アザーンの聞こえる町

アザーンの聞こえる町 (2014年5月7日~10日)

イスタンブールには深夜に到着。この時間から宿を探すのはちょっと危険なので、空港で夜を明かすことにした。

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(荷物受け取り場にいくと、自転車が無造作に床置されていた・・・。かわいそうな自転車)

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(右:荷物をつけるキャリアを固定しているネジを6000kmぶりに新品に交換。写真のように2mmほど伸びていた。)

ベンチで時間を潰すこと6時間。頃合いを見計らって、自転車を組み立てる。
そうそう『イスタンブールのトルコ人は信用出来ない。』とガイドブックに書いてあったが、まさにその通り。
到着早々、カートを使う際に彩が1ユーロを1トルコリラ硬貨にすり替えられてしまった。3倍の価値の差があるのに。
思うに、短期的には私腹を肥やすことができるけど、そういった悪い心象を与えることで、長期的にはイスタンブールの観光客が警戒してしまって、悪影響を及ぼすことになると思う。といったようなことに思い至らないトルコ人はまだやはり未熟だ。(と愚痴をこぼすことでやり場のない怒りを紛らわすことにする)

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イスタンブールは7年前の2007年に一度訪れたことがある。その時もアタチュルク空港から市街へと向かった。
前回と同じルート、海岸沿いを走ってイスタンブール市街を目指す。
交通量は多いけれど、海岸沿いにでればサイクリングロードや遊歩道もあって比較的走りやすい。

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(マルマラ海に停泊する船たち)

ガラタ橋のたもとに到着。楽しみにしていたサバサンドを探すもなかなか見当たらない。とうもろこしの屋台や焼き栗の屋台ばかりが目につく。
前回の旅で大好きだったサバサンドが食べられないことにショックを受けつつ、ガラタ橋を渡った瞬間、懐かしいサバサンドの匂いが!
急いで匂いの元に向かうと、一件だけサバサンドを売っているレストランを見つけた。自転車を止めしばし懐かしい味に舌鼓をうつ。
塩が効いた脂たっぷりのサバとレモン、旨いトルコパン(エキメッキ)との組み合わせはやっぱり最高。
かぶりつくと「ジュワッ」とサバの旨みが溢れる。
それほど好きなんですサバサンド・・・。
(どうやら、衛生上の問題で一度屋台はすべて退去させられていたらしい。)

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(愛するサバサンド。昔のほうがボリュームがあったなぁ。ちょっと残念。彩はお腹が痛かったみたい。)

ツリー・オブ・ライフの閉鎖

さて、前回の滞在ではイスタンブールの日本人宿ツリー・オブ・ライフに泊まったのだけれど、つい昨年諸事情により閉鎖されてしまったため、今回は新市街に宿を取った。クスコやラパス、ビーニャ・デル・マル、バルセロナやアヌシー、今までに滞在した町と同じように、この町も”坂の町”急坂を登ってようやく宿に到着。荷物を整理するのもほどほどに楽しみにしていたロカンタ巡りをする。

楽しみにしていた選び放題のトルコ料理

ロカンタは、今までトルコ料理がずら~っと並んでいて好きなモノを選んで食べられるシステムの食堂、というようなイメージだったのだけど、一般的な意味での食堂を指す言葉らしく、宿のお姉さんに「ロカンタはありますか?」なんて質問したら、「その辺全部ロカンタだよ。」なんてことを言われてしまった。
しかたなく、新市街のメインストリートを少し歩き、ちょっと高いけどもイメージ通りのロカンタを見つける。
トルコ料理が10種類ほどずら~っと並び、好きなモノを選んで食べる。メインストリートに近いのでちょっと高いけども、お腹いっぱい食べて二人で1000円ほど。イスタンブール滞在中は良く利用させてもらった。

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(好きな料理をチョイスできるトルコの食堂(ロカンタ)。これが楽しみでトルコに来ました。)

トルコ料理はトマトやオリーブオイルをたっぷり使う世界三大料理の一つ。トルコ料理は、それぞれの素材同士のマッチングが素晴らしいなといつも思う。トマトやナス、羊肉、牛肉、ピーマンなどが主に使われるのだけど、それぞれが程よく馴染んで味がまとまっている。
世界三大料理の中に日本料理を入れろ!と今まで自転車に乗りながらなんども思っていたけど、トルコ料理がそう言われるのもわかるような気がする。

夕暮れのブルーモスク

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イスタンブールの主な見どころ、ブルーモスクやアヤソフィアは前回の滞在で一度行ったことがある。だけど、ぜひ彩にも見てもらおうと旧市街まで足を伸ばしてみた。彩は、こういう歴史的な建造物にはあまり興味がないようで、むしろ中央バザールの活気のほうが好きだったみたい。ブルーモスクは現役のモスク。当然ムスリムの掟を守る必要がある。入るとき、ヒジャブをかぶらなければならないのだけど、手元にちょうど良い布がなかったので、手ぬぐいを巻きつけて恐る恐る入場する。広大なモスク内はすべて絨毯がひかれていて、ムスリムが膝をついてアッラーに祈りを捧げている。僕達もしばし座って雰囲気を味わった。彩はこの絨毯のすわり心地が印象に残ったみたい。

苦戦!ビザ取り

イスタンブールでは、中央アジアのビザ、特にウズベキスタンとタジキスタンのビザを取る予定だった。
到着翌日、早速ウズベキスタン領事館に地下鉄とバスで向かう。前日深夜までかかって作った申請書を持っていたのだけど、ウズベキスタン大使館にはられていた張り紙には臨時休業の文字。次の火曜日(6日後)まで業務は行わないとのことで、撤退。
続いて、タジキスタン領事館に向かってみる。金曜の午前中についたにも関わらず、今日はやってないと門前払いをされてしまった。うーん、タジキスタンビザはイスタンブールが簡単という情報を得ていたのだけど、残念。

