標高4300mの湖 パンゴンツォ

レーに来て車をチャーターして行く一番人気のスポットは、おそらくPangong Tsoパンゴンツォ。4300mの標高に位置するその湖は、それは美しいらしい。私たちは南米で出会った山東夫妻、イランで出会ったかおりさん、そして出発日の前夜にナイスタイミングで出会ったゆうきくん、ゆうきちゃんの7人で向かった。

車の申し込みはおなじみの旅行会社で。一台、一泊二日で10900ルピー。パンゴンツォ沿いの一番奥の村、Merak メラックでの宿泊が静かで良いと聞いていたので、そこまで行って欲しいと言うと1000ルピーくらい上乗せされたかな。

再び5000m級の峠超え
朝8時にレーを出発。上ラダックを通って行くので、
ちらほらゴンパが見えてくる。ドライバーはゴンパの名前を教えてくれたり、写真を撮りやすいように停車してくれたりした。上ラダックも絶景で、後日自転車でマナリに向かう時通るのが楽しみだ。

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パンゴンツォに行く途中、二箇所のパスポートチェックがある。ここでもILPが必要だ。これは7日間有効なので、申請する時に行く場所を数箇所書いておき、7日間以内に行けば一度の申請で済む。

しばらく進むと、相変わらずつづら折りでどんどん登る!まだ登るの?」「あそこ行くの?」とみんな驚き。
道もけして良くない。途中、崖崩れか道を広げるためか工事をしていた。いつ上の岩が崩れてくるかわからないから命がげである。

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そして自動車が通れる世界で三番目に高い峠、Chang La チャンラ!5360m!?高さの真偽はいかに。峠にタルチョがいつもあるのは頂点の実感がわいて気持ちい。ここでチャイをいただく。
(ラダック語でTso ツォ=湖、La ラ=峠)

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(峠を降りてしばらくすると、マーモットが見られる。コロコロ太っていてかわいい。)

パンゴンツォだ
お昼に差し掛かるころ、茶色い景色の中、青いものが見えてきた
これがパンゴンツォか!

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青いこんなに青いと思わなかった!近づいてみると、本当に澄みきった水で濁りは全くない。深いところはイースター島の海を思い出す、まさに青グラデーションも美しい。湖だけ見ればどこか南の島のビーチと変わらないかもしれない。だけれど、ここは4300m。湖とまわりの山々とが相まった景色が素晴らしいのだ。
何年経ってもきれいなままでいてほしい。インド人に汚されませんように…

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湖畔で昼食を取ると、宿泊地まで道なき道を進む。車に乗っていても、旅中は常にここは自転車で行けるか、難しいかを考えてしまうのだけれど、ここは絶対にムリ。

メラックに到着。のどかな小さい村だ。さらにここから20数km進むとすると、中国に入ってしまう。
ホームステイ先はすぐ見つかった。「AMCHI HOME STAY」。ここでも簡単な英語が通じるのは感心してしまう。一人500ルピーで二食つき。家の中に入るなり、チャイを出してくれた。

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(右:中央アジアと同じような部屋。)

夕飯はやっぱり野菜と豆のカレー。おいしい。とてもアットホームな宿で、食後は家族の写真を見せてくれた。
おじいちゃんは私たちの食事中やそのあとの歓談中も休むことなく、腕は微動だにせず、ず~っとマニ車をまわしている。私たちももう一つのマニ車を借りてまわしてみるも、結構難しい。

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寒いけれど、寝る前に星を見に。村もほとんど明かりがなく真っ暗。だからこそ空いっぱいに広がる星が見られる!iPadの星座表のアプリを利用して山東夫妻と星座を探してみる。こんなに星は見えるけれど、ひとつひとつ輝きが異なるので、意外に星座は見つかるのだ。カシオペヤ座、こぐま座、わし座、、結構楽しむことができた。

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翌朝。

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チャパティとオムレツをいただいてレーへ出発。
やっぱり陽が出てくると、湖はより青く見える。パンゴンツォ、みんなと行けて楽しかった!

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この記事は2014年9月26日から9月27日までの出来事です。


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