月別アーカイブ: 2015年2月

エベレストベースキャンプトレッキング7



8日目
Lobuche(9:00) ~ Grak Shep(12:00)

高山病のせいか朝は少し頭痛があり、おなかの調子も良くはない。扁桃腺が腫れている感じもした。ゆうもさやさんも体調は万全ではないようだ。朝ごはんはヌードルスープの麺をお米にしてもらった。宿のおばちゃんも「おかゆ」という単語を知っているみたい。

今日の行程は短いとわかってたこともあり、ゆっくりの出発にして皆ストーブのまわりで温まる。その間おばちゃんは売り物にするという帽子を編みながら、いろいろ話してくれた。もうオフシーズンになってきたので、宿は雇ってる人に任せ(冬の間も閉めることはないらしい)、自分は来週にはカトマンズに帰ると。それから、今はヤクなどの動物は食べるために殺すことはないようだ。

DSC00795 DSC00793


寒い中出発すると、しばらくはなだらかな道。ちょっと急坂を登ると、谷間に広大な氷河が広がっていた。その規模の大きさ!荒々しさ!ここは地球という「星」なんだ。

IMG_4926
IMG_4939

Grak Shep ゴラクシェプ到着!目当てのブッダロッジは1室しか空いておらず、私たちはここに、さやさんは隣の宿に泊まることになった。

IMG_4948

さやさんも私も行程は短くても結構疲れていたけれど、ゆうは元気でひとりでKala Patthar カラパタールへ登りに行ってしまった。ゆうみたいに、1日でロブチェからカラパタールへ行って、翌朝EBCまで行きそのままゴラクシェプを過ぎて下る人もいるようだ。でも、私たちは2泊するつもりでいたので、明日どちらか行ければいいと考えていた。

DCIM108GOPRO

夕飯時、宿は満室で狭い食堂もギュウギュウでドアや窓も閉めきって薪ストーブを焚いているので、空気が悪い。なので早めに食堂を退散。部屋に戻ると、私は悪寒や関節の痛みを感じた。なんだかまずい気がする。

案の定、のどが痛くて夜中に息苦しくなって熱を測ってみると38.2度。どうしよう。もしかして明日、ヘリを呼んで帰らなきゃいけないのか…ここまで来てベースキャンプまで行けないのか…そんな考えが頭をよぎったり、息苦しかったりで眠れなくてこの夜はとても長かった。

宿:Budda Lodge(ツイン300ルピー)
ガイドブックには部屋代無料と書いてあったが、今はゴラクシェプではどこも部屋代を取るらしい。ご飯は少し安く、味はまぁまぁ。部屋は2階でしっかりとした石造りのせいか、ロブチェほど寒くなく、2、3度くらい。寝るときに足元を温める方法は、ナルゲンがあればそれにお湯を入れてもらい、タオルを巻いて(または靴下に入れる)寝袋に入れて湯たんぽ代わりにする。

DCIM108GOPRO
DSC00834 DSC00835


9日目
今朝は風が強く、部屋からも旗がはためく音がしていた。

起きて熱を測るもまだ37.8度あった。ゆうとさやさんに体調を相談すると、さやさんも頭痛がひどく体調が悪いということで今日は一日休息して様子を見ることにした。

実はさやさんはお医者さんでしかも英語も堪能。「antibiotic 抗生物質を飲むと早く治るんだけど」と教えてくれたけれど、あいにく私たちは持ちあわせていなかった。すると、さやさんは近くにいた英国人に聞いてくれた。
「antibio持ってない?」
「持っているよ、もう僕らは下山するだけだからあげるよ。ちょっと待ってて!」
ラッキーなことに抗生物質を手に入れることができたのだ。Thank you so much !!

