月別アーカイブ: 2013年10月

2人で良かった!:サンタ・クルズ・トレッキング6

バテバテの2日目。峠から更に4時間もあるいて、目的のキャンプ場へ到着。
疲労困憊で頭がいたい…。

うーんなかなか頭痛が治らない。「テントでちょっと休ませてもらいます」とテントに戻る僕。
一応熱を測ってみるかな・・・38.1度!?

なんと標高4300mのキャンプ場で熱を出してダウン。
しかも吐き気もする。薬を飲んでも戻してしまいそうだ。

ただでさえ不安な外国でのトレッキング。なんとその最中に風邪をひくとは。。

結局その夜は何も食べず。食道と胃の炎症を避けるために、横にならず、起きたまま目をつぶって冷や汗をかきながらやり過ごす。

本当に2人で旅をしていて良かった。心底そう思った一日だった。

夜は星がとても綺麗だった。

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【装備】特殊警棒

ちょっと物騒な道具、特殊警棒です。
伸縮式の警棒で、強度があり、強力な武器になります。

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なぜそんな物騒なものを持ち歩いているのかといえば、それもこれも全てワイルド・アニマル。特に犬のためです。狂犬病については何度も書いているので、改めて説明するまでもありませんが、発症すれば致死率は100%です。

犬に対して、丸腰の場合、僕は勝てないので・・・。

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自転車のハンドル部に装着し、いつでも使えるようにしています。


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標高4750m:サンタ・クルス・トレッキング5

朝は6時に起床。ガイドさんがご飯を作ってくれる。
ロバに荷物を背負わせて、いざ出発。

比較的斜度の緩いトレッキングルートを登っていくけど、天気は雨。ここの標高もすでに4000mを超えている。今日はこれから4750mの峠を越えなくてはいけない。

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どんより天気と高山病でテンションが低い二人。どんどん空気が薄くなってきて、一歩踏み出すにも深呼吸が必要なくらい。そういやって長い時間をかけながら一歩一歩標高を上げていく。

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出発して5時間。ようやく最高所のPunta Unionへ。

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とにかくきつかった。標高が高く、酸素が少ないことが原因。頭痛、吐き気。いろんな辛さと向かい合って乗り越えた4750m。景色よりも、辛さを乗り越えて峠を越えた時の喜びのほうが上だったかも。

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野生の?:サンタ・クルス・トレッキング4

インディヘナの生活が残る村々を横目に、僕らはどんどん、アンデスの山奥へ歩いていく。といっても、生物の気配は一向になくならない。どこにでも馬や牛や羊、ロバ、豚、ニワトリが放し飼いにされている。日本のように管理タグももちろんなく、誰の所有物なのか、はたまた野生なのか、全くわからない。

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幅500mはあろうかという河原にびっしりと牧草が生え、彼らにはパラダイス。
いくら食べてもなくならないんじゃないかな?

この日は結局5時間歩き、3800mのキャンプサイトに宿泊。
遅れて、ロバも来てくれました。

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ツアーの参加者は、イギリス人のアンディと、ペルー海軍士官のディアナの二人。あとガイド兼コックの2人です。アンディから、明日は最もきつい日だと、脅かされて今日は就寝。

4750mの峠なんて、どんな風なんだろう。想像もできない。


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インディヘナの生活:サンタ・クルス・トレッキング3

結局僕たちを乗せたバスは、峠を超えた向こう側の小さな村で止まった。
この場所で降りた僕たちを含め5人が、今回のツアーの参加者だ、ということもわかった。

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まさにペルー・アンデス!といった感じの村。
インディヘナのおばちゃんが乳飲み子を背負って洗濯をしている。
トイレを借りる時、ちゃっかりと1ソレス(35円)取られてしまった。

こういう何も無いところで幸せに暮らしている人々を見ると、世界の価値観が全くわからなくなる。とても幸せそうで、世の中の不条理に抗うこともせず、淡々とアンデスの時の中に身を委ねて暮らしている。幸せのカタチは人それぞれ。って、命題にも手を付けないと。

僕たちは、この集落から更に谷を下って、トレッキングの出発地点へ降りていく。自分たちの荷物を全て背負うのかと思えば、なんとロバが全部持ってくれるそうだ。聞いていなかった…。自分で持ちますよ。なんて言おうと思ったけど、この後のことを考えれば、預けて正解だったみたい。人生初の4750m峠越えは予想以上にしんどかったのです…。


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