3日目
Landruk(7:30) ~ Jhinu Danda ~ Chomrong(13:30)
朝、外に出ると山が朝日で燃えていた。
昨日の14時ごろに洗濯をして外に干しておいたけれど夕方までには乾かなかった。このあたりでは夕方を過ぎると霧深くなってくるので、部屋の中に干しておいたらなんとか乾いた。朝は空気が冷たいけれど、空気が澄んでいて、遠くの山々もきれいに見える。
(左下:体から蒸気が上がっているが見える!右:いくつもある吊り橋。最初は恐かったけれどだんだんなれてくる。)
お昼前に日本人のおじさん達とすれ違い、挨拶程度だったけれど少し会話ができた。おじさん達の栃木なまりがなんだか懐く感じた。けれど、そのあと川の底まで下って結構な登り道が見えてぎょっとしてしまった。
温泉があるという Jhinu Danda でお昼休憩。カレーがおいしい!すると、温泉から帰ってきた日本人のひとりのおじさんに会う。「温泉はちょっとぬるかったけど、まぁ良かったよ」「アンナプルナと月がきれいだった」とのこと。私たちもベースキャンプでいい景色が見られるかなぁ。
休憩後から Chomrong チョムロンまで実は今回のトレッキングで一番の急登。
登りが苦しい中、「あなたコリアン?」と韓国語でおばさんに聞かれる。いつもは違うよ!と心の中でお怒り気味になってしまうのだけれど、彼女は私の目をしっかり見ていて、なんだかとてもあたたかいものを感じた。きっと韓国人と言えど、日本の「お母さん」のように見えてしまったからだろう。私は「No,sorry.Japanese.」と答え、そしてなぜか「Thank you.」と言って別れた。旅中だと日本人の若者や男性に会うことはあっても滅多に「お母さん」のような世代に会うことはないからな。
登りがきついとゆうと私の距離は離れていく。高度が高いと自転車でも、徒歩でも私が強くなるのだ。ここで実験。パルスオキシメーター(血中酸素濃度と脈拍を測るもの)でそれぞれの脈拍をみてみる。
ゆう→130。私→85。
心肺能力の差が数値で実証されてしまった!?
やっとチョムロンに到着。一つ目の宿は満室で二つ目の宿に決定。チョムロンからは宿代が一部屋300ルピーになるよう。値引きをお願いしてもまけてくれないのはどこも同じ気がした。この村にジャーマンベーカリーがあり、パンやケーキは宿のレストランより安くておすすめ。
宿:Chomrong Cottage(300ルピー)
宿のおばさんは少し日本語を話して、ガイドなしの私たちを気にかけてくれた。「海苔(日本行った親戚が買ってきてくれるよう)が大好きで一人でたくさん食べちゃうの」だと。
使用金額:2,255ルピー
(この記事は、2014年11月5日の出来事です。)
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