>ビザ情報は追って別の記事にまとめます。

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(左:ウズベキスタン大使館。右:タジキスタン大使館)

ハマムを初体験

泊まったホテル、AGA HAMAM HOSTELはその名の通り、元々ハマムであって、余っている部屋に旅人を泊めるような宿だった。自転車を置く場所(別の場所にある倉庫、ハマムのボイラーの燃料を保管している場所)もあり。キッチンも広いし、シャワーもまあまあ。せっかくなのでトルコ・ハマム(蒸し風呂)を体験してみることにした。
中に入ると、真ん中に大きなタイル貼りの台があって、まずそこに寝るように言われる。この台はかなり温かく、じわじわ汗をかいていく。汗をしっかりかいたあと、トルコ人のおじさんが垢すりとともに現れて、体を強力にゴシゴシ・・・。いや~気持ちよかったです。はい。

一緒にハマムに入ったサウジアラビア人3人、とても響くハマム内でお腹をパチパチと叩いて大合唱。もう彩とぼくの二人はおかしくておかしくて大爆笑していました。ハマムのいい思い出(笑)

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(お腹をパチパチ叩いて大合唱してたサウジアラビア人。何の仕事?と聞くと予想通り「オイルカンパニーだ」とのこと。わお!)

チャリダーとの交流

泊まった宿にはたまたまヨーロッパをこれから旅するという大学生のチャリダーと一緒になった。いろいろ情報を教えてあげたのだけど、参考になったかな…。
また別に、ACMLメンバーの伊藤あつしさんともお会いすることができた。あつしさんは、すでに3年半ほど自転車旅行を続けていて、総走行距離はなんと4万5000kmを越えるほど。ひさびさのディープなチャリダートークがとても楽しかった。

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(伊藤さんと。いつものロカンタに行ってしまいました。)

これから先、時期的な問題でインドに入る9月まで日程に一切余裕がない。
イスタンブールもわずか4泊で出発することになってしまった。もうちょっと夕暮れのブルーモスクでアザーンを聞いてチャイでも楽しみたかったのだけど…。

トルコ自転車旅行開始!(2014年5月11日)
朝起きて、イスタンブール港からブルサという町にフェリーで向かう。
イスタンブールに限らず、大都市の自転車走行は本当に面倒くさい。交通量が多く、特に発展途上国では歩車分離が徹底されていないため、どっちつかずの自転車はいつも危険な目にある。僕一人なら力技で車道を縫って走って行くこともできると思うけど、彩がいるのでそうもいかない。安全第一で走って行くと、お互い精神的に疲れきってしまうのだ。
そんなこんなで、大都市走行はできれば避けたいところ。イスタンブールもアジア側の隘路を通ることを避け、マルマラ海を渡って対岸のブルサに向かうことにした。そちらのほうが交通量が少しマシだと思う。

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10時の高速船に乗り込む。フェリー乗り場には金属探知機が設置されていた。おそらくクルド人の武装勢力、テロを警戒してのことだと思うけど、僕らも含めて出港間近に乗り込んだ乗客は一切チェックされなかった。高速船はわずか1時間30分ほどでブルサ郊外の港へ到着。そこから30kmほど走ってブルサの町に向かう。
ブルサの町は予想以上に大きく、市街地に入ってから宿につくまでに結局1時間半くらいかかってしまった。町中にはトラムが走り、ビルも立っている。地球の歩き方にも載っていて、どうやらハマム(トルコ風呂)で有名らしい。
宿は歩き方に書いてあった最安のGunesという宿。おばさん、おじさんとも大変やさしく、いい宿だった。

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(ブルサへの道を教えてくれたおじさん。後部座席には趣味の模型飛行機が。やっぱり都市部を出るとトルコ人の優しさに触れることが多い気がする。)

彩が発熱・・・ (2014年5月12日)
朝起きると、彩が「ぼーっとする」と言っている。
熱を測ってみると、38.0℃!あちゃー完全に風邪だ。出発は延期して、一日休養をとる。
特にやることもないので、一人でブルサの町を散歩したり、宿でWEBサイトの更新をしたりした。
彩はなかなか熱を出さないのだけど、やっぱり体あっての旅。無理は禁物です、はい。

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(トルコのスーパーは、お米の種類が豊富。こんなに豊富なのはチリ以来。日本人には嬉しい国。)


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ヨーロッパの地を、離れて

準備は万全に 2014年5月5日
アヌシーからリオンの空港までは120kmほど。最初はその距離を2日間かけて走るつもりだったのだけれど、モンブランのために晴れ待ちをして、走るのに充分な時間が失くなってしまった…今日か明日、ここを出るかの意見が二人で割れてしまったけれど、結局もう一泊することに。居られるだけ居てしまって、ジェレミーたちにお世話になり、申し訳ない気持ちと感謝の気持でいっぱいです。

今日は主にイスタンブールや今後のビザ取得についての情報収集や、日本へ絵葉書を書いたり、飛行機に積むためパッキングをし直したりと作業に時間を費やした。それから、シェンゲン国へのフライトの時に揉めた経験から、トルコから第三国に抜ける航空券を念のため偽造してみたり。

何かしらのトラブルがあるフライト 2014年5月6日
飛行機は18:30発。アヌシーから空港の近くの駅までは電車に乗るけれど、その前後は走らなくてはならない。あまり電車の本数がなく、それに空港での自転車パッキングの時間に余裕を持たせるため、出発したのは朝の5時。昨晩、ジェレミーたちにお礼を伝えておいたので、今朝は薄暗い中ひっそりと出発した。

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まずはアヌシーからの電車に間に合いひと安心。そして電車も時間通り目的の駅に着き、またひと安心。次は空港まで25kmほど走る。なんとか予定の11時に空港に着くことができた。

