マチュピチュ遺跡へ向かう日。朝7時に起きて身支度をする。マチュピチュ遺跡内ではご飯食べれないよ~、なんていいながら、朝はバナナとパンの朝食。
マチュピチュ村(旧アグアスカリエンテス村)は、マチュピチュ観光のためだけに作られたような村で住民もほぼ100%がマチュピチュ観光に従事しているとのこと。
事実、この山奥の村へは道路が通っていない。鉄道で全ての物資を運び入れ、また廃棄物を運び出している村だ。
シャトルバスは往復100ソレス。ここまでのバス代がひとり70ソレスだから、いかに高いかがよく分かる。まぁそれでも、この町にバスを運び入れるのも大変だったろうし、仕方ないかな。
村からは約25分ほどで遺跡へ到着。遺跡を西洋世界から見て“発見”したハイラム・ビンガムさんの名をとったハイラム・ビンガム・ロードを登る。奇跡的に傾斜がゆるやかな場所につづら折りの道路を通している。マチュピチュの四方は断崖絶壁で、道路を作ったのもまさに奇跡的…。
チェックポイントでチケットを見せて、鬱蒼とした木々の中を抜けると、「どんっ」っとマチュピチュ遺跡が目に飛び込んでくる。
「よく、こんなところに・・・」
遺跡は思っていたより大きく、立派なもの。
ただ思っていたより感動は少なかった。もっと衝撃を受けるのかと思っていたのだけど。たぶん、写真で散々見ていたというのもあるし、知識として知りすぎていた、綺麗すぎて観光地化されていた、ということもあるかな。
遺跡をじっくり回りながら、よくこんなところに建てたな。とか、石組みの作りとか、あるいは、ハイラム・ビンガムさんがどうやってここを見つけたのか、当時、この山奥へ入っていくのは大変だったろうとか、そんなことに思いを馳せていた。(頭のなかではインディ・ジョーンズのテーマ曲とハリソン・フォードさんがぐるぐる。)
正午をまわったころ、雲行きが怪しくなってきた、突然の豪雨、雷雨。微速度撮影をしていたのだけど、カメラがびしょびしょになってしまって、撮影を断念。そのままバスでマチュピチュ村へ撤退。少し早めに戻ってきたので、マチュピチュ村を散策。観光客向けのレストランはどこも同じような価格。ときどきTAXを余計に請求したりしてくるので、予めTAX込の値段を聞いておくとよいと思う。
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