投稿者「きむらゆうじ」のアーカイブ

【更新情報】「写真」を追加しました。

カトマンズ滞在中です。

「写真」コンテンツに新しい写真を追加しました。

http://www.ninin-yonrin.com/?page_id=2002

トルコ、コーカサス、イラン、中央アジア(ウズベキスタン、タジキスタン)、パミールハイウェイ、インド、レー・ラダック、ネパール、アンナプルナ・トレッキング、エベレスト街道トレッキング、以上10箇所の写真になります。

今まで一つの一つの写真にコメントをつけていたのですが、ブログの記事で解説を加えているので、一部重複してしまう場合がありました。

今回はコメントを省かせてもらいましたが、気に入った写真は今までより多めに載せています。

時間がある時に見ていただけると幸いです。

【改めて告知】NHKラジオ出演が迫ってきました。

以前も一度お伝えしましたが、NHKラジオ第一の番組「ちきゅうラジオ」に出演することになりました。
旅のエピソードを幾つか紹介する予定です。

なんと衆議院議員選挙の当日と重なってしまいましたが、放送はそのまま行うようです。
よろしければぜひ聞いてみてください。かなりビビっている僕たちの声が聞けると思います。


NHKラジオ第一 「ちきゅうラジオ」
12月14日(日曜日) 出演予定時刻は18時00分頃 「旅人は見た!」コーナーにて

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番組サイト
http://www.nhk.or.jp/gr/

インターネットラジオサイト(ラジオが無くても聞けます。)
http://www.nhk.or.jp/gr/gronair/onair.html

スマートフォンの方はこちら
http://www3.nhk.or.jp/netradio/app.html

またはネットラジオアプリ「ラジコ」でも聞けます。
http://radiko.jp/


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レー・マナリ・ロード5 そしてマナリへ

朝起きると昨晩降った雪が山々にかかって、ヨーロッパ・アルプスと見間違えるような美しい風景が広がっていた。

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朝ごはんもしっかり食堂で食べ、ゆっくりペダルを漕いでいく。

いつもテントの中で質素なごはんばかり食べていたから、久々の暖かい食堂で食べる食事はとても嬉しかった。

とにかく道中がきれいで、何度も何度も写真を撮ったり、映像を撮ったり。

うっすら雪がかかる山々、とても繊細で神秘的で、神々しさすら感じる風景

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この日はこの地方の中心地ケーロン(Keylong)で早めに泊まろうと思っていたので、自転車で漕ぐのはわずか30kmほどだ。

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しばらく走っているとみるみる雲が広がりはじめ、雨も降りだした。

予想外の雨で景色が見えそうもない展開に、ちょっとテンションダウン。

いろいろ悩んだのだけど、昨日の宿ですっかり落ち着いてしまった気持ちを再び盛り上げることができず。

ケーロンからは車でマナリへ向かうことにした。

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ケーロンでタクシーと交渉すると、自転車代は無しの400ルピーでマナリへ向かってくれるようだ。

車は最後の峠を越えてマナリへ向かう。

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峠の上は予想通り雲の中。

なぜか一大観光地になっていて、露店がたくさん。

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下りは大渋滞で、結局マナリについたのは、日が落ちた夜8時だった。

客引きについていきホテルにチェックイン。

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マナリの町は思っていたより賑やかな町。

デリーへ戻るバスまでの間、しばらく滞在することにした。

【お知らせ】日本への帰国日決定

日本への帰国日を、ついに決めました!

2014年12月24日クリスマス・イヴに、鹿児島空港へ帰国します。

そして、旅の最終章「日本編」ということで、年明けに千葉へ向けて走り始めます。

通過する都道府県は、南から順に、鹿児島県、熊本県、大分県、愛媛県、広島県、香川県、兵庫県、大阪府、和歌山県、奈良県、京都府、滋賀県、岐阜県、愛知県、静岡県、神奈川県、東京都、そしてゴールの千葉県まで自走します。

約1600km。2月中旬~3月上旬のゴールを考えています。(注:真冬)

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ついに、この日が来ました。寂しいような、早く帰りたいような。複雑な心境です。
旅が日常だったから、「帰る」と書いている事自体にまだ現実感がないというか・・・。

初めに計画していたアフリカや北米&中米には行けなかったけど、自転車ではなく、もっとゆったりしたスタイルでいつか回りたいと思います。

旅はもうちょっと続きます。もうしばらく。

レー・マナリ・ロード4 Please Smile!