自転車パッキングはもはや慣れたもの(私はできませんが)。順調に完了したので、早めにチェックインをと思ったら4時過ぎまで窓口が開かなく、3時間くらいただ座って時間を潰すことになった。今回のチェックインは問題なく終わり、心配していた第三国への出国チケットのチェックは全くなかった。きちんと構えていた時ほど何もないもの。ただ手荷物検査で、ゆうはパソコンやカメラやなんだか細かいものを持ち込んでいて、検査官に何度も「もう一度通せ」と言われてキレていた。

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そして機内で座って待っていたら、こんなアナウンスが聞こえてきた。「エンジンの起動に失敗し、再起動するので10分ほどお待ちください。」しかし、結局離陸したのは1時間後。私の隣のムスリムの大変恰幅のよいおばさん(お腹まわりが大きすぎてテーブルを倒せないためか、食事制限しているのか?パンだけ食べていた)は、エアコンも効かない機内での待機は辛そうだった。

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(機内に入るとシェフもお出迎えしてくれた。期待していた機内食は今までの中で一番おいしかった!今後もトルコ料理に期待できそう!)

大好きなフランス、さようなら!


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ふと目の前に、モンブラン

アヌシーに帰ってきました 2014年5月1日
レオたちの家を出発する前に、今までのゲストたちが書いていったノートに私たちもメッセージを残した。そこへ折り紙を貼ったら、レオは喜んでくれた。レオもまた日本が好きで、北野武の映画や日本食にも興味を持ってくれていた。

今後6日の飛行機に乗るまで、図々しくもジェレミーの家で数日待機させてもらうことにした。そのため電話やメールでジェレミーと連絡をとると、ノープロブレムと言ってくれた。本当にありがたい。

出発直後、雨がちだったのでレインウェアを着るためビルの前で止まっていると、会社員らしき女性が出てきて「ホットチョコレートでも飲みなさい」と2人分持ってきてくれた。彼女のおかげで雨の中、来た道を戻る憂うつさがやわらいだ。

また同じ国境を通過し、おとといくだった坂を登り返す。なんだかリオンからアヌシー、ジュネーブにかけた数日が無駄だったように思えるけれど、ジュネーブに来て彼らに「もっと早くラダックに行ったほうがいい」と言われなければあとでもっと切羽詰まったことになるのであれば、とても意味のある道のりだったと思う。と、人生に無駄なんてないんだと言い聞かせながら登る。フランスへ入るとだんだん晴れてきた。

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(左上:行きは通らなかった橋を通過してみた(フランス)。右上:その橋からの風景。下:ゆうが気になって撮ったクラシックカー)

ジェレミーの家に到着すると、妹さんしかいなかったけれど、私たちが「また戻ってきてごめんなさい」と言うと嫌な顔せず「気にしないで」と言ってくれ、夕飯も出してくれた。ジェレミーと弟さんが帰宅すると、笑顔で再び歓迎してくれた。ありがとう!

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私たちが体験したヨーロッパの生活 2014年5月2日
今日はのんびり。ゆうはジェレミーに車で近くのアウトドアショップに連れて行って必要な物を買い足していた。

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ここでの食事は夜は一緒に、それ以外は、スーパーは車ではないと行けないところにあるので「家にある食材を好きに使っていいよ」と言ってくれたので、パスタなどを作っていた。ヨーロッパ家庭のキッチン事情というと、ほとんどが電気コンロ(IHではない)で食洗機もあって当たり前。食洗機は毎食回さず、容量がいっぱいになるまで貯めておくよう。だからか?彼らはお皿をたくさん持っている。ゴミは流しの下の収納スペースにゴミ箱がおいてあり、オーガニックとそれ以外に分かれていた。日本でもほぼ同じだけれど、ペットボトルやカン・ビン、紙などはリサイクルに回すのでほとんどゴミは出さない感じ。
あと食生活で思ったのは、彼らはヨーグルトやチョコレート、ホームメイドのお菓子はよく食べるけれど、スナック菓子はまるで食べない。などなど、真似したいところもたくさん見つけられた生活だった。

夕方になるとジェレミーたちの従兄弟や、弟さんの職場仲間が来てちょっとした食事会なものが開かれた。15人は超えていたけれど、この家では問題はなし。やっぱり両親がいない時によく友人たちを呼んで集まるそうだ。ジェレミー兄弟は英語はとても堪能で、みなさんもそれなりに英語はできて旅や仕事の話を少しすることができた。たくさんは話せなくても、こんなにフランスの生活に溶け込めてとてもいい体験ができて幸せである。

2つのお城 2014年5月3日
ジェレミーは私たちの行きたいところを聞いてくれ、車で連れて行ってくれた。今日は私のリクエスト、castle。

Château de Menthon-Saint-Bernard

ディズニーが「眠れる美女」を描くときにインスピレーションを受けた城と言われている。遠くから見えるお城もステキ。

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(左下:お城近くの教会。右下:ジェレミーは様々な植物にとても詳しく、「これは潰すとにんにくの臭いがする」と教えてくれた)

Château de Montrottier

13世紀に建築されたお城。こちらは中を見学。世界中の家具や武器、陶器が集められて展示され1919年以来、公開されるようになったよう。らせん階段を登って見ることができた景色も良かった。

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帰道にスーパーに寄ってもらい、食材を買ってお礼としてカレーをふるまうことにした。けれど弟さんと妹さんは外出して、ジェレミーと3人になってしまった。カレー粉は日本のものなので「Japanese Carry」というと、ジェレミーは気に入ってくれ、「カレールーを見つけたら買ってみる」と言ってくれた。

