実はさやさんはお医者さんでしかも英語も堪能。「antibiotic 抗生物質を飲むと早く治るんだけど」と教えてくれたけれど、あいにく私たちは持ちあわせていなかった。すると、さやさんは近くにいた英国人に聞いてくれた。 「antibio持ってない?」 「持っているよ、もう僕らは下山するだけだからあげるよ。ちょっと待ってて!」 ラッキーなことに抗生物質を手に入れることができたのだ。Thank you so much !!
思ったより早く着いた Mong La モンラでお昼休憩。そのガイドさんにおすすめしてもらった宿に行ってみたけれど、ご飯は高かったのでワイワイを食べて Black Tea だけ注文。オーナーの男性はちょっと気品のある方で、向こうから私たちのルートを尋ねて、おすすめのビューポイントを教えてくれてとても親切にしてくれた。
今日の行程は長く感じたけれど、Machermo マッツェルモに無事到着。ここは大きな谷間で、宿が10軒近くもある。なるべく先のほうの宿にしようと橋を渡り進んでいくと、、岡さんが石垣から顔を出して手を振ってくれていた!数時間前に二人で「岡ちゃんと今日くらいすれ違うんじゃないかな」と話していたのだった。岡さんはゴラクシェプで会ったあと、ナムチェまで下らずCho-La La チョラ・パスを越えてゴーキョに行き、今日ゴーキョから下ってきたようだ。せっかくなので同じ宿に宿泊。
宿:Lake SIde Lodge(部屋代無料!) 本当に湖のすぐそば。早く到着できたので、角部屋で眺めの良い部屋にしてくれた。ちょっとだけ日本語を話すスタッフがいて、日本人を歓迎してくれる雰囲気だった。宿代ははじめ「200ルピー」と言われたが、「友達がすすめてくれてフリーだと言っていた」と伝えたら無料にしてくれた。夜中もそれほど冷え込まず、いつも通り寝袋に毛布を一枚かければ十分だった。
昨日、ゴーキョピークに登るまで迷っていることがあった。この先の Cho Oyu チョー・オユー方面に進むと、エベレストが上から下まで一望できるビューポイントがあり、何人かの宿のスタッフからおすすめされていた。しかし、私たちはゴーキョピークからの景色に大満足して、「有終の美」となった感はあったので、あとは下ることにした。