レーマナリロード5日目

起きてテントの外を見ると、素晴らしい景色が広がっていた。
テントをたたんで自転車の準備。今日もいざ出発。

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長い九十九折を降りきって、久しぶりの平坦路を南へ進む。
平坦路で舗装されている道は走りやすいのだけど、この日から風が強くなり、向かい風に悩まされる。
風が強いのでどうしても距離が伸びない。

途中のマイルストーンに書かれた標語が、密かな楽しみ。

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Please Smile

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Virgin nature of Ladakh is the art of God.

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Julley!

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We cut the mountains but connects hearts.

途中、サルチュの村でようやく、少し遅いお昼ご飯。疲れた~。

毎度おなじみのダルカレーとチャパティを食べる。

このお店、看板にNepaliの文字。どうやらネパール人経営のお店らしい。顔付きはラダック人と見分けがつかないのだけど。。ご飯はとても美味しかったです。

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この日は黙々と走り続けた。向かい風が強く少しづつ登っていく道、所々工事中の場所もあったり、あるいは断崖絶壁もあったり。
彩がかなり疲れてきてしまったので、人目につかない場所をさがして、バララチャ峠の少し前でキャンプすることにした。夜ご飯はジャガイモスープ。
今日はひたすら走り続けた一日だった。

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道全体が水に浸かってしまった。。彩が苦手な渡渉。

レーマナリロード6日目

翌朝
チャパティを温め、スクランブルエッグを挟んで食べる。
この日も絶景地にキャンプをした。朝起きてパチパチ撮影をしてみる。

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次に越えるバララチャ峠は4900m。でも、これを越えれば一気に2000m台へ標高が下がる。
長い長い上り坂を
休憩しつつゆっくり登って行く。
バララチャ峠の少し前にトラックが谷底へ落ちた跡があった。。怖い。

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お昼前、ようやくバララチャ峠へ到着。
タルチョがはためく素敵な峠。奥に雪山がそびえていた。

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ここから道は一気に下り坂になっていく。
念のためネックウォーマーとオーバーグローブをつけるも風が当たって寒い寒い。手が悴む。
ジンジン・バーという場所(変な名前の場所だ)で遅めのお昼ご飯、毎度おなじみ豆カレーとチャイ。
冷えた体には、暖かく甘いチャイは最高の飲み物だ。

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そのまま一気に谷をくだって、ジスパの町へ向かう。

ジスパの町の少し手前、川にかかる橋のたもとにあるチャイ屋で少し休憩した。
ラダック人の親子が経営しているチャイ屋で、女の子は英語が上手。

なんでも、お父さんは、元僧侶だったらしく近くのゴンパで出家していたそうだ。
そんな話をしていると、急に「出家僧なのになんで子供がいるのか?って聞きたいんでしょ?」なんて向こうから話しかけてきたので、「うん、そうそう笑」と話を続ける。

どうやら、ラダックの僧侶は還俗(げんぞく)することが多いらしい。
元僧侶だけど、妻帯して子供がいるというのは珍しいことではないそうだ。

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陽気なお父さんと娘さん

とても良い親子で、ここに泊まってもいいかな?とも思ったのだけど、久々にホットシャワーが浴びたかった僕たちは、頑張って少し先にあるジスパの町を目指す。

無事、町に到着して少し高いホテルに泊まり、思う存分7日ぶりのホットシャワー浴びた。


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【お知らせ】NHK「ちきゅうラジオ」に出演します。

縁あって、NHKラジオ第一の番組「ちきゅうラジオ」に出演することになりました。
旅のエピソードを幾つか紹介する予定です。。

NHKラジオ第一 「ちきゅうラジオ」
12月14日(日曜日) 出演予定時刻は18時15分頃 「旅人は見た!」コーナーにて

WSN000015

番組サイト
http://www.nhk.or.jp/gr/

インターネットラジオサイト(ラジオが無くても聞けます。)
http://www.nhk.or.jp/gr/gronair/onair.html

スマートフォンの方はこちら
http://www3.nhk.or.jp/netradio/app.html

またはネットラジオアプリ「ラジコ」でも聞けます。
http://radiko.jp/

レー・マナリ・ロード3 絶景の中を走る。

レーマナリロード3日目

朝起きると頭痛がほんとに酷い。

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高山病対策の薬・ダイアモックスを飲んだら、副作用で手足、喉のまわりが痺れて痛い。
高山病で苦しいのか、はたまたダイアモックスで苦しいのか、うーん、どっちにしても厳しいなぁ。