晴天のシャモニー 2014年5月4日
今日は、一度は自転車で向かおうとしていたシャモニーへ。山々の景色を見たかったので、車で連れて行ってくれてとても嬉しかった。

車で走ること1時間ほど。突然目の前に大きな山脈があらわれ、わたしたちはびっくり。

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エギーユ・デュ・ミディ展望台
ロープウェイで一気に3842mまで登ることができててしまう。展望台はとても寒く、ダウンに手袋もないと凍えてしまう。日本人旅行者にも会い、日本人のガイドさんが「ここからマッターホルンはめったに見えないのに今日は良く見える」と言っていた。確かによく澄んでいて遠くまで曇ることなく、すべてが見える。そんな日に私たちも来れて幸運だった。この日を選んでくれたジェレミーにも感謝。

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この後はシャモニーの街を少し散策。上空ではパラグライダーが飛んでいた。晴天で気持ちのよい一日だった。

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ルートの大幅変更

2014年4月29日 久しぶりの登り坂

アヌシーのこの時期は雨が多いようでようやく今日、良さそうなお天気だったので出発することに。ゆうは年内中の走行スケジュールを念頭に起き、どうヨーロッパを抜けるか相当悩んでいた。今日の出発直前まで悩んで出た結論は、ジュネーブまで走ってそこから電車でオーストリア、ハンガリー、ブルガリアと抜けて行くというもの。とりあえず今日は40km先のジュネーブへ。

ジェレミー、弟さんに別れを告げる。とってもステキなおうちに泊めてくれてありがとうございました!

走り出すといきなり結構な勾配の登り坂だった。久しぶりに走り出した私たちにはきついきつい。でもアルプスらしい景色の中走るのはどこかうきうきしてしまう。

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国道に出ても傾斜は緩くなったものの登りはまだまだ続いた。二人とも脚に疲労を感じはじめる。途中にスーパーを見つけたのでお昼ご飯の買って、少し走るとベンチを見つけたのでそこで休憩。あとは下り!ジュネーブの街も見えてきた。

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スイス入国!どんなすてきな国だろうと思いながら入国したけれど、直後に歩行者のタバコのポイ捨てを目撃したり、車の運転の荒さを感じてしまい、ちょっと残念な第一印象になってしまった。

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今日滞在するのはウォームシャワーで見つけた家族のお宅。一週間前にもジュネーブに行く予定にしていたので予め連絡はとっていたものの、予定がなかなか定まらなかったためやっと今朝になって「今日行きます!」と連絡した先。でも快く「OK!」とすぐに返してくれてありがたかった。彼らの家はマンションの一室だったけれど、ゲスト用の部屋が用意されていた。


奥さんのレオが作ってくれた夕飯をチリ出身の夫のカリートス、それから5歳、3歳の子と一緒にいただいた。この家庭にはキッコーマンの醤油がおいてあり、子どもたちは自らブロッコリーにそれをかけていて食べていたのが意外だった。

彼らは数年前に私たちがこれから行こうとしているインドのラダックを走っていて、その時の話を聞いたり、写真を見せてくれたりした。そこで気づくことになったのだけれど、私たちはラダックへ10月中旬に行く予定と話したらレオに「それは遅すぎる、峠が閉まってしまうよ」と言われてしまった。やはり電車などを使って急いで東へ向かわなくては…

2014年4月30日 ジュネーブ価格!
ブタペストまでの電車チケットを取るためジュネーブ駅へ。しかし、想像以上に値が張り2人でシンキングタイム。駅周辺にフリーwifiが飛んでいたので、試しにスカイスキャナーでこの辺りからイスタンブールに飛んでしまう便を検索してみると…リヨンからイスタンブールへその電車の半額近くで行ける便が5月6日にあった。これで一気に飛んでしまおう!!と二人とも意見が揃った。となると、フランスへ戻らないと。。

駅周辺を散策してみると、自転車がたくさん駐輪してあるのにちょっと驚いた。他のヨーロッパの街でここまでたくさん駐輪されているのは見たことがなかった。ヨーロッパでは自転車はスポーツ的なものなので学生やお母さんたちが自転車で街中を回っている印象はないけれど、ジュネーブでは日本に近い感覚で交通手段として誰もが自転車に乗るのかもしれない。

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お昼を食べようとお手頃なお店を探すも難しそうなので、結局奥の手、マクドナルドへ。それでもびっくり、ビッグマックセットにチーズバーガー1つで18フラン(約2000円)…!スイスの所得は、世界一!というのを思い出し、ウォームシャワーのメンバーに感謝するばかり。

レオの家に帰ると、もう一泊することを伝えた。今晩レオは外出すると言うので、私たちはスーパーへちょっと買い出し、カリートスと子供たち、それからカリートスのチリの友人2人も来て、合計7人分の夕飯を作ってあげた。ナスとトマトの醤油ベースのソースをかけたスパゲッティーを「おいしい!」と言ってくれてひと安心。久しぶりにスペイン語で会話できて楽しかった。
(ジュネーブの滞在中あまり写真を撮っていなくて残念。)


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みどりの丘

2014年4月25日 アヌシーへ
出発前にお母さんがたくさんクロワッサンを買ってきて、「持って行きなさい」と渡してくれた。最後まで至れり尽くせり。

今日はヴィルフランシェの駅から電車で次の目的地、Annecy アヌシーまで電車で行ってしまうことに。駅までフローレンスが私たちの前を自転車で誘導してくれた。途中、トムの職場にも立ち寄り、最後の挨拶。フローレンスは電車に乗るところまで手伝ってくれた。これだけたくさんお世話になったトムファミリーを離れるのは寂しかったね。

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夕方にはアヌシーに到着。今度は、アウストラル街道の入り口のチャイテンの宿とウシュアイアまでの2日間を共に過ごしたジェレミー宅にお世話になる。

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ジェレミーはアヌシー駅に車で迎えに来てくれ、私たちと私たちの自転車を2往復して家へ送迎してくれた。家までの道中、もしかして…という予感はしていたけれど、それはもう立派なお宅だったのだ。
 