しかもさやさんは「ビタミンは良いから」と私たちに宿で売っているりんご(高いだろうに)を買ってくれた。本当にいろいろありがとう。

今晩は食堂が混みあう前に夕飯を採り、より早めに就寝。明日は3人でEBCに行けますように。


(この記事は、2014年11月25日から26日の出来事です。)



※ブログ村ランキングに参加しています。
↓ワンクリックの応援よろしくお願いします。↓

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ

世界を旅する自転車旅行者のブログも見られます。


エベレストベースキャンプトレッキング6




7日目
Dingboche(8:40) ~ Lobuche(14:00)

出発してすぐのアップダウンがきつい。でも、ちょっと登ればしばらくは台地が広がったなだらかな道のりになった。それでも高度は4500mまできているので、調子に乗らずゆっくりと登らないと

IMG_4851 IMG_4855

追い越されたり、追い越したりする欧米人団体はみんなナムチェから会ってきた人たち。高度順応の休憩日もみんな同じように取るみたい。私たちを覚えてくれていて、「調子はどうだ?」「今日も最高だ!」などと挨拶をしてくれる人も。

一度川を渡ると、お昼休憩。そこから先の登りが見えて驚き!!え?あれ登るんだよね!?はるか上の方で人が米粒になっているのが見えてしまった。

IMG_4873

ゆっくりと登りを進めていくと、タルチョがあらわれて峠が一区切り着いたことを知らせてくれた。このあたりに並ぶストゥーパはすべてエベレスト登山で亡くなったシェルパたちのお墓。本当にここにはエベレストに挑戦する人々が通り、様々なドラマがあったんだなぁ。。とちょっとしんみりしてしまった。

DCIM108GOPRO IMG_4894

今日はヘリが4、5回往復していることに気づいた。この先は救助を求める人が増えるのだろう。私たちは無事に自力で降りておられますように。

IMG_4909
(日に日にワイルドになっていく景色)

Lobuche ロブチェの集落が見えるとひと安心。

DCIM108GOPRO

夜は今まで一番の寒さ!歯磨きの時、チタン製マグに水を入れたそばから水は凍っていった…

宿:Abobe the Cloud Lodge(部屋代無料!)
場所は少しわかりにくく、集落を奥に進んで左手のロッジの間の道を入っていく。オーナーのおばちゃんは日本語もわりとペラペラで、私たちが日本人でガイドポーターなしとわかると、日本語で「えらいね!宿代タダにしてあげる!ダルバートもまけてあげる!」と。でもご飯は全体的に高めかも。いままでの宿では夕飯時に温かいおしぼりが出ていたが、ここから出なくなった。
すぐ日陰に入って寒いが、毛布はお願いすればチャージ無しで2枚貸してくれる。

DSC00790 DSC00787
(右:陽が陰ってくると薪ストーブを焚いてくれる)

使用金額:3,400ルピー


(この記事は、2014年11月24日の出来事です。)



※ブログ村ランキングに参加しています。
↓ワンクリックの応援よろしくお願いします。↓

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ

世界を旅する自転車旅行者のブログも見られます。


エベレストベースキャンプトレッキング5




5日目
Tyangboche(8:25) ~ Dingboche(14:00)

歩き出してからも、まだ太陽が山の陰にかくれているせいでひんやりと空気は冷たく、手先もなかなか温まらない。やっと太陽が出てきた!

IMG_4684

太陽のまわりは不思議…雲が虹色に見える!まわりのトレッカーも珍しがって見ていた。

IMG_4694 IMG_4704
(下:ヘリコプターみたいに見える不思議な雲)

IMG_4697 IMG_4718
IMG_4699
(左上:壊れた橋。迂回路ができていた。下:2つこぶの山は Ama Dablam アマダブラム。これに登頂する人もいるようだ。)


後半は森林限界に入っていき、比較的なだらかな土地が広がったところを進んでいった。日本だと標高がたかいと狭い登山道だったり、尾根を歩いたりというイメージだから、4000m付近でもこんな広がった土地があるんだとちょっと驚いた。日本とはやはり規模が違うのだ。

