ペルー」カテゴリーアーカイブ

念願の写真

今日はペルー最後の観光地、Puno プーノを目指す。
45kmの道のり中、35kmまでは線を引いたようにまっすぐでほぼ平坦。路面状態も良好で、走っていてとても気持ち良かった。
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あいかわらず、道のサイドには牛、羊、馬たちが草をむしゃむしゃしている。
ゆうも私もアルパカファンで写真を撮りたくて、「あれアルパカ?」「違う、羊だ、リャマだ」なんて言いあいながらペダルを漕ぐ。

すると、本当にアルパカ数匹を発見!すかさず自転車を停め、カメラを出す。
ゆうは、今までの旅中一度も使っていなかった望遠レンズをわざわざ荷物の奥から取り出す。

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なんて愛らしいんでしょう。いつまで見ててもあきない。アルパカには羊にもリャマにもない癒しを私は感じるのです。
最後の10kmで峠を越えると迎えてくれたのはこの景色!
目的地がこんな開けた景色だとものすごく達成感がある。

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プーノの町中はコレクティーボやバイクタクシーもたくさんで、宿までの道のりは大変だった。宿はひと足先をゆくパッカーさんが教えてくれた「Hostal Tumi Peru」。宿はちょっと古めだけれど、おじさんは親切で笑顔で対応してくれるいい方。

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ウロス島

ティティカカ湖は富士山より高い3890mに位置し、琵琶湖の12倍ほどもある湖。

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プーノに来たからには、ティティカカ湖に浮かぶ島に行ってみたい。地球の歩き方のプーノのページを初めて見た時から、民族色が強いそれらの島々に興味を持っていた。宿のおじさんにもウロス島ツアーを勧められたので、プーノに着いた翌日、半日のツアーで行くことにした。

桟橋からモーターボートで3、40分くらい進むと小島に降ろされた。

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(モーターボートの奥はトトラでできた舟。追加料金を払えば乗ることができる。)

ウロス島とはひとつの島ではなく、トトラという植物を積み重ねてできた浮き島が数十個集まったもの。私たちが降ろされたのは、3、4世帯くらいが住む小島。これが浮島というから不思議。

これくらいの各島にボートが寄せられていて、それぞれのところでガイドが説明し、お土産が並べられているよう。やはり観光業が主で、各世帯に分配がいくようになっているみたい私もウロス島にきた記念に刺繍の入ったクッションカバーを買った

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(なんとこのお姉さん、日本語を喋った!「これ、サカナ」「買ってください」)
ウロス島から帰ると、ゆうはクスコ以降から調査していたAndroidケータイを購入。値段に納得したらしい。なんでも今持っているケータイではこの先、周波数が違うから繋がらないとか?私にはよくわかりません。
夜はフォルクローレショーを見ながら食事。生演奏のサンポーニャ(笛)の音がカラダの中に響き心地良かった。曲はビートルズばかりだったけど。
食事はペルー終盤に来て初めてセビッチェを注文。魚のマリネのような料理。かなりスパイシーだけれどおいしかった!
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ペルーもあと2日

プーノには2泊して、ペルーラストランに向けて出発することに。
私の体調もすっかり回復し、もうバナナだけに頼らなくてよさそう。
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今日もほぼ平坦な道で、ティティカカ湖沿いなので眺めは良かった。ライダーさんがとても多く、抜かれ際に手を挙げて挨拶してくれる人もいた。
お昼休憩に目指したLlave イラべではなかなかレストランが見つからず、町の終わりが見えた頃にようやく一件見つける。12時を過ぎたくらいで、すでに50km近く走っていた!
宿泊予定地のJuli フリの町はちょっとした丘の中腹にあるようで、今日の締めは登り坂で二人とも気分が沈んでしまった。一見宿がないような町だったけれど、町人に聞くとアルマス広場周辺にあるという。広場までの急な勾配を登り、なんとか宿までたどり着けた。今日の走行は82km程。

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(ちょっと不気味なパンが売っていた)

夕飯を食べて宿に帰る途中、ブラジル人のライダーさんに会った。微妙な英語交じりのスペイン語で会話をすると、なんと彼らは今日クスコからここへ来た!という。私たちは、休息なしでカウントしたとしても5日間かかっているのに!いや〜、確かにバイクや車なら当然だけれど、エンジンのパワーはすごい!でも私たちには、自転車ののんびりペースが景色やアルパカも楽しめるから合っているかもしれないね。そのライダーさんは、「自転車はアップが疲れる」みたいなことを犬のまねのようなジェスチャーつきで言っていた。そうそう。

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どうなる?ペルー国境越え

11月1日。この日は長かった。
ペルー46日目の今日、この旅で初の国境越えが待っている。私たちはまず、どのルートで行くか前日まで悩んでいた。

1つはコパカバーナ経由。こちらはずっとティティカカ湖沿いの道を走る観光ルート。コパカバーナの町は観光地化されていてきれいそう。デメリットは、陸続きではないので途中ボートに乗らなくてはいけないのと、500mくらいのアップダウンがあること。