2014年4月26日〜28日 アヌシーでの日々
ジェレミー宅
ジェレミーは「僕のではなく父親の家だけど」と笑って家の中を案内してくれた。今はご両親は6週間のバカンス中のためご不在。弟さん、妹さんも私たちを歓迎してくれた。
1階には立派な暖炉、マッサージチェアー、シャワー室など。冷蔵庫は3台。
2階にはホテルのスイートルームようなバスルームが!ジャグジーつきのバスタブがあるのは驚き。ジェレミーは一回もジャグジーは使ったことがないと言っていた。私達にベッドも用意してくれていた。
そして地下にはワイナリーも。見せてくれる前にジェレミーが「1000本くらいあるかも」と言うので、私たちは「え〜!」なんて言ってたけれど、実際見てみると本当にそれくらいありそうだった。
あとなんと言っても窓のどこからでも癒しの風景が眺められるのがステキ。ヴィルフランシェに引き続き、こんな理想のようなフランス邸宅に滞在できることをとても幸せに感じた。
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アヌシー市街地
私たちの滞在場所からアヌシー中心地は12、3km離れている。ジェレミーは私たちを車に乗せて、市街地周辺を案内してくれた。旧市街は中世らしい入り組んだ街並み。こういうところは歩いているだけでも楽しい。ちょうど市場も開かれていて、骨董品やアルプス地方らしくカウベルも並んでいた。

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アヌシー湖
ヨーロッパ一の透明度と言われる湖。確かに下まで透き通って見えていた。ボートなどももたくさん。周辺には緑いっぱいの大きな公園があって気持ちいい。
ジェレミーが上からの景色も良いから、と車で登ってくれた。道中の家々はどれもジェレミーの家のように立派で驚き。あんな家に住めたらなぁと私は家を眺めているのが好きだったり。上から眺めたアヌシー湖周辺は、雲が多かったけれど陽が差し込むと緑や湖の青が映えて美しかった。

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ジェレミーの家から数十分歩いた所からの景色。緑いっぱいでとても気持ちがいい。いい季節に来ることができて本当に良かった。

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ここに住むジェレミー兄弟は3人共ランニングを毎日のようにしていた。私たちは日中のほとんどを家の中でブログや動画編集、今後のルートやビザについてパソコンやタブレットを使って作業をしていた。そんな様子の私たちを見て、「天気がいいんだ、外に出なきゃ」と何回も言われてしまった。もっともである。私たちと育った環境がまるで違うんだなと思った瞬間。


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再びヴィルフランシェで

2014年4月23日 みんなで折り紙
今日は朝から、フローレンスのお兄さんの子供、2歳と3歳の女の子が面倒を見てもらいに来ていた。
お昼ご飯はみんなで2階のテラスで。食後、「そうだ、折り紙を出してみようか」ということで、まず私が鶴を折ってみる。
できた折り鶴で妹ちゃんは楽しそうに遊び、お姉ちゃんは折る方に興味を持ちゆうが教えてあげる。そしてお母さんにも私が教えてあげる。お母さんもカメラを持って来て、お姉ちゃんが完成したところをパチリ。お姉ちゃんも、なんだかゆうもとても楽しそう。

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午後はこの先アウトドア用品が手軽に手に入りにくくなるかもということで、アウトドアショップへ買い物。レーサーパンツや靴下を購入。

夕飯の後、フローレンスとお母さんが鶴の降り方の動画を撮りたいと言うので、私の折り紙をする様子を撮ってもらった。撮り終わると、お母さんもフローレンスも鶴を何度も何度も折ってマスターしたようだった。お母さんは折り紙付きの教本を持っていたので、それを見ながら私たちも鶴意外のものを折ってみたり。小学生くらいの時はよく折っていたのにすっかり忘れてしまっていた。お母さんもフローレンスも日本の文化に興味を持ってくれていてうれしいばかり。


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(翌朝、今晩みんなで折ったものが棚に並べてあった)
2014年4月24日  とろけるディナー
今日の仕事は日本へ郵便を送ること。今回は今まで使用していたマットとお土産を送る。
郵便局に行ってみて、マットが梱包できるサイズの段ボールがなかったので、ホームセンターから不要の段ボールをもらって来て工作。重さは予想をうわまわって、3kgほど。郵送代は60ユーロ!う〜ん、高い!受付のおじさんまで「高いね!」なんて言っていた。
ディナーは私たちに毎回郷土料理をごちそうしてくれる。最終日の今夜は、私たちは初めて知ったラクレットというチーズ料理。チーズを専用のオーブンで温め、トロトロになったらじゃがいもやハムにかけて食べる。シンプルなものだけれど、チーズと他の素材がマッチしてとてもおいしかった。

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それから毎回食後にはお皿を一通り片付けてデザートを出してくれるのだった。ここはとってもあたたかい家庭で、毎日私たちを幸せな気分にさせてくれた。言葉はけして完璧に通じなくてもそう感じることができた。トムファミリー、大変お世話になりました!Merci beaucoup!ぜひ日本に来てください!