DCIM106GOPRO

今日、さすがに二人とも頭痛を感じ始める。なんだか体も重く感じる。それでも、いつもよりゆうは元気で早足で先を行っていた。

Dingboche ディンボチェはまた大きな集落だった。年々トレッカーも増えているためか、新しい宿、建設中の宿もある。またここで高知順応のため2泊する予定なので、いい宿にしようとさやさんも一緒に3人でいくつかまわってみた。結果的に良い宿を見つけることができた。

見事にに焼けた夕陽も美しい。

IMG_4754
IMG_4760

宿:Green Tara Guest House(部屋代無料!)
隣にベーカリーカフェがある。この宿がABCも合わせてトレッキング中で一番良かった宿。宿代はご飯をここで食べれば無料としてくれ、その上ご飯代も良心的でおいしい。おすすめはパンケーキ。他のところだと、チャパティに近い薄いものが出てくるけれど、ここはちゃんとゴールデンブラウンに焼けた厚めの「パンケーキ」。各部屋(ツイン)にトイレもついている。

IMG_4843 DSC00759

使用金額:140ルピー


6日目
朝目を覚ますと、トイレのタンクに入った水(手桶ですくって流す用のもの)の上の方は凍っていた。もう朝晩はマイナスになるほどグッと冷えるのだ。

今日はのんびり、高度順応の日。朝、欧米人がパンケーキをほとんど食べずに残していたので、彼らが去った後、ちゃっかりいただいてしまった。

からだを慣らすために、ディンボチェからすぐ近くの丘(Nangkartshang Peak。最後まで登れば5000mほどまで行ける!)にちょっと登ってみることにした。同じく高度順応目的の人も多く、既にたくさんの人が登りはじめていた。

ザックは宿において、水やカメラくらいしか身につけなかったのに、体が重いこと。。結局、今日は軽い運動程度でいいや、ということで一時間ほど登っただけで降りてきてしまった。けれど、丘から見た景色はディンボチェからではわからない、広大な景色だった。

IMG_4818 IMG_4822

宿に戻ると、洗濯。水がとにかく冷たくて洗剤も全く溶けないので、お願いしたらお湯を少しもらえた。ちょっと前に洗濯していたベルギー人の男性は、「Too cold!!」と言いながら水で素手で頑張って休み休みこなしていたけれど。

夕飯はこのABCでははじめてダルバートを食べてみた。クリーミーでやさしい味でおいしい!もちろんおかわりは好きなだけ。そのかわり500ルピーと他のものより少し値が張るけれど、これでおなかいっぱい食べられるのでコスパは最高だろう。何より「Dal Bhat power, 24 hours!」と誰もが口を揃えて言う。

IMG_4842

使用金額:6,240ルピー(2泊分精算)


(この記事は、2014年11月22日から23日の出来事です。)



※ブログ村ランキングに参加しています。
↓ワンクリックの応援よろしくお願いします。↓

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ

世界を旅する自転車旅行者のブログも見られます。


エベレストベースキャンプトレッキング4




4日目
Namche Bazaar(8:00) ~ Tyangboche(13:40)

宿を出る前にオーナーに挨拶すると、
「Tyangboche タンボチェに行くなら、ここに泊まるといいよ。僕の奥さんが働いているんだ。」
と今日の目的地の宿を紹介してくれた。

ナムチェのはずれで、ガイドひとりを連れた日本人ご年配夫婦に出会った。このご夫婦はここからすぐの Syangboche シャンボチェまで行って帰るそうだ。ご夫婦のゆっくり登る姿と笑顔はとても心の温まるものだった。

道は初めのうちはなだらかめにアップダウンを繰り返す。山々がワイドに見えてとても気持いい!それに雪山にストゥーパ(仏塔)とタルチョはステキな組み合わせ。なお「エベレストベースキャンプトレッキング」らしい景色に思える。

IMG_4616 IMG_4618

ここで、うまれてはじめて、エベレストを目にする!!あれか!!
まわりにいた他団体のガイドさんが「あれだよ~」と教えてくれたのだ。

エベレストIMG_4624

人が前後にいたり、ゾッキョやヤクが通ると砂埃がたつのでマスク(ずっと日本から持ってきていた。質は良くないがカトマンズでも売っていた。)をつけるのがいつものスタイルになってきた。登りが続くと苦しいのだけれど。欧米人や現地の人はバフなどで口元を覆っている。「マスク」をしてる人は日本人くらい?

