2014年1月10日 7つの湖スタート
快適な宿ですっかり回復し、今日は出発。その前に郵便局に寄るけれど…税関は火・水・木しか開いてないとのこと。。今日は金曜日…ゆうはもうがっくり。もうチリに再入国した時に送った方が良さそうだ。二人ともため息をつきながら箱詰めした段ボールをばらし、減るはずだった荷物をそれぞれのバッグに詰め直した。
ここから次の大きな町、バリローチェまで数日間キャンプ生活が続く。この道は Siete Lagos (7つの湖)と呼ばれる。緑と水がきれいだ。ところどころに展望台もある。
道中、思いがけず Parrilla を見つけたので夕飯にと入ってみる。これで4日間も連続でステーキを食べてしまった。なんてぜいたく!お肉もポテトもおいしかった。
そこからもう少し進んだところに湖沿いの見晴らしが良さそうなキャンプ場があったので、そこにテントを張ることにした。ホットシャワー付きで一人80ペソは高いけれど、シーズンだから仕方ないか。ここも利用者はいっぱい。アルゼンチンはキャンプが盛んなのだと感じた。
2014年1月11日 アウトドアが盛んなアルゼンチン
今日の道は、途中から未舗装となるようだ。身構えてしまったけれど、未舗装に入ると木陰が涼しく気持ち良かった。走り始めて1時間半ほどのところに橋があり、きれいな河原があった。子供たちが水遊びをしている。「ここでキャンプできたらいいね。」しかし、なかなか走行距離や時間と、いいキャンプ地を見つけるタイミングは合わないものだ。少し川を眺めるだけで出発。
まぁまぁ走りやすかった未舗装をクリア。やっぱり舗装が始まるとうれしい。キャンプ地を探しながら走っていると、水が青い川を発見。なんでこんな色になるのだろう。しかし、橋の下へおりていくとキャンプ、焚火禁止の看板があり、警官までやって来て、「キャンプはダメだ」というので、写真だけ撮って退散。
あとどれくらい進もうかと考えていたら、地図上でこの先に無料キャンプ場を発見したので、結構疲れていたけれどそこまで頑張ることに。急勾配でこげずに押した坂を乗り越え、ようやくキャンプ場に着いた。そこは湖のすぐそば。多くの人が湖水浴をしに来ているようだ。カヤックやボートを車に積んできている人もいる。それにしても、20時を過ぎても湖水浴をしてるなんて。陽が沈むのが遅いからだと思うけれど、日本とは感覚が違う。あと、おもしろかったのは、みんなどこからか技を拾ってきて焚火をしていることだ。おばさんが斧を持っていたり。
2014年1月12日 久しぶりのバイキング
今日は Angostura という町を通る。そこからバリローチェに向かうフェリーがあればそれに乗ってしまおうかと考えていた。14時くらいに Angostura に到着。木造の建物が多くあたたかい雰囲気の町。さっそくフェリー乗り場に行き、そこで目的のフェリーがあるか聞いてみた。しかし、バリローチェまでは途中湖に浮かぶ島を経由しなければならなく、また思ったよりも高額だったため、自走することにした。
町の中心地に戻り、お腹が空いたのでちょっとレストランを探してたら、バイキングらしきお店を発見!一人1000円ほどだけれど、食べ放題ということに二人とも惹かれ「今日も野宿の予定だからいいっか」と入ってみた。ペルーのクスコ以来のバイキング。ここは中華系のバイキングで、チャーハンや酢豚のようなものもあった。プリンやケーキなどのデザートは固くイマイチだったけれど、他は違和感なくおいしくいただいた。
再スタートしたけれど、二人ともお腹いっぱい食べてしまい体が重い…それでもアップダウンの激しい道を進み、湖沿いのいいキャンプ地を見つけたので、テントを張った。釣りに来ている家族もいた。数百m手前にキャンプ場があったので、そこでビールを買ってそれを飲みながら湖を眺める。良い一日の終わりだった。
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