もう1つはデサグアデーロ経由。ティティカカ湖から離れる部分もあるのでビジネスルートのようだ。こちらは前者程のアップダウンはなく、ラパスまで早く着ける。でも、問題はそのデメリット。国境では、日本人は警察官に見つかると個室に連れていかれ、身ぐるみはがされてドル札を盗られるのだとか。旅人のブログを見てもみんな恐れて避けている。だから私は避けたかったけれど、ゆうは冷静に「これはあくまで噂にすぎないんじゃ?みんな聞いた話で誰も実際そうなったって書いてないじゃん」と。確かにそうだね…登り坂はイヤだし、ラパスに早く着くならこっちがいいか。ちゃんと身構えておけば何とかなるよね。と、手持ちのドル札の番号を控えたり、腹巻きの存在がバレないように、パスポートを自転車のハンドルバックに移したり。


もうひとつ私たちの抱える問題がある。それは、ペルー入国時に滞在許可日数を20日間しかもらえなかったこと。自転車旅行者である私たちはもっと日数が欲しかったのだけど、入国時に帰りのチケットを提示しなければならない、という条件のために、うその日数を伝えざるを得なかったのだ。
リマの江田イン・宏子さんによると、日数はデータ上に入力されているから書かれた数字をごまかしてつけ加えたりしても無駄みたい。延長はできないので1日1ドルの罰金を払わなくてはならない。ルール通り1日1ドルならまだいいけれど、それ以上請求される可能性も考えた。

65km走ってついにデサグアデーロへ到着!とっても活気があって人も露店もたくさん。なんだかお祭りみたい。

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いよいよ緊張のイミグレーション。小屋の前に自転車を停めて2人で窓口に並んだ。役人にパスポートを2冊渡すと、機械に通し、パソコン画面を確認している…すると、ポン、ポンとスタンプを押し…パスポートを返してくれた!! 私たちは「こんにちは」と「ありがとう」しか言ってない。
よくわからないけれど、罰金なしで出国できるみたい。二人であまりのあっさりさにあっけにとられた。

次は自転車に乗って国境越え。ここでちらりと警察官の姿が見えたけれど、目を合わさないように前に進む。
そして、ボリビアでのイミグレ。役人に「どれくらい滞在するのか」と聞かれ、今度は正直に「私たちは自転車旅行者だから、60日間お願いします!」と言うと、笑いながら90日間のスタンプを押してくれた!
以上で手続きは終わり、無事自転車で走り出すことができた!

なんだかんだと無事にボリビアに入国!デサグアデーロ、ちっとも恐れることはなかったよ。(でも、ラパスで会った日本人パッカーさんは、おそらく同じ役人にあたったのに、滞在日数以内であるにもかかわらずごちゃごちゃ言われ、25ソレス払わされたそう。)

今日は、国境から20kmほど走ったGuaqui グアキで宿泊する予定。国境を越えたものの、走る車が古くなったくらいでペルーと雰囲気はほとんど変わらなかった。16:30頃にグアキに到着して、念のため車の検問をしていた軍人に「ここに宿はありますか」と聞くと「ない」という…もう20km先の町ならあるみたい。もういい時間だったけれどあと20kmなら日没ぎりぎりに着けるはず!と思い、再び走り出す。
ところが、道路状態は良くなく思ったようにスピードが出ない。とうとう夕暮れもすぎ、まっくらの中の走行となってしまった。

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まっくらのため、看板を見逃したようで遠回りしてのTiwanaku ティワナク到着となった。本日の走行、過去最高116km!おつかれさま!

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(誰も住んでいないかのような真っ暗な町、一軒だけレストランがやっていたけどすぐにしまってしまった。)


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【映像】vol8 クスコで韓国料理店を探せ!

かなり前の動画になってしまいますか、クスコで韓国料理店を探した時の動画です。
わかりづらい場所にある料理店で、かなり探しました。クスコの町の雰囲気が少しでもわかれば、と思います。


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【映像】vol9 Mr.Soupクスコのスープ屋さん

クスコのレストラン第二弾 続いてクスコのご飯屋さんです。
シェフの旦那さんが日本人らしく、日本で修行した料理が出てきます。
うどんは完全に日本の味でした!


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【映像】vol13 いまさらマチュピチュ遺跡編

今更で申し訳ないのですが、マチュピチュ遺跡の動画を作りそびれていたので、公開します。
動画編集はインターネットに繋がっていなくてもできるので(電源ができれば欲しいけど)、キャンプが続くようなときに作ってしまうのが一番効率が良さそうです。


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【映像】マチュピチュ村までの道

映像の更新が随分遅れてしまっていますが、鋭意制作中です!
マチュピチュ村に行くまでの出来事を映像にしてみました。
マチュピチュ村へは鉄道でいくのが普通とされているけど、バスでいくこともできます。
でも、その道中はかなりハード。結局日が暮れてしまいました…。

【映像】vol11 アンデスの田舎を走る

大好きだった町クスコを離れてプーノに向かうまでの映像です。
僕はこのウルバンバ川に沿ったアンデスの田舎道が大好きでした。のどかで素朴で、インカ帝国の昔から人々の生活が息づいている、そういう雰囲気をヒシヒシと感じながらサイクリングをしました。


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【映像】vol12 国境の町

ペルー~ボリビア間の国境、デアグロアデーロ通過を映像にしました。
係官に物を盗まれるとか、賄賂を請求されるとか、いろいろ噂がある国境ですが、結論から言えば、活気があって係官の対応も親切で、なかなか魅力的な国境でした。


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