ベーカリーを見つけたので、お昼ご飯用にドーナツを買っておいた。
「ここ2、3日は天気がよくなかったけれど、今日はいい天気よ。」
と、お店のおばちゃん。確かに前日まで午後になると、雲が多かった。ナムチェが寒かったのは天気が悪かったせいなのかもしれない。

IMG_4629 IMG_4645 IMG_4661 IMG_4673

今日も最後の登りがきつい!

まだまだかと思っていたら、タンボチェに着いたようだ!立派なゴンパが迎えてくれ、今日の達成感をいっぱいに味わえた。

DCIM106GOPRO


ここは標高3867m。すでに富士山を越えているのに、こんな立派な建物があるとは。これを建てたシェルパやネパーリーたち、すごい。


宿:Tyangboche Guest House(ツイン200ルピー)
ご飯はおいしいが、ボリュームはない。翌朝、水が凍るほど寒かったが、手洗水の入ったタンクにお湯が入っていて感動した。屋内にあるトイレもきれい。
使用金額:2,390ルピー


(この記事は、2014年11月21日の出来事です。)



※ブログ村ランキングに参加しています。
↓ワンクリックの応援よろしくお願いします。↓

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ

世界を旅する自転車旅行者のブログも見られます。


エベレストベースキャンプトレッキング3




3日目

今日は高度順応のためナムチェでもう一泊。起きて窓の外を見てビックリ!雲が多かった昨日はまわりがこんな景色だとは想いもしなかった。

DSC00730

シャワー
朝はトレッキングに出発して初めてシャワーに入って(450ルピー)さっぱり。お湯の温度は問題ないけれど、水圧がないから体は温まりにくい。出てからも寒いからすぐにダウンを着ないと。

洗濯
フロアには普通に洗面台がある。そこから出る水はキンキンに冷えている。なので、こっそりシャワーで洗濯も済ませてしまった。屋上に干場があって助かった。このあたりにはほすところがあまりなく、現地の人も屋根や地面に置いている(干している)のをよく見かける。ウールの靴下など、日中乾かなかったのは、夕方から焚いてくれる薪ストーブのまわりに置いておけばすぐ乾く。

買い物
ゆうにはうれしいたくさんのアウトドアショップ。カトマンズとポカラのようにニセ物も多数だけれど、正規店もいくつかある。外界とそこまで値段が変わらなかったり、「sherpa」というブランドはカトマンズ店より安いものが多かった。トレッキングにきてまだ3日目だけれど、この寒さなので標高が上がると今の装備で耐えられるのか心配になり、ゆうはダウンベストを購入。正規品ね(Rab)。

DSC00720 DSC00727 DSC00723 DSC00741

あとは行動食や予備としてかぜ薬を購入。スニッカーズは外界と同じ70ルピー!薬は10倍近くしたので、あらかじめ多めに持っていたほうが◯。

DSC00744
(ワイワイ(麺)とスニッカーズはここで。あとはカトマンズで。)

今のところ、二人とも高山病の心配はなさそう。明日はまた出発!


使用金額:8,770ルピー(2泊分精算)


(この記事は、2014年11月20日の出来事です。)




※ブログ村ランキングに参加しています。
↓ワンクリックの応援よろしくお願いします。↓

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周(自転車)へ

世界を旅する自転車旅行者のブログも見られます。