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(右上:私達に用意してくれた部屋にはクッキーやお水、お花も置いてくていた)

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ジークフリート線を越えて、たこ焼き

2014年4月17日~22日 ザールブリュッケン滞在
17日の夜からドイツのザールブリュッケンに向かった。
この町で大学時代の友人が指揮の勉強をしているので、ちょっと足を伸ばしてみたのだ。

ヴィルフランシェからは、一度リヨンに出た後、TGVを使ってストラスブールまで移動。その後ローカル線とバスを乗り継いでザールブリュッケンまで向かう。
TGVは時速500㎞オーバーの世界記録を持っているので、どれだけ速いのだろうと期待していたのだけど、専用線区間でないと速度は出せないので、日本の在来線特急のような感じだった。乗り心地や揺れも日本の新幹線とあまり変わらない。(=つまり快適でした笑)

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6時間後、ようやくザールブリュッケンに到着。友人と久々の再会。
ドイツに来たのでせっかくならビールとソーセージが食べたいとわがままを言わせてもらって、近くのバーに連れて行ってもらった。ザールブリュッケンに留学している他の音楽仲間も集めてもらって、初日から大人数でワイワイとビールを飲む。各町や店ごとに地ビールがあったり、さすがドイツといった感じ。ビールはどれも美味しくて、おつまみもカレー風味のソーセージが美味しかった。

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翌日は、彼が指揮する聖歌隊の演奏を聞きに、電車で2時間ほどあるオーガスハイムの町まで行ってきた。由緒ある教会で、響きも豊か。その聖歌隊の代表(オーガスハイムの元首長)さんが僕のことを見て「彼はメキシコ人じゃないのか?」と質問してきたのには笑ってしまった。
・・・外人説が未だに燻っています(笑)

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(左下:「彼はメキシコ人じゃないのか?」と言った市長候補のハインツさん)

戻って翌日は、ザールブリュッケンにお住まいの写真家・山本さんに、近くにある第二次大戦の遺構を案内していただいた。二次大戦時、フランスとドイツの国境があったこの場所には、数多くの遺構がある。
現実の遺構を目の前にすると、過去と現在が繋がっていることを実感する。
今は平和なフランスとドイツだけど、歴史に翻弄されてきた複雑な事情が見え隠れする遺構群。
特に第二次大戦の戦史に興味がある僕にとってはとても有意義な体験だった。

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(左上:マックで作戦会議。左下:一方通行の看板の中にある棒を持ち去ろうとする人(シールがあるらしい))

その夜は、なんとたこ焼きパーティ。お菓子を焼くための道具を転用し、たこ焼きを焼く友人。
久々に日本酒も頂いてしまってもう大満足。やっぱり日本酒はおいしい!
貴重な日本酒、本当にありがとうございました!

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すぐ近くにある独立国ルクセンブルグにも足を伸ばす。
日曜日だったため、お店が閉まっていたのが残念なのだけど、世界で最も裕福な国を垣間見ることができて満足。おいしいラーメン屋があるらしいのだけど、この日は足を伸ばせず…残念。

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最終日にもおいしいベルギービールのお店に連れて行ってもらって、しこたま飲んでしまった…。

旧交を温め、新しい出会いもあり、音楽にも触れて、土地の食事(特にビールだけど笑)を楽しめたドイツ滞在。「ザールブリュッケンだけの滞在ではドイツに来たことにならない!」なんて言われてしまったけど、大満足の滞在でした笑

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(左上:愛犬リッキーとファビアン 右上:劇場でオペラを鑑賞。この劇場、例のヒゲチョビさんが建てたらしいです。左下:ザールブリュッケンのメインストリート。)

※ドイツでお世話になった方々
ドイツ滞在中ずーーっとお世話になってしまったピアニスト・ルミさんと日本語ペラペラのファビアン
ドイツ現代史について詳しく、ユーモアあふれる語り口の写真家の英人さんと歌手のりこ夫人
いつも場を盛り上げてくれたムードメーカー、オルガニスト・えりさんとファゴット奏者のさゆりさん
そして、5日間も時間を割いてくれた大学時代の友人、やなぎ
本当にありがとうございました!


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フランスでのんびりと

2014年4月14日~16日 Villefrancheでの日々
17日にドイツにいく用事があり、それまでの間Villefrancheのトム宅に泊めてもらうことにした。
一度リヨンに行ってアウトドア用品を買ったり、散歩したりしたけど、基本的にはのんびりさせてもらった。

毎日のようにおいしいフランス料理を作ってくれる。

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(キッシュやクレープ、そしてもちろんボジョレーのワイン)

申し訳ないので、一度僕達も手巻き寿司を作ってごちそうした。
事前にスーパーに行って、日本食材が売っているか確認。あいかわらず「SUSHI」ブームのようで、SUSHI RICEだとかいろいろ売っていた。

手巻き寿司は簡単だし、食卓に並べた時に見栄えもいいからおすすめだ。

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(余っていた味噌を使って鍋を作ってみたのだけど、ちょっと味噌が足りず、よくわからないものになってしまった。。)

リヨンには電車で向かった。
フランスの電車代は高くて、ものの30分位の乗車時間なのに、正規料金だと片道7ユーロもしてしまう。日本だったら30分乗っても3~400円くらいだろうから、3倍もしてしまう。もっとも往復券だとか周遊券だとかの特別切符はかなり安いらしい。(今回はわからなくて使用できず。)

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最近、キャンプの際に腰が痛くて、新しいエアマットが欲しかった僕は、ちょっと高いけど良い物が売っているという、AU VIEUX CAMPEURという店を教えてもらって行ってみることにした。

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(リヨンのアウトドア専門店。豊富な品ぞろえで何でも揃う。)

この店、それぞれの専門分野にわかれて店舗を出していて、とにかく品揃えが豊富。日本の神保町界隈のアウトドアショップの比ではない。とにかく専門性が高くて、びっくりしてしまった。

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(中段左:衛星携帯電話までも売っている。日本でアウトドアショップで衛星携帯電話が売っている店はおそらく無い。そこまで必要とされない、なんてこともあるけど、トータルで冒険に必要なものをここまで扱っているという信頼感がとても高いショップだった。)
下段:世界各国のマップ、ハイキングマップ、ツーリングマップ、ガイドブックなどもずら~~っと網羅。)

