスイスイくるつもりが、全然認識されず。結局、まったく頼りない地球の歩き方の地図を参考に、なんとか宿まで向かいました。
到着から、2日経って、ようやくこのリマの交通マナーというか、無法地帯の中にも一応一定のルールがあるらしいことは感覚的にわかってきました。
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で、表題のSIMの件ですが、
えーっと、まだ繋がっておりません。もうつながらないんじゃないか、と若干挫折気味です…。
ペルー最大手の携帯電話会社、Claroのオフィスに今日も行ってきましたが、埒が明かず。
まぁスペイン語わからず、突っ込んでいく僕も僕ですが…。
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明後日から、自転車旅行出発の前に、ペルーの北、バスで8時間の場所にある「ワラス」へトレッキングをしに行ってきます。
自転車での出発は、9月25日前後になりそうです。まずは1000km先、マチュピチュへの玄関口となるクスコを目指します。1000kmですが、4500mの峠超えを含むアンデス山脈を攻めることになるので、10日では到着せず。おそらく15日~20日前後かかってしまうのでは、と予想しています。
ともかく、安全第一で。
一路平安!
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