これ以上高度を上げるとホント症状が悪化しそうだったので迷ったのだけど、峠を越えれば4200mまで下るので先に進んで標高を下げることにした。

相変わらずの舗装路が続く、センターラインまで丁寧に入っているアスファルト。
レーマナリロードは、重要な軍用道路でもあるので、インド政府もかなりお金をかけているようだ。

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(レーで出会ったカナダ人サイクリスト。車で追い越す時にわざわざ止まってくれた!「すごい」や「素晴らしい」をあらわすときに「Brilliant!」っといつも言っていて、カッコイイので僕も真似しようかと。英語の表現もいいよね!)

さて半日かけてようやく頂上へ辿り着く。

タルチョがはためく峠。

チベット圏の峠には必ずタルチョがはためいている。

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峠の標高は、GPSでは5354m。インドの峠の標高は、ほとんどの場所であてにならない“自称”の数値なので、本当は何mなのかわからない。インドらしい適当さ。

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一気に峠を下る。下り坂は途中から未舗装に変わって走りにくくなるけど、もう頭痛がヒドイので、一気に駆け下りる。途中、インド人の自転車ツアーと遭遇した。マナリからレーまで伴走自動車付きでツアー旅行をしているそうだ。

3時頃、ようやくデブリンでの集落に到着。

レーマナリによく見られる特殊な集落で、ただドライバーとバス乗客のためだけの集落だ。
何件かのレストランと簡易宿泊テントが殺風景に並んでいる。

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次の少し大きなパン(Pang)の集落で今晩は泊まろうと思っていたので、休憩もそこそこに走りだす。

宝石の道、あるいはパミールハイウェイのような風景が延々と広がる。

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細かなアップダウンや弱い向かい風もあって、あまり距離は伸びず、結局日没とともにキャンプ。

今回の旅で初めて、道路の真下、橋の下のキャンプをした。

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意外と静かで清潔で、快適なキャンプ地でした。

レーマナリロード4日目

トンネル(橋?)の中から這い出して、パンの集落を目指す。

朝ごはんは、昨日のデブリンで食べたカレーについていたチャパティ。
多めにもらっておいて、朝フライパンで温めて食べた。これが意外と美味しい!
ご飯は圧力鍋が無いと芯が残るし、パスタもダメ。インスタントラーメンばかりじゃ飽きる。
チャパティは、中に色々挟んで味にバリエーションを持たせることもできるし、いいかも。

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途中、川が大地を削りとった美しい渓谷を横目に見ながら走り、お昼前にはパンの集落に到着した。

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彩の体調がすぐれないので、この日はパンの集落に泊まることに。
かなり汚いけれど、まぁ我慢すれば泊まれる一室を借りる。

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洗濯や壊れた自転車の修理などをして一日を過ごした。

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レーマナリロード5日目

パンの集落で一日のんびりさせてもらった昨日。
元気を取り戻してマナリへの道を進む。

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この日は今まで見たこともないような急峻な渓谷の中を進むことになった。
断崖絶壁をコの字に繰り抜いて道を通したり、トリッキーな道。
舗装も酷い有様。一応大昔に舗装された形跡がある(アスファルトが砕けて転がっている)のだけど、今は見る影もなし。
ゴツゴツした岩が転がって走りにくい。渡渉も所々にあったり。

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半日かけて次の峠 ラチュン・ラ(約4950m)に到着。

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一気に下って、テントレストランでお昼ごはん。
ここのラダッキのおばちゃんが、僕たちの自転車についてチベットの旗を見て「おお、すばらしい~」なんて言ってくれた。
いつもどおりダルカレーとライス、チャパティ、チャイを注文する。チャパティは多めにもらって明日の朝食にすることにした。

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今日はもう一本峠を越えて、先に進む。
その峠の先の風景がまた素晴らしかった。

6000mはあろうかという山々と険しい渓谷。
差す光の帯びが神秘的でついつい写真を撮ってしまう。

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峠を降りきる少し手前でキャンプ。

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22回の折り返しがある、とんでもないつづら折りの坂道の途中の空き地にキャンプをした。
見晴らしは良かったのだけど、風のとおり道になっていてちょっと失敗だったかな・・・。

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