お目当てのマットを購入した後、お昼にラーメン屋に入ってみることにした。
海外を旅してなぜラーメン、なんてよく聞かれるけど、なんだかんだで結局日本食が大好きだし、自転車で走っている時はまず日本食なんて食べないので、都市に滞在するときこそ、日本食レストランに向かってしまう。

こちらのラーメン屋さん。日本で修行したというNIIKOさんが経営している。リヨンに40年以上住んでいるという日本人の方で、今までにも寿司屋などを経営して大成功したとのこと。ちょっとあきてしまったので今はラーメン屋をやっているとおっしゃっていた。ついつい長話をしてしまったけど、リヨンに橋本龍太郎が来た時に弁当を出したとか、いろいろ興味深い話を聞かせてもらって楽しかった。

Goramenのウェブサイトはこちら http://www.goramen.fr/index.php

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川沿いをゆっくりと

2014年4月11日 やっぱり野宿は不安
昨晩、野宿中、若者に見つかってしまったため、緊張しながら眠りについたのだけど、明けてみれば何事もなくてホッとした。都市圏での野宿はとにかく人に見つかることがなによりも怖い。

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(野宿場所。道路に割りと近いのでちょっと不安でした。)

さて、今日も北上しリヨンを目指す。昨日と同じローヌ川沿いを時にはサイクリングロードを、時には国道を通って北上していく。景色はさほど変わらず、町並みも特別きれいではない。
だけど、とにかくのどかで、平穏で、ゆったりとした時間が流れるこの地方がなぜか心地良い。

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(右:バゲットとワインサラダの昼食。とても安いのだけど、この風景の中食べれば最高のランチ)

昨日以上にローヌ川沿いのサイクリングロードが心地よい。どこまでも走っていられるようなそんな道だ。

昨日の野宿で、「もう野宿はしばらくいいや」と思った僕たちは、ちゃんとしたキャンプ場に泊まることにする。中規模の町、ヴァランスの手前にあるキャンプ上にチェックイン。
キャンプ場はがらがらでほとんどのスペースが空いている。二人と自転車を含めて11ユーロ。電源を使わせてもらったから、それを除けばもっと安いかもしれない。
シャワーも快適だったし、無理に野宿する必要はないかな?

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2014年4月12日 ローヌ川沿い最後のサイクリング
朝ごはんをしっかり食べていたら、出発時間が大幅に遅くなってしまった。
今日も変わらずローヌ川沿いを北上する。
ただ、この先、南米で知り合ったトム&フローレンス夫妻の自宅に泊めてもらう関係で、明日は電車で移動することにして、今日は走れる限り走ることにした。

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(ぶどう畑の中を走る)

夕方、お目当てのキャンプ場に到着。ちかくのスーパーで買い物を済ませた。
フランスに入ってからは、特にスーパーでの買い物が楽しい。食材も新鮮でよりどりみどり。
彩がフランスに移住したいと言っていた気持ちがよくわかる。

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(広い区画にポツリとテント・・・)

フランスのキャンプ場はすべて政府によって格付けされている。といっても悪い意味ではなく、「こういう設備が整ってますよ」というレベルのゆるやかな格付け。その証拠にこの日泊まった宿は、昨日よりランクの一つ上三ツ星キャンプ場だったにもかかわらず、値段は3ユーロほど安かった。
多くの区画に毎度おなじみキャンピングカーがずらずらっと並んでいる。
ヨーロピアンにとって、このキャンピングカーでの旅というのは本当にメジャーなアクティビティらしい。毎日、本当に多くのキャンピングカーとすれ違う。

さて、この今日の夕食はなんとお好み焼き。
なんでこんなものを持っているかというと、マドリードに滞在している時に、母の合唱団メンバーの方からごそっといただいたのだ。
青のりからオタフクソース、かつお節、お好み焼き粉…。完全に日本のお好み焼き。
大量に買ったキャベツを消費しきれなかったけど、大満足のディナーでした。

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(大量に持っている日本食材。嬉しいけど重量を少しでも減らしたい・・・。嬉しい悲鳴というやつ?)

2014年4月13日 トム&フロとの再会
南米で知り合ったトム&フローレンス宅は、リヨンから北に40kmほど離れたVillefranche sur saoneという場所にある。以前はボジョレー地方の州都で、現在はボジョレーワインの主要な集積地となっている町だ。

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(左:朝、キャンプ場を出る際、隣に泊まっていたドイツ人夫婦からチョコを貰ってしまった。右:おじいさんと孫)

朝早めに起きてパスタをかきこんで出発。
北に20kmほど行った場所にあるSNCFフランス国鉄の駅を目指す。
自転車移動と電車移動の境がほとんどないのがヨーロッパの特徴。
ストレスが溜まる要素がほとんどなく、スムーズに電車に載せられる。
ほどなくして列車が到着。1時間ほどでフランス第二の都市リヨンに到着した。

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そのままVillefranche sur saoneに移動、事前に聞いていた住所に向かう。
電車から降りるとき、デッキスペースに一緒に乗ってたおじさんが、
「餞別だ。幸運を!」と10ユーロも渡してくれた。

villefrancheの町に入り、家がわからずうろうろしていると、恰幅のいい女性が話しかけてくれた。
この人が実は、トムのお母さん。広い庭と手入れされた花々、絵に書いたようなフランス郊外の家、といった印象だ。トムとフローレンスはまだ帰宅していないようなので、しばらくジュースなどをいただき、休ませてもらった。

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(緑が美しいトムのご実家)

6時頃、ようやくトムとフローレンスが帰宅。ウシュアイア以来1ヶ月ぶりの再会だ。
当たり前だけど、自転車ウェアではなく普通の服を着ている。
「なんとなく違和感を感じちゃう」っと話したら、みんなも「そうだよね」と笑いあった。
南米の南端の厳しい環境で出会ったのに、今はこんなにも快適な環境で再会している。
人々の繋がりに幸せを感じます…。

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夕食は、クレープ。知らなかったのだけど、クレープはフランス料理でノルマンディー地方が発祥だそうだ。おかずがクレープ、というのは初めてだけど、とてもおいしくて幸せ。
しばらくここにお邪魔することにする。


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ヨーロッパに慣れはじめ?

