自転車の厳しさ

10月4日

今日は Ica を目指す。大きい町のようで、きれいな宿やおいしいご飯に期待しながらスタート。
走行ルートには大きな登り坂があるようで、いつ目の前に立ちはだかるか怯えながら走る。

まわりは砂漠で、みえるのは緑の草木だけで寂しげ、だけど、ときどき緑の草木以外が見えると元気が出る。

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赤い花?と思えば近づくと、玉ねぎを赤いネットで袋詰めしたものだった…

このあたりは広大な農地のよう。なにやら不思議な大きな車が門から出てきた。

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大きな坂はいっこうに現れない、どうやら気づかないほどのゆるやか~な長い坂を上っていたみたい。
毎回このくらいの坂だといいのになぁ。

77kmを走ってIca に到着。今日もよく走ったので、いい宿に泊まりたいとWiFi、ホットシャワーありの宿へ。
夕飯は、この旅で初めてチェーン店らしい大きなレストランに入る。でも、相変わらず、大量のフライドポテトと大きなチキンと炭酸飲料をみんなが食べているのは変わらない。私たちはIca産のワインを注文したけど、まわりにワインを飲んでる人は見かけなかったな。ワインは飲みやすかった◎
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10月5日

今日は今までで一番の厳しい行程になるようで、覚悟して臨んだ。
Ica を離れるとすぐに砂漠が広がった。天気は晴天。

厳しい日差しと登り坂が重なると、苦しい苦しい辛い。。

夫は、「学生時代に走ったシルクロードにそっくりだ」と言って当時の辛さを思い出したよう。
私は「何てところに来てしまったんだ、甘かった。でも進まなければ帰れもしない…」と必死に漕ぐ。それでも、長い下り坂になると、一気に気分は晴れ、スピードも出て、さっきの苦しさは一瞬帳消しになる。それをこの日は何度繰り返したことか。

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ようやくたどり着いた Palpa 。この6日間で最も長い走行距離99.95km。時間は7時間超(休憩除いて)。
とてつもなく疲れたけど、町につくと少し元気になりました。
Hostalという看板の前でここにしようか悩んでいると、宿おばさんが門を開けて「入りなさい」と半ば無理やり招き入れられる。安かったのと、疲れていたのでそこに即決。ホットシャワーでさっぱりできて良かった。


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