タジキスタン」カテゴリーアーカイブ

癒やされたドゥシャンベ

この記事は、2014年9月2日から9月4日の出来事です。

ここはヨーロッパ??
ほとんど眠れず、明るくなってきた5時過ぎにドゥシャンベ到着。
2度目のドゥシャンべ滞在では、ウォームシャワーズのベローニクさん宅に泊めてもらうことにしていた。
でも、さすがに時間が早すぎるので、空港に寄ってラッピングマシーンがあることを確認し(3日後にニューデリーに飛ぶため)、朝ごはんをゆっくり食べてベローニクさん宅へ。

ベローニクさん(EU勤務で1年半前にタジキスタンに赴任してきたとのこと)宅は入ってびっくり!!
広い芝生の庭に快適そうなテラスのあるおうち。サイクリストは既に7人くらい。シーズン中は常にこれくらい訪れるらしく、庭にテントを張っての寝床となる。シャワートイレはもちろん、wifi、キッチン、洗濯機も使用して良いとのこと。なんて寛大、ありがたすぎます!

中央アジアに入ってからいろいろ疲れがたまっていた私たちもここで快適な生活ができて、体調や心もかなり回復!1回目のドゥシャンベとは全く違うところに滞在してるかのようだった。

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(左下:フランス以来?の充実したキッチンで自炊できておなかも満足。右下:電子ピアノも。私のお気に入りのショパンの楽譜まであったので弾かせてもらた。)

ようやくインドビザ取得!!
ドゥシャンベでの重要な仕事は、何と言ってもインドビザの受け取り(そのために帰ってきたのだから)。
到着した日に早速インド大使館へ向かう。パスポートを預けて窓口で代金(一人250ソムニ)を払った。
受け取りは明日かと思っていたら、職員に「あさっての17:00に来て」と。
あさって!
フライトの前日である。
あぶな~!
ホーログに着いてからスケジュールを組み立ててきたけれど、ぴったり過ぎるほどで無駄な日は一日もなかった。若い女性の大使館員は私たちのことを覚えていてくれて、「パミールは楽しめました?」などと聞いてくれて親切だった。どうやらパミール出身の方だったみたい。

翌日、受け取れるかちょっと心配しながら17:00より早めに行ってみた。すると問題なくget!!テヘランから苦戦しつづけたインドビザ。
ずっとあった肩の荷がようやくここで下りた気がする。

3度目の再会
イスタンブールで2度会ったあつしさんも違うルートを通ってちょうどドゥシャンベに滞在していたので、再会できた。韓国料理、中華料理を一緒に食べに行き、中央アジアでの苦労話などを共有。お互いすっかり痩せてました。

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(左:あつしさんがスプライト3Gという飲み物を発見!意外といける味。)


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インドへ!

ようやく中央アジア脱出だ!

ワハン回廊を走り、すっかり中央アジアに疲れてしまった私たちはインドが楽しみで仕方なかった。
インド、ニューデリーに行けば日本食が食べれる!!
それほど日本食に飢えていたこの2ヶ月だった。。

フライトの日、早朝6:30にひっそりベローニクさん家を出て空港へ。7:00くらいに着き、パッキング開始。
自転車をまとめ、いつもどおり空港のラッピングサービスを利用するも、スタッフが下手くそ・・・。
どこの空港もたいていうまくやるのになぁ。

今回はタジキスタン航空を利用したため、預け荷物の規定は一人一個20kgまでと少ない。
エクセスチャージ(追加料金)も高く、ゆうが交渉してくれ3万円くらい。。もう一人分の航空券が買えてしまう。驚いたのは、機内手荷物の重さまで計られて(私たちのは明らかにデカイのだけれど)、規定の5kg以上はオーバーチャージに足されてしまった。

出国審査は何事もなく、あっさり済んだ。

搭乗する前に航空機をiPhoneで撮影したら、職員にさっと取り上げられ「いくら払うか?!」とお金を請求してきた。「撮った写真は消すから!」と何とか返してもらった。全く軍事施設でもないのに何なんだろう…最後の最後まで印象を悪くしてくれたよ、タジキスタン。

10:30、予定時刻通り旅立った。

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別世界、インド

ニューデリーに2時間10分で到着!近い!時差は30分日本に近づいた。

降りるとモワッとした湿気が身にまとわりついてくる。明らかに気候が違う!ヒマラヤ山脈を超えてきた、ここはインドだ!!と実感が湧いてくる。

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インドの入国審査も簡単に済んだ。ただ、入国カードを書いている時にインド人に「日本人か?僕の名前を日本語で書いてくれ。」と絡まれてしまう。最初の1文字は漢字で書いてあげたけれど、どうにも次が思いつかず残りはカタカナにしてしまった。でも彼は喜んでくれたっけ。

デリーではゆうの知人、本村さんの家にお世話になる。彼のドライバーが私たちを迎えに来てくれたので、安心して空港を出ることができた。

空港を離れると次第にインドが見えてくる。道は、車、オートリキシャー、人、何やらでごちゃごちゃ。車線なんて関係なし。隙間があればオートリキシャーが入り込んでくる。道脇はゴミだらけ。あちこちで絶え間なくクラクションが鳴り響く。だけど、ところどころ立派なきれいなビルも見える。でも野良牛や野良豚もチラホラ。今までとはまた違う世界にやってきてしまったようだ。

(この記事は、2014年9月5日の出来事です。)


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