2014年4月8日 ジローナ(スペイン)
プチリゾートホテルを出発した僕たちは、そのまま国道を北上してジローナに向かう。
スペイン国道は路肩があったりなかったり。車はみんな大きく避けてくれるので、親切なのだけど、やっぱり路肩がないのは怖いかな。まぁでも日本もほとんど路肩はないのが当たり前だし。自転車フレンドリーな世の中になるといいのに。
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今晩は、自転車乗りのためのホスティングサービス「WarmShowers」で見つけたEdgar宅に宿泊。
世界中の自転車旅行者が空いている部屋や自宅の庭を無料で提供してくれる。ヨーロッパはこのサービスを上手に使うとかなり安く旅を続けられる。ただし、もちろん相手の合意があってのこと。泊まりたい日が忙しかったりすれば、断られることもある。自転車旅行は事前に正確な到着日を決めることがとてもむずかしいから、嬉しいサービスだけど、使いこなすのは難しいかもしれない。

さて、無事到着したジローナは予想以上に大きな町で、旧市街が城壁に囲まれ、聖堂もたいそう立派なものだった。

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(左:彩がおばちゃんに話しかけられた。なんでもご子息が自転車旅行をしているそうだ。右:ヨーロッパではよく自国の国旗ではなく、地域の国旗を掲げていることが多い。アイデンティティが国より地域にあるようだ。)

Edgarのアパートは聖堂のすぐとなり。旧市街地の真ん中にあった。残念ながら?部屋は最上階。荷物を全部はずして運びこむのには苦労したけど、そんなことは大したことじゃない。Edgarは以前、スペインからアジアまで自転車で旅をしたようで、部屋にはチベットのタルチョ(旗)や写真が飾ってあった。
Edgarと彼女のBetが夕食を作ってくれた、夜は自転車旅行の話で深夜2時位まで盛り上がった。

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(愉快なEdgar&Betカップル、お礼に折り鶴をプレゼントした。)

アヴィニョン(フランス)
ジローナからは電車でフランス中部の都市アヴィニョンに向かうことにした。
マドリード以降、頻繁に電車を使っているのは、今後のスケジュール調整のため。今年の12月にネパールに到着したい僕たちは、そこから逆算し今のスケジュールを組んでいる。トルコに6月に到着したいので、「電車を使えるうちは使っておこう!」とちょくちょくショートカットをしている。おそらく中欧まではこんな感じでハイブリット旅行になるだろうな。ヨーロッパは電車に乗りやすいのでとても助かる。

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(ヨーロッパ鉄道は、自転車積載スペースが用意されている。フルパッキンの自転車もこの通り。)

ジローナから乗った電車は、スペインとフランスの国境直前の駅Portbouが終着駅。駅を降りて地中海沿いのきれいな道を進む。
海岸沿いは断崖絶壁で、どちらかといえば峠を超えているような感じ。1時間ほどで無事フランス側最初の駅Cerbereについた。ここからまた電車にのり、アヴィニョンを目指す。4時間の乗車時間は長かったけど、車内は快適であっという間に到着。予約してあったバックパッカーズホステルに泊まる。ひとり16ユーロ。フランスに入ってから宿代がぐんっと上がってしまった。
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アヴィニョンはローマ教皇が一時住んでいた場所。(世界史で習ったような気がする。)城壁に囲まれた町で、旧市街は見どころが多いらしいのだけど、天気が悪いこともあって、あまり良い印象がない町になってしまった。
スーパーに入ってみたけど、値段はスペインの1.3倍ほど。これからが大変。
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2014年4月9日~4月10日 自転車移動再開(フランス)
アヴィニョンからは自走で北上し、リヨンを目指すことにした。というよりは、最近あまりにも自転車に乗っていなくてちょっとうずうずしていた、というのが正しいかもしれない。電車に乗ろうと思えば乗れるのだけど、やっぱり自転車で走ろう、ということになった。
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ローヌ川沿いの道を北上する。道沿いには古城が多くあって、日本とは別世界。古城があるたびにカメラを出して写真をとったりしている。南米とは違い、ヨーロッパは、ある都市に向かうルートが多すぎて、どのルートを走るべきか迷ってしまう。
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(至るところに古城があるローヌ川沿いの道)

このローヌ川沿いには長いサイクリングロードが整備されているのだけど、時々そのサイクリングロードも途切れたりするから、あっちにいったりこっちにいったり、でなかなか距離が稼げない。それでも60kmほど走った場所で野宿をすることにして、スーパーで買い物をした。フランスのスーパーはスペイン以上に品数豊富。特に海産物が豊かで、氷を敷いた台にずら~~っと魚や貝、エビなどが並んでいる。、
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(さすがフランスともいうべき、豊富な品ぞろえ)

野宿をするのは、いつ以来だろうか、パタゴニア、フエゴ島以来かな。
ああいう自然豊かな場所で野宿するのはあまり気にならないのだけど、ところどころに人々が住んでいる普通の国、普通の地域で野宿するのはちょっと怖い。怖いというのは、人間に襲われるという意味で怖い。
この日も絶対見つからないであろう奥まった場所にテントを張ったのに、就寝前に2組のフランス人に見つかってしまった。特に2回目のフランス人は若い男性3人組。偏見があるわけではないけど、若い男性3人組に見つかるというのは、警戒するには十分すぎるほどの材料だ。
というわけで、夜11時にテントを撤収し、別の場所にテントを貼り直した。
野宿は結構大変なのです。
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(右:翌朝の朝ごはんはこんな感じ。)


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