12日目
Tukla(8:50) ~ Tyangboche(15:15)
標高がだいぶ下がったせいか、二人とも最近のうちではよく眠ることができた。ロブチェ、トゥクラは周りは山に囲まれていて陽が当たる時間が短く寒い。7時にようやく陽が当たり、暖かくなってきた。
昨日の夕方眺めた谷間は今日見ても神秘的で美しかった。
しばらくは比較的なだらかな下りで歩きやすかった。3人の会話もいつもより弾んでいたかも。
(川、小川の水は凍っている。右:鳥のようにかわいらしい。)
Periche ペリチェに着くとシェルパたちが集まって、ボードゲームを楽しんでいた。商品の種類もだいぶ増えてきた。
このあたりでは薪ストーブの主な燃料はヤクたちの糞。平べったく叩いて干して、冬越のためにたくさん保存してあった。
(ベニア板を運ぶのは高くつくそう。横切ると「フンンッ」と息をづかいが聞こえてくる。)
タンボチェへは最後登らなくてはならない。行きは下ったところだけれど、こんな急な道だったかな。最後の最後がきつかった。
以前タンボチェに来た時と同じ宿へ。女の子のスタッフに挨拶すると、5秒後くらいに私たちのことを思い出してくれた。
ダイニングで3人で談話していると、日本人男性、梅本くんがあらわれた。彼はなんとなくこの宿に入ったとのことだった。こういう出会って本当におもしろい。
宿:Tyangboche Guest House(ツイン200ルピー)
食事の値段もだいぶ落ち着いてきたので、たまには違うものをとモモ(400ルピー)を注文。
13日目
Tyangboche(10:00) ~ Namche Bazaar(14:20)
これからゴーキョに向かう梅本くんと別れを告げ、出発前にゴンパに寄ってみた。インドラダック以来のゴンパだ。国は違えど、やはりチベット文化。建物、装飾、お坊さん、、それらはラダックのものと何ら変わりはない。文化って根強いもの。国境は支配する人間が引いたもの。改めてそう思えた。
タンボチェからの景色は3人とも気に入ってしまい、ここを去り難く感じた。
前半は下りがメインだったけれど、ナムチェが近づくとアップダウンを繰り返す。あれ?まだだっけ?と似たような道を繰り返し通った。14時をまわると、雲が竜のように(さやさんの発言を拝借)谷間を進んで入ってきた。と同時に冷え込んできた。登りでナムチェに到着した時も雲がかかっていて寒かったのを思い出した。
前回も泊まった宿に着くと、あのお父さんが迎えてくれた。私たちの他に少人数の1グループしかいなくて、シーズンオフらしさを感じた。
インドのレーで出会った夫婦が宿を訪ねてくれ(事前にFacebookでやりとり、ゆうはネパールのSIMをもっているのでちょくちょく通信はできていた)一緒にナムチェベーカリーに行くと、また新たに日本から休暇で来たという夫婦に出会った。久しぶりに大人数で日本人と一緒になって話せるのってやっぱりうれしい!あっという間に夕飯の時間が近づき、それぞれの宿へ戻っていった。
宿:Green Tara Resort(ツイン200ルピー)
使用金額2,870ルピー
14日目
今日は出発を気にすることなくのんびり起きた(私は8時に起床)。
陽が当たって暖かくなると、10日ぶり!?にシャワーを浴びた。シャワーの水圧が弱めで快適!とまではいかないけれど、からだも気分もスッキリ。髪もペタペタしていたりで洗面所の鏡で自分を見るのが怖かったけれど、もう安心してみられる!(笑)
洗濯を済ませて、明日以降のGokyo ゴーキョに向けて買い出し。ナムチェに帰ってきた大きな理由はこれ。ゆうは鼻水は治まってきたものの今度は咳に変わってきてしまったので、咳止めのシロップを購入。500ルピー。薬は高い!けれど仕方ない。前回も書きましたが、よく咳をしているトレッカーがいるので、風邪薬や咳止め薬などはカトマンズから多めに用意しておくことをおすすめします。
スーパーの値段例:コーラ500ml 150ルピー ワイワイ 40ルピー
ココナッツクッキー 40ルピー スニッカーズ 70ルピー
プリングス 350ルピー トイレットベーパー(一番安くて) 100ルピー
今日もナムチェベーカリーで時間を潰す。レモンチーズケーキを二人で食べてみる。カトマンズのHungry Eyes のチーズケーキより全然おいしかった。
夕飯には、さやさんはローストチキン、ゆうはチキンカレーを食べて活気づけ(私は普通のカレー)。この宿のご飯は何でもおいしい!カレーはネパールで食べた中で一番かもしれない。
(下:シェルパ料理のひとつ、Rildu 。醤油系スープの中にマッシュポテトのお団子が入っている。なかなかおいしいかった。)
使用金額8、150ルピー(2泊分精算)
(この記事は、2014年11月29日から12月1日の出来事です。)
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