自転車で知多半島を半周してきました。自転車ツーリングは本当に久々で、もう何年前のことになるかわからないほど、走っていません。「これから2年間、毎日100kmも本当に走れるのかな?」そんなことを考えながらペダルを漕いでいました。
何を考えるにしても、2007年ユーラシア横断の記憶が浮かんできます。自転車で世界を、見ず知らずの土地を走る、過酷な自然環境の中を走ること、それは想像以上にキツイ行為です。「こんなはずじゃなかった・・・」と愚痴をもらす姿が想像できます笑
では、なぜ「自転車で」旅をすることにしたのか。
ひとつには、「人と違うことがしたかった。」という思いが、当時も、そして今もあります。
自転車旅行がたとえ厳しくても、バックパッカーとしては行きたくない。みんなができることはやりたくない。という思いが、自転車という手段を選ばせたのかもしれません。
(厳しすぎて、大抵、途中でバックパッカーになりたくなるものなのですが笑)
当時は、「世界を見て回りたいという」と「人と違うことがしたかった」という思い、未知への興味だけで旅に出ていたような気がします。
じゃ、今はどうか?
人と違うことをしたい、世界を見て回りたいという気持ちは今もあります。
でも、自転車での旅を再度選んだのは、「空気感を味わいたいから」なのだと思います。
空気感、というのは、見える景色、感じる温度、人々とのふれあい、自分の周りを包むあらゆる現象、空気を感じたいから、という意味です。バックパッカーでも、ある程度同じ経験はできます。でもその密度が違う、というのは言うまでもないことだと思います。
だから、僕は自転車を選ぶことにしたんだと思っています。
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